欧州サッカー界ではタトゥー(入れ墨)を入れる選手が多いが、スペインリーグのレアル・マドリード所属でポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手は、一切入れていない。その理由を「献血できなくなるから」と話している。 日本赤十字社は、タトゥーをした人が献血すると重篤な感染症を引き起こすおそれがあると指摘した。 日本では6か月以内にタトゥーを入れた人は献血できない ロナウド選手は毎年2度の献血をしており、そのためタトゥーを入れていない。過去に欧米メディアが報じていたが、2016年6月24日現在開催中の「UEFA欧州選手権(EURO 2016)」の報道でも、ロナウド選手の姿勢が改めて注目を集めている。 なぜタトゥーがあると献血ができなくなるのか。日本赤十字社(日赤)血液事業本部の担当者は、J-CASTヘルスケアの取材に対し、以下のように答えた。 「入れ墨を入れる際に、血液の付着など消毒が十分に行