これまで"表計算ソフト"と"プレゼンソフト"でOffice for MacとiWorkの対決を行なってきたこの「Mac定番ソフト十番勝負!」。今回は趣向を変え、4本のIM(インプットメソッド、日本語入力ソフト)をチェックする。取り上げるのは、Mac標準の「ことえり」、日本語入力の雄「ATOK」、新興勢力の「Google日本語入力」、Macユーザーに愛されてきた「かわせみ」の4本だ。 Mac OS X標準の日本語入力機能「ことえり」 「ことえり」の歴史は古い。まだMacがOS Xになる前の時代、「漢字Talk7.1」から登場したIMだ。初期は辞書の単語数が少なく、変換効率が悪くて使い勝手に不満を感じるユーザーが多かったが、徐々に改良を重ねられていった。現在のバージョンは4.4。AI変換なども採用しており、変換効率は大幅に向上している。 日本語入力ソフトの雄「ATOK」 日本語を扱う上で「AT