せっかく読んだ本。その内容を自分の身にするにはどうすればいいのか? 対談編に続き、実践的読書法を解説します。A、B、C、Dに対応した手法を紹介しましょう。 忙しいビジネスパーソンにとって読書に使える時間は限られています。だからといって、多くの本を手当たり次第に読みついでいくのは、費用対効果の面で疑問符がつきます。ここでいうところの「費用」とは、お金ではなく時間。本を読むのにかけた時間分の、あるいはそれ以上の効果を得ることを目指したいものです。 →対談編はこちら そのためには、本を読む前に、その本からどんな情報を引き出したいのか、あるいは自分の行動のどのように改めたいのか、といった目的を明らかにしておくことが欠かせません。 目的が明確になれば、あとは行動あるのみ。次の2つのアプローチが考えられます。 目的に沿わない個所は読み飛ばすことで、時間コストを下げる 目的に沿う個所はじっくり読み、必要