タグ

ブックマーク / zen.seesaa.net (16)

  • メディア・パブ: ソーシャルWebの台頭により企業サイトが目的地でなくなる

    インターネット上のトラフィックの流れが変わってきている。 Google Trendsで,主要サイトのユニークビジター数のトレンドを眺めてみた。過去2年半の間で,主要Webサイトに世界中から訪れるユニークユーザー数がどう変化しているかを調べてみた。 以下のグラフより,企業サイト,メディアサイトそれにポータルサイトも,ユニークビジター数が減る傾向にある。ネット調査会社のデータでは,必ずしもこれほどまでユニークビジター数が下降していないが,伸び悩んでいるのは確かである。一方で有力なソーシャル系サイトは,たとえばFacebookやTwitter,Tumblrなどの勝ち組サイトは,もの凄い勢いでユニークビジター数を増やしてきている。 どうもユーザーが,企業サイトやメディアサイトをデスティネーションサイト(目的地)と見なくなっており,それに代わってソーシャル系サイトに向かっているようだ。 ●企業サイト

  • メディア・パブ: 新聞社サイトもオープンプラットフォーム時代へ、英Guardianが挑戦

    英Gaurdianのオープンプラットフォームは,将来の新聞社サイトを先取りする挑戦として見逃せない。 新聞社サイトの開放(オープン)化は一昨年あたりから盛んになってきた。ユーザーを囲い込む閉鎖的(クローズ)なサイトには、若いユーザーが敬遠するようになっているからだ。そのオープン化の流れの中で、オープンプラットフォーム化がニュースサイトでも昨年から芽生え始めている。 API (Application Programming Interface)を介して,ニュースサイトの自前コンテンツを外部に開放する動きである。その動きで先行したのが,BBC,NPR (National Public Radio),それにNYT(New York Times)の各サイトである。中でも注目されているのが,NYTのAPI(The Article Search API)である。 そして,オンラインサイトの先進性でNY

  • メディア・パブ: フェースブック,画期的広告手法の件でついに謝罪

    Facebook CEOのMark Zuckerbergは,同社公式ブログ上で,Facebook AdsのBeaconの件で謝罪した。 まず,冒頭で悪いことをしたと全面謝罪した。We simply did a bad job with this release, and I apologize for it. While I am disappointed with our mistakes, we appreciate all the feedback we have received from our users. I'd like to discuss what we have learned and how we have improved Beacon. Beaconを採用したのは,Facebook外での行動も友人同士で共有するためで,多くのユーザーが望んでいると信じていた。運用

  • メディア・パブ: 絶頂のフェースブック,画期的広告手法が落とし穴に

    絶頂にいたFacebookが,大きな危機に直面している。同社が始めたBeacon採用のFacebook Adが,各方面から連日,猛烈な非難を受けているからだ。 Facebookと言えば,今年,米国で最も輝いたネット企業である。CEOのMark Zuckerberg(23)も,2007年で最も話題になったネット創業者としてもてはやされてきた。 それもそのはずだ。今年5月24日に発表したFacebook Platformは,まさにGoogleキラーと称されるほどの衝撃をもたらした。これからのインターネットアプリケーションのプラットフォームとして浮上してきたからだ。サードパーティへのプラットフォーム開放の効果は抜群である。実際,登録アプリケーション数が先ほど1万点を超え,12月4日現在(日時間)1万18に達している。 そしてFacebookは第2弾を打ち上げる。11月6日に画期的な広告プラット

  • メディア・パブ: Googleの“OpenSocial”の全貌が明らかに

    Googleが,SNS向けのオープンプラットフォーム“OpenSocial(オープンソーシャル)”の全貌を先ほど公開した。Googleキャンパス内で夜中にキャンプファイヤーを囲んで,OpenSocialの説明会が開かれた。その時の模様が,以下のビデオである。 OpenSocialの特設ページが開設されており,そこには共通APIドキュメンテーション(OpenSocial API Documentation)や関連資料(Articles)が用意されている。 APIを利用したソーシャルアプリケーションを,とりあえず同社のSNS“Orkut”向けに作ってみることを勧めている(Build social applications for Orkut)。そのOpenSocial API を使ったアプリケーション例として,音楽ネットワークiLikeが掲げられていた。iLikeといえば,Facebookアプ

  • メディア・パブ: 激変する広告業界,今後5年間のシナリオは?

    広告業界は激動の時代に突入したようだ。過去50年間の変化を上回る地殻変動が,これからのわずか5年の間に,広告業界に訪れるとIBMが予測している。 “The End of Advertising as We Know It”というタイトルのレポート(Executive SummaryのPDF)を,IBMが公表した。これまでの広告モデルが終焉すると主張している。このレポートの中で,今後5年間に繰り広げられるであろうシナリオを占っている。 明らかに広告の主流は,マス相手の伝統的な広告から,個人相手のターゲッティング広告へと移り始めている。広告枠の透明化と,その売買のオープン化も進みそうだ。企業は,広告料金が“インプレション(impressions)”ベースから“リアルインパクト(real impact)”ベースにシフトすることを要求している。つまり視聴率やページビューではなくて費用対効果を厳しく

  • メディア・パブ: 企業サイトがソーシャルメディアになる

    1年ほど前に,「Web2.0時代の企業ニュースリリース,ソーシャルメディア向けに発信を」とのタイトルのエントリーを書いたことがある。これからの企業PRは,マスメディア向けのプレスリリースだけではなくて,ソーシャルメディアを介して消費者に向けてメッセージを発信すべきとのことであった。そのために,ソーシャルメディア向けのニュースリリースを用意する企業が出始めている。 この流れでいけば,企業サイト自身もソーシャルメディア化すべきであろう。格好の事例を見つけたので取り上げてみた。米国の建設会社Leopardo Construction のホームページである。トップページのタブで示されている“News Room”に飛んでみた。 その“News Room”は,ブロガーやユーザーに向けてのニュースリリースページとなっている。これまでの企業サイトの“Press Release”や“News Release

  • メディア・パブ: プロが編集したニュース 対 集合知で編集したニュース

    伝統的なメディアが提供するニュースと,読者参加型のメディアが提供するニュース。どちらのニュースに接する機会が多いだろうか? 以前なら,新聞社やTV局などのメインストリームメディアが提供するニュースに頼るほかなかった。ところが最近は必ずしもそうではない。ユーザーの集合知によって編成されるソーシャルニュースサイトが台頭してきたからだ。 では,メインストリームメディアが提供するニュースと,ソーシャルニュースサイトが提供するニュースとでは,どう違うのだろうか。例えば,NYT(New York Times)とDigg とでは,接するニュースにどれくらい違いが生じるのだろうか。それに答えるレポートが,Project for Excellence in Journalism (PEJ)から出た。 PEJは,07年6月24日から29日までの1週間,ソーシャルニュースサイトやメインストリームメディアを対象に

  • メディア・パブ: インターネットアーカイブ,テーマ別の貴重なコンテンツも集積

    米国のInternet Archive “Wayback  Machine“を以前は時折利用していたが,最近ではほとんどアクセスしなくなっていた。 NASAやスマトラ沖津波のアーカイブも そのInternet ArchiveNASAと契約し,NASAの写真1,200万点やビデオ10万時間分をオンラインで無料提供していくという。NASAは来年に50周年を迎えるそうで,記念事業の一環として実施したいのだろう。 Internet Archive は今でも頑張って,いろいろと活動しているのかもしれない。そこで久しぶりにサイトを覗いてみた。すると,Internet Archive Web チームのブログで,Asian Tsunami Archiveを紹介していた。The Singapore Internet Reserarch Centre と WebArchivist.org(Universi

  • メディア・パブ: ページビュー神話,いよいよ終焉に向かう

    サイトを評価する軸足を,これまでのページビュー数からサイト滞在時間に移していく。インターネットサイトの測定で権威あるNielsen/NetRatingsも,そのように方向転換することになった。 昨年あたりから,ページビュー数によるWebサイト評価を見直すべきとの声が日増しに高まっていた。Ajaxのような技術が普及し,またストリームメディアが増えるに伴い,ページビュー数によるサイト評価が,実態とかけ離れてきていたからだ。 最近では,AjaxやFlashなどのインターラクティブ技術に加えて,プレビュー機能,RSSフィード全文配信,Widgetの台頭など,ユーザービリティーを高める技術や手法が次々と採られるようになっている。ところが,こうした新しい技術を採用していくと,ページビューがますます減っていく。このため英ABC Electronicは昨年末に,ページインプレションの代わりにユニークユーザ

  • メディア・パブ: 米検索エンジンのシェア,GoogleとYahooの差が更に拡大

    米国ユーザーの検索エンジン利用で,この1ヶ月間だけでGoogleサイトがシェアを1.4%も拡大し,Yahooサイトが0.7%も縮小している。 comScoreが米国ユーザーの検索エンジン利用回数を調査した結果によると,2007年4月におけるGoogle検索サイトの問い合わ件数は36億回で,シェアが前月比1.4%増となった。一方,Yahoo検索サイトの問い合わ件数は20億回と,シェアが前月比0.7%減となった。 わずか1ヶ月間で,GoogleYahooのシェアの格差が2.1%も広がっている。両社の勢いの違いが浮き彫りになっている。 (ソース:comScore) :2007年の各検索エンジンの問い合わせ件数 Google Sites :36億 Yahoo Sites:20億 Microsoft Sites:7億5700万 Ask Network:3億7600万 Time Warner Net

  • メディア・パブ: Web2.0に至る流れを納得できる優れたビデオ

    このビデオは2日前にSomewhat Frankというブログで見つけて,出来の良さに感心していた。実は,そのブログよりももっと早く,日のPOLAR BEAR BLOGさんが紹介していたようだ。 米国のブログ界隈では,口コミで瞬く間に評判になっている。すぐに,このビデオはTechnoratiの Popular Youtube.com Videosで1位にランクされており,またビデオを紹介したSomewhat FrankのブログエントリーはDiggの技術部門ニュースのトップに躍り出ていた。 *Tchnorati(クリックで拡大可能) *Digg 4分少々の短いビデオながらWeb2.0に至る流れをうまくまとめた秀作である。カンサス州立大学文化人類学科のMichael Wesch 助教授が制作しており,"The Machine is Us/ing Us" というタイトルからも分かるようにメッセー

  • メディア・パブ: GoogleがPay-Per-Action広告に本腰,アフィリエイト市場も浸食狙うのか

    GoogleがPay-Per-Action (PPA)広告に乗り出す。アフィリエイトサービス市場に大きな影響を及ぼしそうだ。 同社はこのほど,PPAベースのAdWords広告のベータ版を立ち上げた。現在は,米国の広告主のみのテストサービス。 これまで,AdWordsにしろAdSenseにしろ,同社の広告サービスはPay-Per-Click(PPC)がベースであった。ユーザーのクリック(広告主サイトにアクセス)回数に応じて広告料金が払われていた。新たに選択メニューとして加わるPPAでは,ユーザーが広告主サイトに飛んで,購入とか登録などのアクションに至った場合のみ,その回数に応じて広告料金が算出される。たとえば,ユーザーがアンケートに答えると広告料1ドル,購入すると5ドル,といったふうに広告主が支払う広告料金を設定できる。 Googleとしては,既存のアフィリエイトサービスよりもきめ細かくコン

  • メディア・パブ: Web2.0的トラフィックの実態,「メディア・パブ」のアクセスログより(その1)

    前日のエントリーで,メディアサイトに紹介されたブログがどのような影響を受けたのかを簡単に説明した。良い機会なので,Web2.0的トラフィックについて,この「メディア・パブ」を例に,少し掘り下げて調べてみることにした。ブログのトラフィックデータは,あまり出ていないようなので,ここでは,できる限りさらけ出すことにした。 私のブログはseesaaのサービスを使っているが,幸い,過去に遡って,毎日のアクセスログ・データを見ることができる。そのデータを基に分析してみた。RSSリーダーの登録数については,Bloglines,はてな,livedoorsが公表しているので,そのデータを利用した。ただし最新の登録数しか分からないので,過去データはおぼろげな記憶に頼らざるえなかった。 まず,メディア・パブのアクセス数(ページビュー)であるが,過去2年間の推移は次のようになる。 最新のアクセス数として,昨日のデ

  • メディア・パブ: Web2.0的トラフィックの実態,「メディア・パブ」のアクセスログより(その2)

    前日のエントリーの話を整理するとこうなる。 メディア・パブに訪れるユーザーは,9割近くを占める固定読者(リピーター)と約1~2割の非固定読者からなる。固定読者は主に,ブックマークやRSSリーダーを利用している。ブックマークを利用する固定読者は,ブログのトップページからアクセスする。一方,非固定読者の多くは,ニュースアグリゲーター,ブログ,検索エンジン,SNSなどのWeb2.0的サイトから来訪しており,これから急増しそうである。こうした新規読者のアクセス先は,ほとんどがブログのエントリー単体ページとなる。 メディア・パブのアクセスログを見ていると,最近の主要なアクセス元は次のように分類できる。 1.ブックマーク(お気に入り) 2. RSSリーダー/パーソナライズドページ ・Bloglines ・はてな ・livedoor ・My Yahoo など 3.ブログ/ブログランキング ・影響力のある

  • メディア・パブ: WikipediaもGoogleとwin-win関係に

    WikipediaGoogle Co-opのContributorに加わることになった。 検索結果の質を高めるためのプロジェクトであるGoogle Co-opは,技術,ヘルス,トラベルといった特定分野から着手している段階である。このため,Contributorとして参加しているメディアも,大半が技術,ヘルス,トラベル関係となっている。 早速,Wikipediaをsubscriptionとして登録してみた。657人目の登録者であった。下の画面は,私の登録履歴である。(クリックで拡大可能) その後,Google Search(英語版)で,Dalai Lama(ダライ・ラマ)を検索してみると,次のようにWikipediaがトップ位置に表示された。Dalai Lamaを紹介したWikipediaのページに直ぐに飛べる。 次に,技術用語のwifiを検索してみると,検索結果のトップ位置にdiggが現

  • 1