この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注によって参照されておらず、情報源が不明瞭です。脚注を導入して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2019年10月) 利他的行動(りたてきこうどう、英: Altruism)は、進化生物学、動物行動学、生態学などで用いられる用語で、ヒトを含む動物が他の個体などに対しておこなう、自己の損失を顧みずに他者の利益を図るような行動のこと。理想的には、利益は適応度で計られる。行動の結果だけで判断され、目的や意図は問わない。利他的行動の進化は動物行動学などで長く議論の対象となっている。利己的行為の対義語としても用いられる。行動の進化の文脈では、同じ意味で協力行動(Co-operation)が使われることもある。 行動の分類[編集] ハミルトンは適応度に与える効果によって行動を次の四つに分類した。 利己的行動-行為者が利益を得、被行為者がコスト
このエントリを書こうか書くまいかためらっているうるに、なんとなく書かなくなりそうな感じがして、それはそれでいいかなと思うものの、まあ少し気楽に書いてみるかな。おそくらほとんどの人にとってそれほど関心のないことだろうし、そういう話題を扱うのがこのブログだしな、と。さて、結論からいうと、「我思う故に我有り」は誤訳だとは断言しづらい。また、「思う」じゃなくて「考える」だとかそいうレベルの話でもない。 このことが気掛かりになっていたのは、先日の「極東ブログ: ウォーレン・バフェットのありがたいご託宣」(参照)で取り上げたコラムの標題"Buy American. I Am."をどう訳すかということだった。コメント欄でいろいろご示唆をいただいたけど、正直なところあまりピンと来なかった。来ない理由は、なんとなくこの英語の意味を、ちょっと変な言い方だけど、自分の英語処理脳でなんとなくわかっている部分があり
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界 (中公新書) 作者: 堂目卓生出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/03/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 169回この商品を含むブログ (114件) を見る 『国富論』や『道徳感情論』を翻訳ですらまともに読んだことない無教養な人間にとってはとてもためになる本だった。内容については、 ここで描かれたスミスは、個人の利益追求絶対者でもなく、急進的規制緩和論者でもなく、市場原理主義者でもなく、経済成長論者でもなく、富国論者でもない。人類の存続と繁栄を希求し,時々の政策課題に真摯に対応し、現状にたいして熱狂も絶望もしない等身大の人間に幸福の境地を見たスミスといってもいい。 という赤間道夫氏の評が簡にして要を得ていよう。 特に印象だったのは、「富」を目指す「弱い人(小人・俗物)」と「徳」を目指す「賢人(君子)」との二元論に
どうも、ご無沙汰です。 実はこの夏に結婚することになりまして、引越しその他準備に忙殺されておりました。というかまだしばらくわたついております。豊かな対幻想の構築に向けて鋭意努力する所存であります。 結婚も地獄のなんとかという話も多いですが、ネットあるいははてな界隈では 「地獄への道は善意で舗装されている」 というアフォリズムが特に人気があるように感じます。「モヒカン文化」とも関係あるのかもしれません。 例えば、こちらとか。 白雪姫にしろカチカチ山にしろ、確かに人を騙す時に悪意を丸出しにするわけはなくて、毒リンゴやババ汁はたいがい善意にコーティングされていると。 それは一面そうなんですが、一方善意によって白雪姫は生かされるし、狸も退治されるわけです。 「沈黙の艦隊」のラストでベネット大統領は海江田の「人間は悪意より善意が上回っているか?」という問いにYesで答えますが、リアリストのベネットに
先日、ウエイン・W・ダイアーの「ダイアー博士のスピリチュアル・ライフ」(参照)をざっと読んだとき、そのなかに「逆説の十戒(The Paradoxical Commandments)」が出てきて、しばらく考えこんだ。 「逆説の十戒」は多少なりとも良心的な教養のある英米人ならそらんじているとまではいえなくても、たいていは知っているものだ。あるいはなんとなく壁に貼ってあったりする有名な教えだ。旧約聖書のモーセ十戒にちなんで十戒になっているが、逆説(パラドキシカル)とあるように合理的ではない不合理な教えだ。有名なので英語版のウィキペディアにも項目がある。日本語の項目はないので試訳を添えておこう。 People are illogical, unreasonable, and self-centered. Love them anyway. (人は論理的でも合理的でもなく自己中心的なものだ。それはそ
愛読してる極東ブログで先日この本が紹介されていた。 極東ブログ: それでもなお、人を愛しなさい 人生の意味を見つけるための逆説の10カ条(ケント・M・キース) ちょっと思うところがあってその場で購入した。 それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条 作者: ケント・M.キース,Kent M. Keith,大内博出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2002/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 50回この商品を含むブログ (26件) を見る知らなかったが、逆説の十戒、というのがあるらしい。 こんな感じ。 1. People are illogical, unreasonable, and self-centered. Love them anyway. 2. If you do good, people will accuse you of selfi
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
虐待されているチベットの人のことを思いながら書棚の本を手にとって少し考えた。まとまった話ではない。雑談がてらに。 以前も少し触れたけど、ダニエル・ゴールマンが編集した「心ひとつで人生は変えられる」(参照)は、ダライ・ラマを交えた、「こころはからだを癒すのか」というテーマの討論会のまとめだ。この中で、心の傷を負ったチベット人の話が出てくる。ちょっと読むと、ダライ・ラマの意見はあっけらかんとした印象がある。 ダライ・ラマ 強制収容所に長くいたチベット難民は、収容所の体験が貴重だったとよくいいます。そこは最高の精神修行の場だったと。チベット人の場合、トラウマがこころに深い傷を残すいうことは珍しいんじゃないかな。その道の専門家にインタビューしてもらえばおわかりになると思うが、チベット難民はほかの難民とは違うと思いますね。 ダニエル・ゴールマン 彼らは悪夢に苦しまないんですか? ほかの拷問体験者みた
実行犯の元ポルノ女優は今…服役終え「雇われママ」に もうひとつの「ロス事件」 三浦和義容疑者(クリックで拡大) ロス事件のひとつ「一美さん殴打事件」で実行犯として逮捕され、栃木刑務所に服役した元女優(47)。三浦和義容疑者(60)の愛人だったこの元女優が行った犯行告白が逮捕のきっかけとなった。数奇な運命に翻弄(ほんろう)された元女優は今、どうしているのか。 「これでやっと、報われたんじゃないですかね…」。都内で飲食店を経営する女性(64)は「三浦容疑者逮捕」を聞き、感慨深げにこう話した。 女性は栃木刑務所に激励に訪れるなど、入所中も塀の外から元女優を支え続けた。2人の付き合いが始まったのは約20年前。当時経営していた東京・六本木のジャズバーに、事件後、元女優が客として訪れたのがきっかけだった。 「店に通ううちに色々相談に乗るようになって、事件のことも打ち明けてきました」 元女優の郷里は福島
自分だけではない。ほかの人だって大変なのだから。 自分も我慢しなければいけないんだ。 私はそう考えるように小さいときからいわれてきました。 別に両親がそういった。 というわけではなく。 日本の世相がそうでしたし、道徳やいろいろな教育書籍も そうやって教えていたと思うのです。 たとえば怪我や病気になったとして。 一番のお医者様にかかりたい。 でも、当然お金なんて無い。 ほかの人だってそうなのだと現状でできることで我慢する。 それが昔の大部分の日本人の姿だったのではと思います。 昔に比べれば日本は、考えもつかないほどに発展を遂げたと思います。 それは、皆が我慢して頑張ったからにほかなりません。 中には、ずるい方法を使って勝手放題をするやからもいました。 でも、大部分のひとはそれはいけない事なのだ。 と我慢してきたのです。 ところがいつの頃からか やたらと権利ばかりを主張する人が増えてきました。
デーヴ・グロスマン著 心理学および歴史学のトレーニングを受けた軍人(執筆当時はウェスト・ポイントの心理学、軍事社会学教授)による意欲的な研究 後で述べるような不満もあるものの、非常に貴重な研究である。このような研究を許容するところがアメリカ軍の懐の深さであろう(と同時に、その懐の深さが恐ろしくもあるのだが)。 本書の中心的なメッセージは「人はそう簡単に人を殺せない」という一見当たり前に見えるものだが、その内実は非常に衝撃的だ。第二次世界大戦における米軍の歩兵のうち、戦闘中にライフルを発砲した兵士はわずか10〜15%しかいない、というのである! 残りの者は自分や同僚の命が危うい状況であっても発砲しようとしなかったし、発砲した者の内にもわざと当たらないように撃った者が含まれている可能性がある。では兵士の大半は「腰抜け」なのか? そうではない。彼らは負傷者を救助したり弾薬を運んだりといった、より
When a thing has been said and well, have no scruple. Take it and copy it. -- Anatole France ※いまのところのこのたんぶらで扱ってく話題についてはこの辺を 、生態についてはこの辺をご覧ください m_um_u つか、そういうことを言いたいのではなく、コレ系で思うのは昔といまではマスメディアを介しての「信用」の印象づけ効果みたいなのも違うんだろうなぁ、ってこと。情報リテラシーが高まってるってことだけど、対して一部ベタなままな層がいたり(ex.細木、えはらー層) m_um_u 北田さん、チキさんの視点は2ch的なリテラシーが進んで相対化が進んだ層がベタにジャンプすることを中心に取り上げていてそういうのは若者的なところに集約されるように思う http://d.hatena.ne.jp/klov/200801
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