日本維新の会の国会議員らが4日、大阪・関西万博の工事現場を視察した。維新の国会議員団の視察会は初めてとなる。 視察会には大阪選出以外の維新議員や、統一会派を組む「教育無償化を実現する会」の嘉田由紀子参院議員(前・滋賀県知事)ら国会議員42人が参加した。 会場では、日本国際博覧会協会の田中清剛副事務総長(前・大阪府副知事)が、木造の大屋根リングなどを案内し、意見交換を行った。 視察を終えた維新の馬場代表は、「完成して子供たちが来てくれれば、将来に対する夢や希望を持って、ワクワク・ドキドキしてもらえると実感した」と笑顔を見せた。さらに「パビリオンのコンテンツがはっきりすれば、より夢や希望につながっていく。大人の皆さんは、いろんな国々とのビジネスマッチングの期待感が盛り上がってくるのでは」と語った。 一方、懸念される会場の下水道の処理能力不足については、記者団から「トイレの一部が汲み取り式になる