コンビニで買う弁当などの支払額を自動で計算し、袋詰めもしてくれる新型レジ機「レジロボ」をローソンとパナソニックがつくった。業務にかかる時間が短くなり店員の負担が減るほか、人手も1割強省けて経費削減につながるという。 パナソニック本社の隣にあるローソンパナソニック前店(大阪府守口市)で、12日から試験的に使い始めた。ローソンでは2017年度下期から一部の店で実際に入れ、18年度から本格導入を図る。 専用の買い物かご「スマートバスケット」にバーコードの読み取り部分があり、商品をかざして入れる。指定場所に置けば代金が表示される。かごの底がスライドし商品を包み込むことで、袋詰めもしてくれる仕組みだ。雑誌やおでん、傘などを除き、3千を超える店内のほぼすべての商品に対応する。 一般的なセルフレジでは、一つ…
レジロボは、顧客自身がバーコードをスキャンした商品を、専用バスケットに入れて専用レジに置くだけで、自動的に精算して袋詰めするシステムである。これにより、店員がレジで商品のスキャンや袋詰めをする必要がなくなり、レジ業務を省力化できる。 2017年2月には実験を一歩進めて、バーコードスキャンの代わりにRFIDを使って商品スキャンを自動化する実験を始める。バーコードラベルの代わりに商品にRFIDタグを付ける必要があるが、商品情報を自動的に読み取ることが可能になる。 レジロボは、パナソニックが開発した機器。経済産業省から補助を受けた「平成28年度ロボット導入実証事業」に採択されている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く