現代社会ではパンデミックが繰り返される運命だ 中国・武漢発の新型肺炎が世界的に猛威をふるっている。今のところ、スペイン風邪(これにも中国起源説が根強い)ほどの惨劇になっていないのは不幸中の幸いだ。 一般的な衛生環境や栄養需状態が100年前とは様変わりしていることも、感染の拡大阻止、被害の縮小に大いに役立っているのは間違いがないであろう。 逆に、1世紀前と比べて航空機を始めとした交通網の発達が著しく、感染拡大のスピードが早まり、範囲も広がったと考えられる。 ライト兄弟が世界初の有人動力飛行に成功したのが1903年。スペイン風邪が流行した1918~1920年当時、飛行機はもっぱら軍事用で民間人が利用することは稀であった。 現在、新型肺炎流行によって旅客機の発着は厳しく制限されているが、2019年の世界第1位、米国ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港の旅客数は1億人を超えている。世界
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