トライアスロンの競技会場が大腸菌だらけであることが発覚するなど、準備段階からトラブル続きの東京五輪。なかでも懸念されているのが、来年の開催期間中の気温だ。 五輪招致の際には「温暖で理想的な気候」という触れ込みだったが、実際の気温はご存知のとおり。23区内の熱中症による死者は2年連続で100人を超え、来年の開催期間中も猛烈な暑さが予想されている。 こういった状況について、日本に暮らす在留外国人や観光客に意見を聞いてみると、案の定辛辣な意見が飛び交った。 「ハッキリ言って狂ってるよ。昼間に外に出るだけでもウンザリした気分になるのに、この暑さのなかでスポーツをやったり、観戦するなんて考えられない。そもそも、日本の夏を味わったことがある人なら、この季節にオリンピックをやるなんてバカバカしいとわかるはず。今になって大騒ぎしてるけど、招致の段階で無茶だという人がいなかったのがおかしいよ。日本人はこうい