レポート:東京堂ホール・トークイベント「哲学者と編集者で考える、〈売れる哲学書〉のつくり方」(2019年3月10日) 3月10日(日)、東京神田の東京堂書店内にある東京堂ホールにて、弊誌編集長長田怜の登壇したトークイベント「哲学者と編集者で考える、〈売れる哲学書〉のつくり方」が、オンガージュ・サロン主催で行われました。近年、ポピュラー哲学と呼ばれる従来とは異なるタイプの一般向け哲学書が次々とベストセラーとなり、哲学書の「売れ方」の新しい局面が目立ち始めています。『フィルカル』では、これまでにないこの動向に対し哲学研究者には何ができ何をするべきなのかを考えようと、4-1号にてポピュラー哲学特集を組みました。当日のイベントではこのポピュラー哲学特集の執筆者三名に加え、編集者二人を招き、精力的に発表と議論がおこなわれました。 登壇者は、弊誌編集委員で4-1号掲載のポピュラー哲学特集を企画した稲岡