新潟県三条市で7月26日、初めて新型コロナウイルス感染者が確認されたことについて国定勇人市長は午後3時から記者会見し、陽性が確認された人が「勇気もって検査を受けてくれた」と感謝し、感染者に対する誹謗(ひぼう)、中傷、いじめがないよう求めた。 感染がわかった男性の濃厚接触者は症状の有無にかかわらず全員がPCR検査を受けて結果判明までは全員が自宅待機し、陽性ならただちに入院し、陰性でも14日間の自宅待機となるため、「今回、感染が確認された方を原因とするさらなる感染の広がりはほぼ考えられない」と過度な反応は控えるよう求めた。 全国で感染確認に伴う詮索や誹謗、中傷、いじめが起こり、症状が出ても保健所に相談するのも心理的なハードルが高いなか、陽性がわかった男性は勇気をもって検査を受けてくれたことに「三条市長としてこの勇気にまずは心から感謝を申し上げたい」と述べ、「誹謗中傷が発生しないよう市民の方々の