12月16日、加藤勝信官房長官は、年末年始の帰省自粛を「一律に要請していないが慎重に対応してほしい」と述べた。今年の元旦の東京・明治神宮、1月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato) [東京 16日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は16日午前の会見で、年末年始の帰省自粛について「一律に要請しているわけではないが、分科会の提言を受けて政府が最大限の対応を取っていることを踏まえ、慎重に検討してほしい」と述べた。 新型コロナウイルスの感染拡大の抑止に向け、政府が集中的な対策を求めた「勝負の3週間」が過ぎたが、重症者・死者は増加を続けている。加藤官房長官は、観光促進策「GoToトラベル」の一時停止など政府として最大限の対応をしてきていると説明。各都道府県と連携して医療提供体制の整備も図っていくと述べた。