iPhone 5s/6が人気、SIMフリーでは「HUAWEI P8 lite」が販売1位に ゲオ4月編:中古スマホ販売/買取ランキング ゲオ店舗で取り扱っている中古スマホの販売/買取ランキングを、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、SIMロックフリーの4ジャンルごとにお届けする。今回は2017年4月1日~30日に集計されたランキングを紹介する。価格はいずれも税込。 ゲオでは良品と、多少の傷ありで別々に価格を出しており、ランキングは良品をベースに作成している。ただし傷ありには、液晶が割れているなどのジャンク品は含まない。価格は端末の状態によって変動するので、あくまで目安として参考にしてほしい。また、iPhoneの価格は一番容量の大きいモデルのものを記載している。 ドコモ、au、ソフトバンク3キャリアの販売/買い取りトップ3は、3月から変化がなく、「iPhone 6」と「iPhone 5s」
無料インターネットテレビ局のAbemaTVは、5月15日から「鉄チャンネル」の提供を開始する。鉄道や列車にまつわる映像作品をはじめ、工場地帯の夜景や旧車や名車の映像、軍事演習の様子など、コアな分野ながら熱狂的なファンを多く抱えるジャンルの番組を放送するという。 Copyright 2010 NIPPON COLUMBIA CO.,LTD. All rights reserved. (c)Maltie & Co., Ltd. (c)EXPRESS Co., Ltd. (c)AGAN DESIGNS (c)サイバーエージェント 鉄道ジャンルでは、オリジナル番組の「美しき観光列車」シリーズや、定期運行を卒業していく列車や引退していく列車の貴重な勇姿を収めた「記憶に残る列車」シリーズ、鉄道の旅の楽しみである車窓に広がる美しい景色を堪能できる「全面展望」シリーズなどを放送予定。ほかにもその美しさに魅
リンクスインターナショナルは、5月13日にiPad向けレザーソフトケース「BRYDGE 7.9 LEATHER SLEEVE」を発売する。希望小売価格は6980円(税込)。 本製品は、ハードケース一体型Bluetoothキーボード「BRYDGE 7.9」に対応。耐久性が高く自然な風合いと質感を楽しめる天然皮革のフルグレインレザー、裏地には肌触りの良いベロアインナーを採用し、広く開口するファスナーで簡単に収納・取り出しが可能だ。 サイズは225(幅)×155(高さ)×15(奥行き)mm、重量は約100g。カラーはブラック、レッド、ブラウンの3色を用意している。 関連記事 リンクス、フェルト、レザー素材のiPhone対応ケース リンクスインターナショナルは、EVOUNIのスマートフォンケース6モデルの取り扱いを開始する。 UNiCASE、9.7型「iPad」のケース&保護フィルムを販売開始 フ
MMD研究所は、5月8日に「料理動画に関する利用実態調査」の結果を発表した。対象は20歳~49歳のスマートフォンを所有している女性552人で、4月21日~22日にインターネット上で調査を行った。 86.2%が料理をする際に参考にしているものがあり、そのうち56.7%が「レシピ検索(アプリ)」、38.4%が「レシピアプリ」、37.2%が「レシピ検索サービス(ブラウザ)」と回答。料理動画を見ると回答したユーザー125人に使用するデバイスを複数回答で聞いたところ、「スマートフォン」が96.0%で最も多く、次いで「タブレット」と「PC」がそれぞれ16.8%となった。また、料理動画を見るときのメディアを複数回答で聞いたところ、最多は「料理動画アプリ」の55.2%で、次に「YouTube」の40.8%、「ブラウザ」の26.4%と続く。
NECは2017年5月8日、官公庁や企業のサイバー攻撃対策を支援する同社のサービス拠点「サイバーセキュリティ・ファクトリー」に人工知能(AI)を活用した脅威分析システムを導入したと発表した。 セキュリティー機器から収集したパケット情報と、過去にセキュリティー担当のアナリストが危険と判断したパケット情報の類似度を独自のAIにより分析する。その結果を可視化してアナリストに提示することで、監視業務を高度化、効率化できるという。同システムは2017年4月から既に本格稼働している。 NECと同社のグループ企業でセキュリティー事業を専門とするインフォセックは、顧客の情報システムを監視するサービスを24時間体制で提供している。「サイバーセキュリティ・ファクトリー」はその専門組織として2014年6月に運用を開始した。従来は両社のアナリスト約50人が監視対象のパケット情報を手作業で分析しており、監視業務の増
3Wayのスピーカーにパッシブラジエーターを加えた構成は変わらないが、サイズが小さくなった分、ユニット数は増えた。画面サイドには、中央にツイーター、その上下をウーファー、さらにその上下をパッシブラジエーターで挟むスタイルで、スタンド内側にはサブウーファーを内蔵した。スタンド設置であれば、ハイレゾ音源のクオリティーをスポイルせずに楽しめるという。 パワー不足を補うため、振動板は軽量で剛性の高いカーボンファイバーを採用。またウーファーとサブウーファーについては従来機同様、磁性流体スピーカーとした。磁性流体は、1960年代にNASAで開発された磁力に反応する液体で、ボイスコイルが駆動する磁気ギャップ部分に用いると高効率のサスペンションとなる。通常のダンパー構造に比べてボイスコイルから振動板への振動伝達ロスが減り、音の歪(ひずみ)を抑えつつ中高域の再生能力が向上するという。 スリム化と合わせてデザ
岐阜県の大垣共立銀行は2017年5月6日、大型連休を利用して新しい勘定系システムへの移行を終えた。同日中に新システムでの休日窓口業務を、5月8日には全業務を開始。現時点で「全店で無事に稼働している」(大垣共立銀行)という。同行は2013年に、日本ユニシスのオープン勘定系パッケージ「BankVision」の採用を決定。2017年度を目標に、NEC製メインフレームで動作する旧勘定系システムの刷新を進めてきた。 勘定系システムと情報系システムは日本ユニシスのBankVision、国際勘定系システムは同社製の「OpenE’ARK」を基に構築した。新システムは大阪と東京の2センターに設置し、BCP(事業継続計画)強化策も施しているという。 日本ユニシスが提供するBankVisionは、「Windows Server」で動作するオープン勘定系パッケージ。大垣共立銀行を含め、地銀10行で稼働済みだ。すべ
「標的型攻撃を、標的にする。」 新ソリューションのキャッチコピーをこんな風に紹介したのは、国産セキュリティソフトメーカーのデジタルアーツ 代表取締役社長 道具登志夫氏だ。「当社は1995年の創業以来、一貫して国内での製品企画・開発・販売・サポートを行ってきた。そしてWebフィルタリングソフトを核に、社内からの情報漏えい対策を提供して、他メーカーと一線を画してきた」と、これまでの取り組みを振り返る。 「しかし、標的型攻撃など外部からの攻撃に困っているお客さまが多く、誰も解決できていないのが現状だ。そういった事態を見逃す事はできず、競合各社が多い市場だが、当社も参入して課題解決に貢献していきたい」と語る。
アライドテレシスは2017年5月8日、24ポートのギガビットイーサネットスイッチ「AT-GS920/24」を5月15日から出荷開始すると発表した。ネットワークループなどを未然に防ぐ機能を搭載し、止めないネットワークを支える内部電源型エッジスイッチに向く。標準価格(税別)は8万4000円、アカデミック版は7万5600円。 管理機能の無いレイヤー2スイッチながら、オートネゴシエーションやフローコントロールなどの通信モードのマニュアル設定、ループガード(LDF検出)対応、EAP/BPDUパケットを含むマルチキャストパケット透過機能、1つのポートで受信したフレームを受信ポート以外のすべてのポートに転送するフラッディングモードを備えた。 各機能はDIPスイッチで簡単に設定できる。ファンレス設計で動作音がしないため設置場所を選ばない。動作時温度50度に対応し、高温環境でも設置可能。19インチラックマウ
富士通は2017年5月8日、AI技術を活用したビッグデータ分析基盤「マーケティングAIコンテナ」の機能を強化したと発表した。 同社では、デジタルビジネスプラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」において、デジタルマーケティングに関するコンサルティングと関連するソリューションを「FUJITSU Digital Marketing Platform CX360」(以下、CX360)として体系化し、顧客に提供している。 マーケティングAIコンテナは、CX360のデータ統合基盤「eXperience Data Platform(XDP)」の構成要素の1つで、データキュレーションサービスのノウハウを結集した分析環境を企業のニーズにあわせて柔軟な形態で提供するサービス。今回新たに、データサイエンティストによる分析環境のサポートやDockerで
今回3社が開発するサービスでは、ガスメーターにNEC の「LPWA 対応 IoT 無線化ユニット」を設置して1日に1~2回指針データを取得する。データはKCCSが提供するIoT向け通信サービス「SIGFOX」を活用し、基地局経由でNEC のクラウドIoT 基盤「NEC the WISE IoT Platform」上に収集・蓄積していく。NECのAI「NEC the WISE」を活⽤して、LP ガス容器の最適な配送⽇と効率的な配送ルートを策定する。 従来の配送サイクルでは、複数設置しているLPガス容器のうち一つが空になれば満充填した容器と交換していたが、他の容器にガスが十分残っている状態で交換するのは効率が悪い。今回のIoTサービスを活用すれば1日ごとの正確なガス残量が分かるので、まとめて複数本の容器を交換できる。結果として配送の頻度が減るので、配送のコスト削減が期待できる。導入コストはNE
ソニーは5月8日、Ultra HDブルーレイの再生に対応したプレーヤー「UBP-X800」を発表した。発売は6月24日、想定税別価格は4万5000円前後になる。 BT.2020の色域にも対応し、映像本来の明るさやコントラスト、鮮やかな色を再現。それぞれのフォーマットに対応したAVレシーバと接続すれば、音声フォーマット「Dolby Atmos」に加え、「DTS:X」にも対応する。 ディスクドライブは、メインLSIの上にフィンを付けたsfヒートシンクなどを使用した独自開発。FLAC、WAV、ALACなどのハイレゾファイル再生に加えて、DSDについては最大11.2MHzの再生まで可能だ。SA-CD、DVDオーディオを含むすべてのディスクメディアに対応する。 HDR非対応の従来の4Kテレビなどで視聴する際は、バランスの良いコントラストと自然な色調の再現ができるソニー独自のアルゴリズムを使い、4K
富士通は5月8日、マーケティング領域でのAI活用を加速する「ビッグデータ分析基盤マーケティングAIコンテナ」の機能を強化したと発表した。 ビッグデータ分析基盤マーケティングAIコンテナは、同社の「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」で展開するデジタルマーケティング体系「FUJITSU Digital Marketing Platform CX360」のデータ統合基盤「eXperience Data Platform」(XDP)を構成する要素のひとつ。データキュレーションサービスのノウハウを生かした分析環境を企業に提供する。 また、データキュレーションサービスで顧客向けに作成した高度分析ロジックをそのまま実行できるため、PoC・仮説検証の結果を最小限の導入コストでビジネスに活用できるという。 今回の機能強化では、データサイエンティストによる分析
マストドンのタイムラインを追っていると、流れの速いインスタンスでは動態視力が鍛えられ、ほとんど止まったようなインスタンスでは忍耐力が強化される。だけど1つ問題がある。タイムラインを眺めているとほかの作業ができないのだ。「ながらタイムライン」ができないかと思っていたところ、いいものを見つけた。 wakufactoryさんがMastodon APIを使い、Webブラウザ上で面白い実験をしている。マストドンのタイムラインを視覚的、音楽的にリアルタイムで処理して表現しているのだ。トゥートがパラパラと1つずつ表示されて、画面を埋め尽くしていく。古いものはうっすらと消えていく。表示されるトゥートに音階が割り当てられ、ランダムに音を鳴らしていくといった興味深いものだ。niconicoに2つの動画が上がっているのでぜひ見てほしい。 ここで提供されているのは連合タイムライン専用のWebビュワー。mstdn.
サーティーワンアイスクリームは5月9日の「アイスクリームの日」にちなみ、通常360円(税込)で販売している「レギュラーシングルコーン」を100円(同)で販売するキャンペーンを開催する。開催は今年で2回目。 実施時間は、午前11~午後2時、午後4~午後7時、午後5~午後8時など店舗ごとに異なる。実施店舗とイベントの開催時間は、同社が作成した一覧表で確認できる。 1人当たり1点のみ購入が可能。「キッズ」「キング」など他サイズや、「ダブル」「ワッフルコーン」など他メニューの注文は不可。持ち帰り用の包装にも対応していない。 同社は昨年11月、ソフトバンクと共同で、スマートフォン契約者向けにアイスを無料で提供するキャンペーン「SUPER FRIDAY」を開催し、下半期の売り上げを大幅に向上させている。今期もキャンペーンに注力し、さらなる売り上げの獲得を図っていく。 関連記事 サーティワンが上方修正
アマゾンジャパンが発行する「Amazonギフト券」の有効期限が、2017年4月24日以降の発行分から10年間に延長された。 従来、Amazonギフト券は券種ごとに有効期限が発行から1年間~3年間だった。今回の変更により、一律に有効期限が長くなった。4月23日以前の発行分は変更前の有効期限に従う。 発行のタイミングとみなされるのは、(1)電子メールなどで送信するタイプは送信時点、(2)Amazon.co.jpから配送するタイプは発送時点、(3)チャージタイプやプラスチックカードタイプは購入時点、(4)紙のシートタイプと法人向けタイプは送信・発送または有効化した時点。 関連記事 弱点補完×利便提供――Amazonが「Prime Now」で他店の商品を届ける理由 Amazonの「Prime Now」が、日本でも提携店舗にある商品の配達に対応する。その狙いはどこにあるのだろうか? Amazonで「
まず、偽装メールかどうかを、いくつかの条件で判定し、スコアリングしたうえで隔離する。また、隔離したメールに含まれているURLをi-FILTERに通知するデータ連携が可能なため、危険なサイトへのWebアクセスを防止できる。 送信元の偽装については、SPF認証の仕組みを使って、正しいメール送信元サーバーから送られているかどうかを調べる。インターネット上で直接メールを受信しないm-FILTERであってもSPF認証ができるように、メールヘッダーのReceivedフィールドを参照して送信元のIPアドレスを調べ、DNSのSPFレコードと比較する。 添付ファイルの拡張子の偽装も調べる。実行ファイルが添付されているかどうかを、ファイルのヘッダー情報で判定する。ZIPアーカイブされている場合であっても判定できる。さらに、リンク情報の偽装も調べる。リンクアンカー名とリンク先URLが異なるケースや、リンク先がI
ソニーは5月8日、有機ELパネルを搭載した4K表示対応テレビ「ブラビア A1」シリーズを6月10日に発売すると発表した。同社の民生用大型テレビとしては初めて有機ELパネルを採用し、画面から音が出る新音響システムも搭載する。65インチと55インチの2モデルで、実売予想価格は65インチが約80万円、55インチが約50万円。 ソニーは2007年12月に世界初の有機ELテレビ「XEL-1」を発売しており、同社の民生用有機ELテレビは10年ぶりの新製品となる。 4K表示に対応し、高画質プロセッサの搭載で画質を高めた。画面から音が出る仕組みも特徴で、パネル背面のアクチュエーターが画面を振動させることで音声を出力する。通常は画面周辺に配置されるスピーカーを廃し、ベゼルの幅を狭めることで、視聴時の没入感を高めたという。
メドピアの連結子会社のMediplatは5月8日、在宅血液検査サービス「DEMECAL(デメカル)」と、オンライン健康相談サービス「first call(ファーストコール)」をセットにしたウェブサービスの提供を5月より開始する。 これは2月に発表したサンプリとの業務提携によるもの。 サービスを導入する健康保険組合の組合員向けに、5月下旬に専用サイトを新たに開設。組合員は、専用サイトから「在宅血液検査」を申し込むと、従来の郵送で届く検査結果シートに加えて、専用サイト(PC・スマートフォン)上でも検査結果を確認できる。 検査申し込み後に専用サイト上で発行される健康相談クーポンを利用することで、first callの無料会員登録をすると「オンライン健康相談」を30日間無料で何度でも利用できる。 健康相談はチャットもしくはテレビ電話で行い、生活習慣病に関して気になることなど、自身だけでなく家族の健
ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製ケータイ「P505iS」です。 折りたたみ型の使い勝手を残しながら、回転のメリットも取り入れる――。P505iSは、ユニークな2軸構造の「Flexスタイル」を採用し、利用シーンに合わせて自由自在に変化するケータイです。ディスプレイを内側にして折りたためるのはもちろん、開いた状態からディスプレイを180度回転させると、画面が露出した状態で折りたためます。 回転2軸のおかげで特に便利になったのがカメラです。メイン画面でデジタルカメラのように“横撮り”するスタイルや、メイン画面を回転させて自分撮りをしやすくするなど、多彩なスタイルに変化します。当時は珍しかった、カメラのAF(オートフォーカス)にも対応していて、カメラボタンの半押しでピントを合
NTTデータは2017年5月8日、システム開発の作業手順などを体系化した開発方法論を刷新し、世界各国のグループ企業と統合したと発表した。同社が2000年代前半から利用する開発方法論「TERASOLUNA」の事実上の後継となる。新しい開発方法論の名称は明らかにしていないが、TERASOLUNAとは別の名称になると見られる。 NTTデータは新しい開発方法論の狙いを三つ挙げる。(1)人材リソースの有効活用、(2)開発ナレッジの有効活用、(3)世界各国での一貫サービスの提供、である。 (1)は、開発方法論の統一によって世界各国のグループ会社が連携しやすくなるため。例えばオフショア先として、NTTデータがこれまで主流としてきた中国に加えて、東南アジアやインドのグループ会社も活用しやすくなるという。 (2)の開発ナレッジの有効活用は、グループ各社が持つノウハウを横展開しやすくなる効果によるもの。例えば
AbemaTVは、インターネットテレビ局としてサービスを行っている「AbemaTV」において、5月15日から「鉄」をキーワードとした「鉄チャンネル」を新たに開設すると発表した。 この鉄チャンネルは、鉄道や列車にまつわる映像作品をはじめ、工場地帯の夜景や旧車や名車の映像、軍事演習の様子など、「鉄」にまつわるコアな分野ながら熱狂的なファンを多く抱えるジャンルの作品を放送する。 岡山の観光列車「ラ・マル・ド・ボァ~しまなみ編」のメディア初公開となるAbemaTVオリジナルコンテンツ「美しき観光列車」シリーズの放送をはじめ、定期運行を卒業していく列車や引退していく列車の貴重な勇姿を収めた「記憶に残る列車」シリーズ、鉄道の旅の楽しみである車窓に広がる景色を収録した「全面展望」シリーズ、工場の外観をとらえた「美しき工場」の放送が決定。今後は軍事演習の映像や、名車や刀などをテーマにした鉄チャンネルならで
MMDLaboは5月8日、同社が運営するMMD研究所において、「料理動画に関する利用実態調査」の結果を発表した。調査対象は、スマートフォンを所有する20〜49歳の女性。有効回答は552人。 まず、料理の際にレシピなどを参考にしているかを聞いたところ、86.2%の人が「参考にしている」と回答。そのうちの56.7%が「レシピ検索(アプリ)」を利用しているほか、「レシピアプリ」が38.4%、「レシピ検索サービス(ブラウザ)」が37.2%と続いた。 また、料理動画を見ると回答した人に使用するデバイスを聞いたところ、「スマートフォン」が96.0%と最も多く、次いで「タブレット」と「パソコン」が、ともに16.8%となった。
アンカー・ジャパンは、5月8日に同社製品を模倣した偽造品ついて注意喚起を行った。 同社製品を模倣した偽造品はAmazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピングの一部店舗で確認されており、Ankerの商標などを不正に表示している。18カ月保証を利用できるのは正規販売店から購入した場合に限られ、カスタマーサポートでの保証対応は行わないため購入時に販売店を十分確認するよう呼び掛けている。同社のオンライン直販店はAnkerDirect(Amazon店)、アンカー・ダイレクト楽天市場店(楽天市場店)、AnkerDirect(Yahoo!ショッピング店)。 偽造品が確認できている製品は「Anker PowerCore 20100(メーカー型番:A1271012)」「Anker PowerLine ライトニングUSBケーブル0.9m(メーカー型番:A8111021)」。Anker PowerC
ソニーは5月8日、超体感ステージ「キャプテン翼」で、インタラクションテクノロジーを導入し、観客が五感で楽しめる舞台に技術協賛すると発表した。 これは8月18日から9月3日まで「Zeppブルーシアター六本木」で開催する超体感ステージキャプテン翼で導入するもの。ソニーが開発した「触覚提示技術(ハプティクス技術)」をコアに、観客は特製のベストを装着することで、舞台の演出にあわせてリアルな振動を体感できるという。 触覚提示技術は、振動デバイスの制御技術や、全身のさまざまな部位に最適化された触覚信号の生成技術を用いて、ユーザーの身体に対するリアルな触感の提示を実現。これは、ソニーが長年オーディオ分野で培ってきた信号処理技術に基づく触覚提示技術と、映像・音響とを統合したシステムを活用しているという。 触覚提示技術(ハプティクス技術)を体験できるのは、税込1万2800円の「プレミアム体感シート」のみにな
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアの連結子会社で、オンライン健康相談サービス「first call(ファーストコール)」を展開するMediplatは5月8日、プレミア・インシュアランスパートナーズ(PIP)と業務提携契約を締結したと発表した。 PIPは、プレステージ・インターナショナルが海外進出企業向けに提供する海外駐在員の医療サポートサービス「ヘルスケアプログラム」を販売する会社だ。海外進出企業に対して、海外駐在員の赴任先における病院受診から医療費請求に関する事務手続きを一括代行することで、医療費や事務コストの削減をサポートする。 現在は、大手海外進出企業を中心に100社以上と契約し、3万人以上の海外駐在員と帯同家族にサービスを提供しているという。 今回の提携により、今後新たにPIPが契約する海外進出企業の海外駐在員と帯同家族は、ヘルスケアプログラムの中で、従
アドバンスト・メディアと朝日放送(ABC朝日放送)は5月8日、音声認識技術「AmiVoice」を活用した放送局向け音声文字化システムを共同開発したと発表した。4月から報道局で試験運用を開始している。 音声文字化システムは、中継やインタビュー取材、記者会見など、即時性が求められる映像音声の文字化に特化したもの。ワンクリックで起動と音声認識が行えるリアルタイム性と操作性を実現している。 音声データは発話ごとに自動的に区切られ、認識結果にタイムスタンプを付与。認識結果は、Microsoft Wordに出力でき、音声認識の途中からでも書き出しが可能だ。 従来の人手による書き起こしと比較し、大幅な業務効率化が可能になるとのこと。今後は、試験運用を通じてシステムを改良し、2017年内の正式販売を目指す。
メルカリのグループ会社であるソウゾウは5月8日、本やCD、DVD/Blu-rayの売買に特化したフリマアプリ「メルカリ カウル」のiOS版を公開した。手数料として販売価格の10%がかかるほか、貯まった売上の1万円未満の引き出し手数料として210円(1万円以上の場合は無料)がかかる。 メルカリ カウルでは、出品したい本・CD・DVD/Blu-rayのバーコードを読み取るだけで、商品情報(タイトル・著者/アーティスト名・発売日・定価など)が自動で入力される。また、過去の取引傾向から売れやすい価格が自動で提案されるという。 メルカリ カウル内での購入履歴からの出品に対応しており、読み終わった本をすぐに売ることも可能だという。さらに、フリマアプリ「メルカリ」とも連携でき、メルカリへの同時出品も可能。取引の際にメルカリでの過去の取引評価を確認できるほか、「らくらくメルカリ便」を選択して、互いの住所や
「みんなを詐欺から守るフレンズだね!」――警視庁向島署(墨田区)は、人気アニメ「けものフレンズ」とのコラボ企画を発表した。オレオレ詐欺の被害を減らすための取り組みで、5月9日から1カ月間、「けものフレンズ」のキャラなどをあしらったポスターを署内などに掲示する。 ポスターには「とりものフレンズ」と書かれ、けものフレンズのキャラ「サーバル」や、犬と女の子を組み合わせた警視庁のオレオレ詐欺防止キャラ「テワタサナイーヌ」、迷惑電話の警告・録音機能が付いた電話の写真などをあしらった。オレオレ詐欺対策として、迷惑電話防止機能付き電話の購入をすすめる内容だ。 9日から1か月間、署内と管内の鉄道駅、墨田区内循環バス車内に掲示するほか、署でチラシと名刺を配布する。 関連記事 警視庁公式“ケモノ娘”キャラ、2次創作を公認 CCライセンス採用 振り込め詐欺防止を啓発する警視庁の“ケモノ娘”キャラクター「テワタサ
アンカー・ジャパンは5月8日、同社製品を模倣した偽造品が市場に出回っていることについての告知を行った。 同社では、「Amazon.co.jp」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」の一部店舗にて偽造品が出回っていることを確認。偽造品の流通が確認できているのは、モバイルバッテリーの「Anker PowerCore 20100」(型番:A1271012)、およびライトニングUSBケーブル「Anker PowerLine ライトニングUSBケーブル0.9m」(型番:A8111021)で、外装や端子部の向き、パッケージの印刷などで正規品との差異が確認されているとしている。 Anker PowerCore 20100 正規品(左)、偽造品(右) 偽造品はポート部のプリントが正規品より大きくなっている。また端子部の向きが上下逆で、色がグリーンになっている場合も これら偽造品については同社による設計
スマートフォンは画面が広いほど表示される情報が増え、見やすくなる。動画や写真も、大きな画面だと迫力が増す。そのため、スマートフォンは大画面化が進み、タブレットかと思うほど大きな“ファブレット”と呼ばれるジャンルの製品も見かけるようになった。 ところが、ファブレットクラスになると、電話をかける姿は冗談のようになる。本来スマートフォンが携帯電話であるということを、忘れてしまったようだ。 そこで今回は、手のひらに収まるほどコンパクトなAndroidスマートフォン「Jelly」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。 Jellyは、画面サイズが2.45インチ(240×432ピクセル表示)の超小型スマートフォン。サイズ92.3×43×13.3mm、重さ60.4gで、ジーンズのコインポケットに入ってしまうほど小さい。しかし、Android 7.0(開発コ
メルカリ子会社のソウゾウは5月8日、本・CD・DVD/Blu-ray Discに特化したフリマアプリ「メルカリ カウル」のiOS版をリリースした。商品のバーコードを読み取るだけで簡単に出品できるのが特徴。Android版は6月にリリース予定。 出品したい商品のバーコードを読み取ると、タイトル、著者/アーティスト名、発売日、定価などの情報を自動で入力。過去の取引傾向から売れやすい価格も自動提案する。ユーザーは商品の状態と価格を入力するだけでよく、最短10秒程度で出品が完了するという。 ユーザーが購入した本を、アプリ内の購入履歴から再出品することも可能。メルカリと同様、販売価格の10%が手数料として差し引かれる。 商品はメルカリにも同時出品される。メルカリアプリとの連携機能も備え、過去のユーザー評価を確認できるほか、互いの住所や名前を知らせず配送できる「らくらくメルカリ便」も利用できる。
イッツ・コミュニケーションズとConnected Designは2017年5月2日、両社が開発し提供するIoTを活用したスマートホームサービス「インテリジェントホーム」を、IoT連携基盤の「IFTTT(イフト)」に登録し、5月10日に公開すると発表した。 IFTTTは、各種チャンネル(IFTTTで連携できるアプリ、Webサービス、IoTデバイスの総称)について、「こうなったら(if this)」「こうする(then that)」という簡単なルール(アプレット)設定で連携させることが可能。米IFTTT社が2011年にサービスをスタートさせた。2017年4月末現在、IFTTTには400以上のチャンネルが登録されており、世界で1000万人以上が利用しているという。 インテリジェントホームがIFTTTにチャンネル登録することにより、同サービスで提供するIoTデバイスと連携できるサービスなどの幅が広
従来、あおぞら銀行は九段下(東京都千代田区)に本店を構えていたが、築年数の経過により、設備の利便性や耐震性に問題が生じていたという。上智大のキャンパス内への移転は、設備の良さ、賃料の適正さ、アクセスの良さなどを総合的に判断して決定したとしている。 あおぞら銀行は「現在の個人顧客はシニア層が中心だが、本店の移転によって、学生など若年層の獲得につなげたい。今後は上智大学と連携し、共同研究や学生インターンの受け入れなども行っていく」(広報担当者)としている。 今秋には第1弾として、あおぞら銀行の行員が講師を務める講座「バンキング基礎演習」を開講。上智大の学生に、銀行の実務内容や金融論の基礎知識を講義する予定という。 関連記事 なぜ楽天は二子玉川に移転したのか? ITmedia ビジネスオンライン主催のセミナーイベント「好業績企業に学ぶ 企業コミュニケーション戦略」が大阪市内で開催。楽天や乃村工藝
Specteeは5月8日、ディープラーニング(人工知能技術)を活用してSNSから収集した事件・事故・火災・自然災害などの情報をもとに、自動的にニュース記事を作成する技術に関する2つの特許を申請し、特許庁より受理されたと発表した。 同社では、事件・事故・災害などの情報をSNSをベースに早期に覚知して報道機関向けに配信するサービス「Spectee」を展開しており、現在全国で約100社の報道機関に採用されているという。 今回の受理された技術は、SNSの投稿をベースに自然言語解析を行い、その事件が「いつ」「どこで」「何が」「どの程度の規模か」を自動的に判別し、1本のニュース記事としてまとめるもの。具体的には、(1)SNSの投稿から自動的に記事化をする一連の技術と、(2)複数の投稿から事象の発生地点割り出す技術で、いずれもディープラーニングの技術を応用しているという。 同社が実施した実験では、平均的
ソニーは5月8日、テレビ「ブラビア」に有機ELパネルを採用した「A1」シリーズを発表した。4K高画質プロセッサ「X1 Extreme」を搭載し、画面を振動させることで音を出す独自の音響システム「アコースティック サーフェス」を採用する。発売は6月10日。想定税別価格は65V型の「KJ-65A1」が80万円前後、55V型の「KJ-55A1」が50万円前後になる。77V型の発売も計画しており、時期は2017年秋以降の予定だ。 ソニーでは、2007年に11型の民生用有機ELテレビ「XEL-1」を発売。その後業務向けモニタなどは販売していたが、民生用の有機ELテレビの発売は約10年ぶりになる。A1シリーズは、液晶テレビ「Z9D」シリーズと並ぶフラッグシップ機に位置づけ展開していく。 3840×2160ピクセルの4K有機ELパネルを搭載し、従来の「X1」に比べ、約1.4倍の処理速度を持つX1 Ext
YouTubeは、米国時間5月4日にニューヨークで開催された広告主向けのイベント「NewFronts」で、広告入りの無料サービスでテレビ番組のようなシリーズを提供する計画を発表した。従来のテレビや映画、音楽界のスーパースターに加えて、YouTubeで有名になったオンラインの著名人をそろえるという。 各番組は、YouTubeがすでにサブスクリプションサービス「YouTube Red」で配信している番組のスタイルを踏襲するが、CM付きで誰でも視聴できる。 最初に配信される7つの番組に登場する著名人としては、Kevin Hart、Ellen DeGeneres、Katy Perry、Demi Lovatoのほか、YouTubeでバラエティ番組「Good Mythical Morning」を運営しているRhett & Link、ユーチューバーのThe Slow Mo Guysなどがいる。Bloom
Intelのチップには何年も発見されなかった脆弱性がある。これを悪用すると、ハッカーはパスワード不要で、このバグの影響を受ける「Windows」PCをリモートから完全に乗っ取ることができるとする研究結果が公開された。 このバグは先週、Intelによって発見され、深刻度が「Critical」(緊急)と評価された。バグが存在する場所は、Intelの 「アクティブ・マネジメント・テクノロジー」(AMT)に含まれる1つの機能だ。IT管理者はこの機能を利用することで、コンピュータ群全体を対象に、ソフトウェアアップデート、ハードドライブの消去などのメンテナンスやそれ以外のタスクをリモートから、自分があたかも現場にいるように実行することができる。さらに、そのコンピュータのキーボードやマウスをリモートから制御することが可能だ。 AMTは、管理者が設定したパスワードで保護されたウェブブラウザ経由でも利用でき
メルカリのグループ会社ソウゾウは5月8日、書籍やCD、DVDなど音楽・映像ソフトに特化したスマートフォン向けフリマアプリ「メルカリ カウル」のiOS版をリリースした。日米合計6500万ダウンロードを突破したフリマアプリ「メルカリ」との連携機能も備え、グループアプリ全体で取引数増加を狙う。 メルカリには1日に100万品以上の商品が出品され、月間流通額は100億円超。そのうち、本や音楽・映像ソフトを含む「エンタメ・ホビー」カテゴリーの出品は全体の22%を占めている。新アプリは「メルカリと連携しながら、一部のカテゴリーに特化し使い勝手を向上した専用アプリを提供することで、お客さまにより活発に取引していただくことを狙う」という。 出品者に対してアピールするのは「かんたん出品」と「メルカリ同時出品」。出品したい商品のバーコードを読み取るだけで、商品情報が自動で入力される。売れやすい価格が過去の取引傾
弥生はこのほど、傘下のクラウド請求管理サービス「Misoca」(ミソカ)のサービス体系を変更した。料金プランは基本無料から有料に変更。TwitterやFacebookのIDを使ったログインは廃止し、弥生IDによるログインに一本化した。 Misocaは、請求書や見積書、納品書をWeb上で作成できるクラウドサービスで、シンプルな操作性や、オンラインで作成した請求書を簡単に郵送できる利便性が特徴。昨年2月に弥生が買収を発表した。 5月1日からサービス体系を変更。提供主体はMisocaから弥生に変わり、料金プランも変更した。 新プランは、月5通まで無料で請求書を作成できるが、郵送や決済サービス、ユーザーサポートが利用できない無料プランと、郵送・決済サービスを利用でき、電話やメール、チャットによるユーザーサポートを受けられる有料プランをラインアップした。 有料プランは、月15通まで請求書を作成できる
Googleは、「Windows」ユーザーの一部に利用されている「Google Chrome」のバージョンを自動的にアップグレードする計画を発表した。安定性、パフォーマンス、セキュリティを向上させることが目的だとしている。 Googleは米国時間5月2日のブログ投稿で、64ビット版Windowsを実行しメモリを4Gバイト以上搭載するマシンに32ビット版のChromeがインストールされている場合、64ビット版Chromeに自動的にアップグレードされると説明した。 バージョンの自動変更は、ユーザーが自動アップデート機能を有効にしている場合にのみ行われる。 ユーザーが32ビット版に戻すことを希望する場合、Chromeのダウンロードページから引き続き入手できる、とGoogleは述べている。 今回の自動更新は、GoogleがWindows、「macOS」「Linux」向けにリリースした、デスクトップ
会社の上司との飲み会で、嫌な思いをした経験がある人は全体の77.7%――酒や食品の製造・販売を手掛ける福徳長酒類の調査でこんな結果が出た。内訳は、「(嫌な思いをしたことが)何度もある」が11.5%、「数回ある」が59.7%、「一度だけある」が6.5%という結果だった。 実際に経験した「嫌な思い」の内容は、「仕事と関係がない過去の武勇伝を延々と聞かされた」が36.9%で最多。次いで「仕事上の武勇伝・自慢話を延々と聞かされた」で、36.7%。上司が過去の成功談を語りすぎると、部下のストレスにつながるようだ。 このほか、「延々と説教された」「異性関係などの自慢話を聞かされた」「泥酔して絡まれた」――などの回答が集まった。また、女性は「下ネタを延々と聞かされた」「ボディタッチなどのセクハラをされた」際に嫌な思いをしたとの回答が多く、上司が接し方を誤った場合は女性に大きなストレスを与えることがうかが
コクヨは5月8日、約60時間の長時間照射を実現した緑色照射型レーザーポインタ(品番:ELP-GP30)を発表、5月24日に販売を開始する。価格は4万円だ(税別)。 14.6(直径)×169(長さ)mmのスティック型筐体を採用するレーザーポインタ。バッテリーとして単四形アルカリ乾電池2本を使用、最大で約60時間の長時間駆動が可能となっているのが特徴だ。 またワイヤレスでのプレゼン操作機能も搭載。付属のUSBレシーバーを接続したPCで起動しているPowerPointのスライドショー操作を手元で行うことができる。 関連記事 わーすごーい、キミはプレゼンが得意なポインタなんだね!:プレゼン戦国時代を勝ち残るために――新世代ポインタ「Spotlight」がすごい 優れたビジネスマンは優れたプレゼンターでもある。ロジクールの「Spotlight」は、プレゼンスキルの重要性を知る人にこそ注目してほしい製
米調査会社IDCは5月4日(現地時間)、2017年第1四半期(1~3月)の世界タブレット市場に関する調査結果を発表した。 同四半期のタブレット(米MicrosoftのSurface Proや米AppleのiPad Proなどのようにキーボードを取り外せる“デタッチャブル”モデルを含む)の出荷台数は前年同期比8.5%減の3620万台。2014年第4四半期に初めて前年同期比減になって以来、10四半期連続の減少だ。 IDCは、キーボードを360度回転させるなどしてタブレットとしても使えるノートPCは“コンバーチブル”端末としてPCに分類している。デタッチャブルとコンバーチブルがそれぞれ伸びており、デタッチャブルがコンバーチブルの市場を侵食してはいるが、デタッチャブルの伸びは減速しているという。 米Appleが自ら明らかにしているように、同四半期のiPadの出荷台数は13%減の892万2000台だ
ネットテレビ「AbemaTV」が5月7日に配信したライブ番組「亀田興毅に勝ったら1000万円」が、サービス史上最多となる1420万アクセスを集めた。AbemaTVのサーバは負荷に耐えきれず、試合開始と同時にダウンする事態に。AbemaTVは7日夜、試合映像を特設サイトで無料公開した。 元プロボクサーの亀田興毅さんと一般視聴者4人が、都内のリングでボクシング対決する様子をライブ配信する企画。放送は午後6時から、試合は午後8時から始まった。 AbemaTVのサーバは試合開始とほぼ同時にダウンし、視聴できない状態になったが、9時前ごろに復旧。試合の様子は午後11時まで配信された。 AbemaTV親会社のサイバーエージェントによると、この番組の再生回数(アクセス数。1人が複数回アクセスした場合も加算)は1420万。これまで最多だった、お笑いコンビ「極楽とんぼ」の24時間生放送(3月4日配信・360
ソフトバンクグループの米携帯子会社スプリントの経営状況が急回復してきた。スプリントが3日に発表した2016年度(2017年3月期)決算の通期営業利益(米国会計基準)は黒字幅が増加。通信網を改善した結果、通信回線のデータ通信速度が向上して回線契約数が伸びた。 スプリントは長く不振が続いていたが2015年度に9年ぶりの営業黒字に転換。年2000億円規模のコスト削減を重ねた成果が出た格好だ。2016年度は2年連続の営業黒字を達成して復活ぶりが一段と鮮明になってきた。 孫社長はスプリントの立て直しについて過去の決算説明会で「直近の事業のなかで一番難しかった」と振り返っている。1兆8000億円を投じてスプリントを買収したのが2013年。競合の米TモバイルUSと合併させて米携帯2強の米AT&Tと米ベライゾンに対抗する狙いだった。ところが米当局の合意を得られなかった。 合併交渉にてこずる間に競合にシェア
Facebookは、傘下で仮想現実(VR)映画の制作を手がけるOculus Story Studioを閉鎖すると発表した。VRデバイス「Oculus」向けのCG短編映画を制作し、エミー賞を受賞したこともある部門だった。 Oculus Story Studioは2014年に設立され、これまでに「Dear Angelica」や「Henry」のような短編作品を制作した。閉鎖は、Oculus VRのコンテンツ担当バイスプレジデントであるJason Rubin氏により、米国時間5月4日に発表された。 「われわれは、エコシステムにインパクトを与えるべく、リソースを配分する最適な方法を検討してきた。熟慮した結果、社内でのコンテンツ制作から、外部での制作のサポートに重点を移すことを決めた。そうした移行の一環で、Oculus Story Studioを閉鎖する」(Rubin氏) Rubin氏は、Oculus
ソニーは5月8日、同社初となるUltra HD Blu-rayプレーヤー「UBP-X800」を発表した。6月24日に発売する予定で、価格はオープン。店頭では4万5000円前後になる見込みだ。 4K対応のUltra HD Blu-rayをはじめ、Blu-ray Disc、DVD、SACD、DVD Audioなどのディスクメディアを再生できるユニバーサルプレーヤー。4K/60p対応のアップコンバート機能も備え、さまざまなコンテンツを4Kテレビで楽しめる。またHDMI出力は、映像と音声を個別に出力できる2端子を備えており、4K/HDR信号入力や著作権保護技術のHDCP2.2に対応していない古めのAVアンプにも接続可能だ。また内蔵のWi-Fiを使ってNetflixやYouTube、Amazonビデオの4Kコンテンツのストリーミング視聴にも対応した。 ハイレゾ音源再生も可能。最大192kHz/24b
前回、前々回のCloseBoxは、Appleのお手軽動画撮影&編集アプリ「Clips」についてだった。 Clipsには2つ、課題があった。作例として公開したYouTube動画へのコメントにもあったのだが、手ブレがなんとかならないかというもの。もう1つはYouTubeに投稿するときの画質劣化問題だ。 まず、手ブレ。Clipsで録画してナレーションまで録ってしまうと手ブレ補正が効かないのでどうしようもない。ならば、ナレーションはアフレコにして、手ブレ補正をしてくれるアプリを使おうと考え、「独自の安定化技術により、端末を動かしながらでもタイムラプス動画が撮影できる」Hyperlapse from Instagramのことを思い出した。 Clipsは、アプリ内で録画したものだけではなく、フォトライブラリに保存されたビデオクリップや写真を長押ししながらしゃべることで、ナレーションを追加できるのだ。
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2017年5月1日、2017年3月期(2016年4~2017年3月)の連結業績を発表した。売上高は4078億4900万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は311億2900万円(同11.4%増)だった。売上高と営業利益の両方で過去最高業績を記録した。 売上高を押し上げたのは「流通・エンタープライズ」グループだ。インフラ構築やシステム開発の案件が好調で、売上高が前年同期比136億円増の1131億円だった。営業利益は業務効率の改善やサービス型ビジネスの拡大が押し上げた。営業利益率は前年同期比0.5ポイント増の7.6%だった。 2017年3月期通期の不採算案件数は13件で、約16億円の減益要因になった。減益額が大きかったのは官公庁向けの案件で、ドキュメント整備などの追加要求で人件費がかかった。CTCは1年間で20億円程度の不採算案件を見込んでいて、想定範囲
イー・エージェンシーは2017年5月8日、中国、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポールの関連会社とともに、EC事業者向けの現地主要ECモール出店支援サービス「中国・ASEAN EC DESK」の提供を開始したと発表した。ASEAN6カ国に展開するECモール「LAZADA」をはじめ、各国に強みを持つECモールと連携し、中国・ASEAN地域へのEC進出をワンストップで支援する。 関連記事 ASEANでのEC支援事業を拡大:イー・エージェンシー、ASEANを本拠とするI-COMM AVENUグループと資本・業務提携 イー・エージェンシーは、I-COMM AVENUグループと資本・業務提携を行った。中国・シンガポール・インドネシアにつづき、マレーシア・タイのネットワークを強化する。 訪日外国人向けデジタルマーケティングサービスを包括的に提供:DACグループ横断でインバウンド対応、「いらっしゃ
「グランブルーファンタジー」や「刀剣乱舞-ONLINE- Pocket」など、スマートフォン向け人気ゲームの通信量を「カウントフリー」にできるMVNOサービス「LinkesMate」が7月1日にスタートする。 LinkesMateは、「グランブルーファンタジー」のプロデューサーとして知られる春田康一氏が代表を務めるベンチャー企業・LogicLinksが展開する「ゲームプレイヤーのための」データ通信サービス。 基本料金は、データ専用SIM・月間通信量5GBで月額1500円、10GBで2500円など。プラス600円で音声通話も利用できる(通話料別途)。 「カウントフリーオプション」(月額500円)に申し込めば、対象のゲームなどのデータ通信量の90%以上をカウントしない。一部、コンテンツやゲームのアップデートにより通信量がカウントされる場合もあるという。 カウントフリーオプション対象ゲームは、「
米Googleのデスクトップ向けWebブラウザ安定版「Chrome 58」のセキュリティアップデートが、5月2日付でWindowsとMac、Linux向けに公開された。数日から数週間かけてユーザー向けに配信される。 Googleによると、最新バージョンとなる「Chrome 58.0.3029.96」では外部の研究者が発見した1件の脆弱(ぜいじゃく)性を修正した。脆弱性は、WebRTCにおける競合状態に起因する。 危険度はGoogleの4段階評価で上から2番目に高い「高」に分類されている。このレベルの脆弱性を悪用された場合、特定の条件下で任意のコードを実行されるなどの恐れがある。発見者には500ドルの賞金が贈呈された。
米国時間5月3日、Googleのユーザーに急速に広まった高度なフィッシング詐欺をめぐって、インターネットに動揺が走った。 この攻撃は、ユーザーアカウントへのアクセスを得る目的で、「Google Docs」への招待を装っていた。標的になったユーザーは、ドキュメントを開くよう求められ、詐欺とは知らずにアカウントへのアクセスを許可してしまう。すると攻撃者は、メールに使われている「Open Authorization」(OAuth)技術をユーザーの連絡先リストに適用し、この招待を転送して拡散する。 GoogleのMark Risher氏は5月5日の声明で、1時間以内に攻撃を食い止めたと述べた。不正なアプリの偽装ページとアプリケーションを削除し、「Gmail」と「Google Cloud Platform」におけるユーザー保護機能をアップデートして、「影響を受けたアカウントを再び安全にした」としてい
アスクルが、ネット通販「LOHACO」の顧客サポート用チャットボット「マナミさん」にWatsonをベースとした対話システム「バーチャルエージェント」を採用した。実際の問い合わせ対応を通じて学習し、プロセスを自動化。運用負担の軽減も実現している。 アスクルは4月28日、インターネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)」で顧客問い合わせに対応する人工知能型チャットボット「マナミさん」に、「IBM Watson」をベースとした対話システム「バーチャルエージェント」を導入したと発表した。 LOHACOでは、2014年9月よりマナミさんを導入し、チャットボットによる24時間365日のスピーディーな応対と、スタッフによる応対とを両立させ、顧客満足度の向上を図ってきた。 従来のマナミさんの学習プロセスは、問い合わせの対応履歴からマナミさんが回答できなかった質問を抽出し、これに対する適切な回答文をデータ
ソニーは5月8日、4K有機ELテレビを含む“BRAVIA”(ブラビア)新製品を発表した。有機ELテレビ「A1」シリーズは65V型の「KJ-65A1」と55V型「KJ-55A1」の2モデルを6月10日に発売する。価格はオープン。店頭では65V型が80万円前後、55V型は50万円前後と、55V型に関しては“インチ1万円”を切る戦略的な価格となった。なお、77V型も秋以降に発売される予定だ。 LGディスプレイの有機ELパネルを搭載した4Kテレビ。“漆黒”の表現など「有機ELパネルの特長を最大限に引き出す」(同社)ために液晶テレビのフラグシップ「Z9D」シリーズと同じ映像エンジン「X1 Extreme」および超解像エンジン「4K X-Reality Pro」を搭載した。 大きな特徴は、テレビの画面から音を出す「アコースティックサーフェス」技術だ。画面の後ろに左右2対のアクチュエーター(振動子)を搭
米IDCが現地時間2017年5月4日までにまとめたタブレット端末市場のリポートによると、2017年第1四半期(1~3月月)の世界出荷台数(速報値、以下同様)は3620万台にとどまり、前年同期から8.5%減少した。タブレット端末の世界出荷台数は10四半期連続で前年割れとなった。 IDCによると、タブレットの市場は、米Appleが2010年に初代iPadを発売したことで誕生した。その後2013年まで、同市場は他の消費者向け電子機器にはなかった急激な伸びで成長したが、やがてピークに到達し、急速な減少が始まった。その主な要因は消費者のスマートフォンへの依存の高まりだと同社は分析している。 IDCはタブレット市場を「スレート型」と呼ぶ従来型端末と、着脱式キーボードが用意されている「デタッチャブル型」の2つのカテゴリーに分けて分析している。そして、この2つのタブレットはまったく異なる方向に進んでいると
米Googleは現地時間2017年5月5日、「Google Docs」の共有機能を悪用したフィッシング攻撃を確認したと発表した。連絡先情報が不正にアクセスされる危険性があるという。 Googleの説明によると、問題のフィッシング手口は、知人から送られてきたGoogle Docsの共有ドキュメントへの招待状を装っている。 偽の招待メールを受け取ったユーザーがリンクをクリックすると、共有ドキュメントを開くためにユーザーのアカウントへのアクセスを許可するよう求められる。アクセスを承認すると、攻撃者はユーザーの連絡先情報に不正アクセスし、連絡先リストに同様の偽招待状を送信する。 Googleはこの手口を確認するとすぐに行動を起こし、自動および手動の措置によって1時間位内に攻撃を遮断したと報告している。攻撃者のアカウントを無効化したほか、偽装ページおよびアプリケーションを削除し、「Safe Brow
米Googleは5月3日(現地時間)、「Googleマップ」でのディープラーニング活用について説明した。ストリートビューカーで撮影した画像内のテキストや位置情報のディープラーニング解析を、Googleマップ上の街路名やビジネス名の更新に使っているという。 Googleマップの正確さ向上に取り組む「Ground Truth」チームは、常に更新されている8000億件以上の高精細なストリートビュー画像をディープラーニングで解析することで、将来的にはGoogleマップ上の情報を自動的に更新していきたいとしている。 同社は2008年からストリートビュー上の顔やナンバープレートのぼかしに人工知能を採用している。 番地特定については2014年に90%の確度で数字を読み取れるようになったと発表した。現在ではGoogleマップ上の住所の3分の1以上がこのシステムによって更新されている。 現在はさらに、街路名
NTTぷららはこのほど、MVNOサービス「ぷららモバイルLTE」を11月30日に終了すると発表した。「映像配信サービス『ひかりTV』などに経営資源を集中するため」という。ユーザー数は非公開。 ぷららモバイルLTEは2013年11月にスタート。2014年、上下最大3MbpsのLTE通信を容量無制限で利用できる「定額無制限プラン」をいち早く開始するなど話題を集めた。 新規申し込みは既に終了。既存ユーザーには書面で通知し、NTTコミュニケーションズのMVNOサービス「OCN モバイル ONE」への移行を促す。 関連記事 月額2980円で容量無制限、上下最大3Mbps 「ぷららモバイルLTE」に新プラン 「ぷららモバイルLTE」で、上下最大3MbpsのLTE通信を容量無制限で利用できる月額2980円の新プラン「定額無制限プラン」がスタートした。 LTE格安SIM競争激化 BIGLOBE、ぷららが「
米CNETは最近、Amazonがスクリーンを搭載する新しい「Echo」製品を1カ月以内に発表する可能性が高いと報じた。その時点では、新しいEchoの画像を入手できていなかったが、AFTVnewsは、同製品の初の写真とされるものを公開している。開発コード名は「Knight」であるという。 今回の画像がタッチスクリーンを搭載するEchoのものであれば、「Alexa」に対応する「Fire」タブレットとスピーカを組み合わせたものと表現するのが最も適切なようだ。 米CNETのBen Fox Rubin記者は、「新型Echoは、Amazonがビデオチャットやオンラインショッピングなど、より多くの分野でEchoの機能を拡張および改善するのに貢献し、同スマートスピーカを家庭に必須のアイテムに変えるかもしれない」と報じていた。 米CNETは、この画像に関してAmazonにコメントを求めたが回答は得られていな
こう語るのは、ガートナージャパン ガートナーリサーチ バイスプレジデント兼最上級アナリストの亦賀(またが)忠明氏だ。同社が2017年4月26~28日に都内で開催した「ガートナーITインフラストラクチャ&データセンターサミット2017」で、同氏が日本のクラウド市場動向をテーマに行った講演のひとコマである。 本稿では、亦賀氏の講演から、筆者が興味深く感じた内容を幾つか取り上げたい。 まず、図1は、注目される技術の動向を示すガートナー独自の「ハイプサイクル」におけるクラウドの現状を表したものだ。この図によると、日本でのクラウドはここ数年「幻滅期」にあったが、いよいよ「普及活動期」へと移行する節目を迎えた。この節目が、冒頭の発言にある「本格利用前夜」を迎えたことを意味している。 なぜ、本格利用の「前夜」なのか。その根拠となるのが「16.9%」という数字だ。これは、ガートナーが2017年1月に調査し
Microsoftは、上海で5月23日に新しいイベントを開催すると予告した。そこで「次は何かを世界に披露する」という。 Microsoftが新しく開設したイベントページでは、開催日と場所のほかに情報がほとんど明らかにされていない。しかし、新しい「Surface」ハードウェアが発表される可能性が高そうだ。おそらく、「Surface Pro 5」という名称になると推測されているSurfaceの新製品である。 Windows Centralは、Surface製品を統括するMicrosoftのデバイス担当コーポレートバイスプレジデントPanos Panay氏が、このイベントで新しいハードウェアを発表するだろうと述べている。具体的にどのようなハードウェアなのかは不明だが、Panay氏はハッシュタグ「#Surface」を付与して、このイベントを発表するツイートを発信した。またMicrosoftはこのイ
関連記事 「Firefox 53」公開、40件以上の脆弱性を修正 「Firefox 53」では40件以上の脆弱(ぜいじゃく)性を修正。Windows XPとVista、および32ビットのMac OS Xに対するサポートは打ち切られた。 Firefox、ハッキングコンペで使われた脆弱性を修正 「Firefox 52.0.1」では、中国のChaitin Security Research LabがPwn2OwnでFirefox破りに使った脆弱性を修正した。 「Firefox 52」公開、非HTTPSページでの入力に警告 NPAPIプラグインは無効化 HTTPSで暗号化されていないページでユーザー名やパスワードを入力しようとすると、警告のポップアップが表示される。SliverlightやJavaなどのNPAPIプラグインは、Flashを除き、全て無効化された。 「Firefox 51」公開、安全
詐欺メールの送信者は、自分の連絡先に登録されている知人や組織など信頼できる相手の名前なので、ユーザーはだまされてクリックしてしまいやすい。 知人からの文書共有通知に見せかけたメールでユーザーをだまし、GoogleのGmailアカウントを乗っ取ろうとする攻撃が横行している。米セキュリティ機関のUS-CERTやSANS Internet Storm Centerも注意を呼び掛け、Googleは5月5日、攻撃阻止の対策を講じていることを明らかにした。 SANS Internet Storm Centerによると、この手口では、Google Docsの文書共有通知を装った詐欺メールがユーザー宛てに届く。送信者は、自分の連絡先に登録されている知人や組織など信頼できる相手の名前なので、ユーザーはだまされてクリックしてしまいやすい。 メールの指示通りにクリックすると、OAuth2と呼ばれるユーザー認証の
1867年に米国で生まれたタイプライターは、今や生産台数もメーカーも限られている。しかし、活躍中の機器が存在する限り、修理の需要はある。東京・神田の低層雑居ビルが並ぶ一角にある「ひかり事務機」は、タイプライターの修理と中古品を扱う数少ない会社の一つだ。 「このあたり、昔は事務機器屋や文具屋でにぎわっていたんですよね。丸の内の会社はもちろん、連合国軍総司令部(GHQ)やアメリカ大使館にも出入りしていました」 代表の福永健さん(86)は言う。タイプライター一筋の老舗で、創業52年。全盛期は横浜に支店もあったというが、今は社員5人。蛍光灯の下、事務机が並び、キーを叩く音、ローラーの戻る音などがリズミカルに響いていた。 今や文書作成機能は、ワープロを経て、パソコンに取って代わられた。ここで修理されるタイプライターは、どこでどのように使われているのだろうか。 「宅配便の送り状のようなカーボンを使った
「Amazon Prime」会員にとって、「Apple TV」の問題の1つはAmazonのビデオコンテンツがストリーミングできないことだ。しかしRecodeの報道によると、AppleとAmazonはまもなく、両社の意見の相違は脇に置いて、2017年夏にAmazonのビデオアプリをApple TVに対応させる予定だという。 関係者はその可能性を公に認めようとはしないが、Recodeは「両社に詳しい複数の情報筋」の話として、両社がまもなく合意する見込みだと報じている。 「iOS」を搭載するモバイルデバイスは、購入が不可能な、機能を限定したバージョンのAmazonのビデオアプリをサポートしている。しかしApple TVでは、このアプリがどのような形態でも提供されたことはなかった。 競合するRokuのセットトップボックスは、主要なストリーミングアプリをすべてサポートし、アプリから直接映画のレンタル
米Google傘下のYouTubeは5月4日(現地時間)、人気コメディアンやアーティストをフィーチャーしたオリジナルコンテンツを広告付きで無料配信する計画を発表した。 YouTubeは2016年2月に開始した有料サービス「YouTube Red」向けにオリジナルコンテンツを製作してきたが、新コンテンツはYouTube Redの会員以外のユーザーが視聴できるものだ。 人気コメディアンでWarner Bros. Televisionの長寿番組「Ellen」を持つエレン・デジェネレスによる「Ellen’s Show Me More Show」(週2回配信)、俳優でコメディアンのケヴィン・ハートがセレブとワークアウトする「What the Fit?」(週1配信)、グラミー賞受賞アーティストのリュダクリスが司会を務めるカバーソングによるコンテスト番組「BEST.COVER.EVER.」、人気アーティ
Appleがハードウェアに常軌を逸した値札を付けることができた時代は終わり、1000ドル以上するiPhoneは大ばくちといえるだろう。勝てるだろうか、それとも大失敗になるだろうか? 信頼できるサプライチェーンのうわさやアナリストの予想から専門家の大胆な夢想まで、現在あらゆるところで、Appleが1000ドル以上する10周年記念特別iPhoneを計画しているといわれている。Appleは既に1000ドル近いiPhoneを販売している。256GBの「iPhone 7 Plus」が969ドルなのだから、「iPhone 8」か「iPhone 10」か「iPhone Edition」か、最終的なモデル名がどうなるにしても、価格は1000ドル台になるだろう。 さて、なぜ超高価格のiPhoneがAppleにとって大ばくちなのだろうか? iPhoneはAppleにとってドル箱なのでは? 結局、Appleが新
1980年代、二輪車は多くの若者にとって今よりも身近な存在だった。多くの若者は16歳になるとバイクの免許を取り、排気量をステップアップしながら18歳を迎え、やがてクルマに乗り換える。それはごく普通の若者のライフスタイルだったのだ。 1985年の二輪車の保有台数は約1820万台。それが2015年には約1150万台へと激減している。昨年のスズキの決算発表では、鈴木修会長が「二輪については耐えるしかない」と事実上打つ手なしのコメントがあった。業界トップのホンダも事情は同じ、見通しは極めて暗い。なぜこんなことになったのだろうか? 名車モンキーの生産終了 そしてこの夏、数多くの二輪車が生産中止になる。その中には、長年多くのユーザーに支持された名車も含まれているのだ。例えば、ホンダ・モンキーは、アミューズメント施設「多摩テック」で子どもたちに「操る楽しさ」を感じてもらうため、1961年に作られたアトラ
米マイクロソフトは2017年5月2日(現地時間)、主に教育機関での利用を想定した新OS「Windows 10 S」を発表した(画面)。実行可能なアプリは、Windows向けアプリの配布サイト「Windows ストア」から入手したものに限定。これによりセキュリティを確保するほか、シンプルな環境を保つことで動作が軽快になり、学習をスムーズに進められるという。 Windows 10 S搭載PCは、富士通や東芝、台湾エイサー、台湾エイスーステック・コンピューター、米デル、米HP、韓国サムスン電子が数カ月以内に発売予定。価格は189ドルから。マイクロソフトも、Windows 10 S搭載の「Surface Laptop」を2017年6月に提供開始する。 Windows 10 S搭載PCには、PCゲーム「Minecraft」教育向けエディションの1年間の無償利用権が付属する(関連記事)。また、現在Wi
書籍取次大手の日本出版販売(日販)は2017年ゴールデンウイークに合わせて、傘下の2書店でIoT(インターネット・オブ・シングズ)を活用した新しい販促手法の実証実験を始めた。1月にデジタルハリウッドと共同開催した一般公募コンテスト「書店体験を変えるIoTプロダクト ハッカソン」の優秀作品を店頭で実装したものだ。
2016年にGEヘルスケアを退職して、現在はビジネスファシリテーターとしてブログ(リンク先はプロフィール欄)を運営しながら、B2B企業の経営者をサポートさせていただいている飯室です。「b2bハック」でググっていただくとすぐに見つかります。これから日本ではまだあまり語られてこなかった経営者視点でのB2Bマーケティングの本質について、連載をしていきます。「経営者に読ませるB2Bマーケティング攻略ガイド」ではちょっと長ったらしいので、「経読ま(けいよま)」とか「経読まガイド」と呼ぶことにします。 まず連載開始に当たって、本連載のビジョンを書いてみた。 本連載のビジョンは、読者がB2Bマーケティングを導入し、実行し、結果を出せるチカラをつけることにある。このため読者本人には、情熱と強い達成意思、そして失敗から学ぶ勇気が求められる。 本連載は、いたずらに手順や方法やノウハウを教えるマニュアルではない
パナソニックがAI(人工知能)やIoT(インターネット・オブ・シングズ)を軸にしたデジタル技術による事業創造に向け、新施策を打ち出した。 中核を担うのが2017年4月1日に新設した本社直轄の「ビジネスイノベーション本部」。四つの社内カンパニーの37事業部が持つ技術やノウハウを生かし、新たな事業を生み出す先導役を務める。AI人材の育成や米シリコンバレーの流儀を取り入れたイノベーション文化の醸成にも本腰を入れる。「各カンパニーでのIoTの取り組みを全社レベルに引き上げる」。4月19日の説明会で、全社CTO(最高技術責任者)の宮部義幸専務ビジネスイノベーション本部長は力を込めた。 新卒30人をAI特別枠で採用 ビジネスイノベーション本部の主要な役割が「全社テーマ」の推進。破壊的技術に基づくサービス中心の事業であり、複数カンパニーが連携して進め、今後の成長が見込めるというのが全社テーマの条件だ。
仕事の予定と3人の学校の催しの予定でスケジュールを組んでいくと、もうすぐに手帳が埋まってしまいます。でも、ありがたいことに、比較的手の掛からない子供たちで、色々と私のことを助けてくれます。 子育てはもちろん手を抜けないことですが、完璧さを目指してもいません。育児についても時間の使い方には気を使っています。 三女も小学生になりましたから、保育園への送迎がなくなり、以前よりぐっと楽になりました。私の場合、トータル14年保育園にお世話になりました。 そのころはお迎えのため、毎日午後6時には必ず帰るという生活をしていました。周囲に事情をきちんと伝えて、打ち合わせの時間を調整してもらうなどして乗り切りました。私の場合、周囲の上長やメンバーに恵まれて、育児のことをよく理解してもらえていました。そういう方々に支えられて今があると思っています。 不思議なもので忙しいときに限って、子供がインフルエンザにかか
はっと気がつくと、今日もまた午後9時を回っている。残業をせずに帰れたためしがない。 業務改革のコンサルティングをするためにIT現場を訪れると、そんな風に悩むITエンジニアとよく出会う。他の業種と比べても、ITエンジニアは特に帰宅が遅くなりやすい仕事の一つだろう。「期日厳守のため、今日までにこの設計書を仕上げなければならない」といった事態に直面しやすいからだ。厄介なことに、そんな締め切りが迫る時に限って、既存のシステムのトラブルが発生して緊急対応を迫られることも少なくない。 「帰宅が遅くなるのは、自分の仕事の処理能力が低いからではないか」と真摯に考え、改善の努力に励むITエンジニアも多い。ビジネススキルの解説書を読み、段取りをしっかりしようと1日の仕事の計画を立てる。それでも、飛び込みの仕事をアサインされてなすすべなく計画が崩れるなど、なかなかうまくいかない。これだけ頑張っているのに、という
ITエンジニアを取り巻く環境は、大きく変化している。変化に対応するための鍵は、思考技術の強化だ。これまで使われてきたロジカルシンキングやシステム思考は、論理やデジタル的に物事を捉える左脳型のアプローチ。これに対して本特集のテーマである「デザイン思考(Design Thinking)」は、感性やアナログ的に物事を捉える右脳型のアプローチだ。今、ITエンジニアにはロジカルシンキングやシステム思考に加えて、右脳型のデザイン思考が求められている。 現在、国内のITエンジニアの多くは、業務システムの開発が中心だろう。ここで競争力の源泉となるのは、ユーザー側から提示されたRFP(提案依頼書)に基づく要求機能を、いかにして効率的かつ高品質に作り上げるか、といったものだ。 しかしここ最近は、RFPがない、あるいはRFPを作りようがないという案件が増えている。ビッグデータ、人工知能(AI)、IoT(Inte
ソフトバンクグループの米携帯子会社スプリントの経営状況が急回復してきた。スプリントが3日に発表した2016年度(2017年3月期)決算の通期営業利益(米国会計基準)は黒字幅が増加。通信網を改善した結果、通信回線のデータ通信速度が向上して回線契約数が伸びた。 スプリントは長く不振が続いていたが2015年度に9年ぶりの営業黒字に転換。年2000億円規模のコスト削減を重ねた成果が出た格好だ。2016年度は2年連続の営業黒字を達成して復活ぶりが一段と鮮明になってきた。 孫社長はスプリントの立て直しについて過去の決算説明会で「直近の事業のなかで一番難しかった」と振り返っている。1兆8000億円を投じてスプリントを買収したのが2013年。競合の米TモバイルUSと合併させて米携帯2強の米AT&Tと米ベライゾンに対抗する狙いだった。ところが米当局の合意を得られなかった。 合併交渉にてこずる間に競合にシェア
韓国のキャリアであるLGU+とクレジットカード会社の信韓カード、ガソリンスタンドのGSカルテックス、スタートアップのOWiNの4社はこのほど、「コネクティドカーコマースアライアンス」を結成し、下半期からソウル市江南地区でサービスを開始すると発表した。4月20日にはソウル市内でセミナーを開催。コネクティドカーコマースの動向や具体的なサービス内容について説明した。 コネクティドカーコマースとは、ETC(電子料金収受システム)のようなイメージで、ガソリンスタンドやドライブスルーでの代金をクレジットカードや現金を出さずに、運転手は何もしなくても車の情報を認証して自動決済できるもの。車に登録したクレジットカードから支払われる。 おサイフケータイのように車そのものが財布になるサービスである。車がインターネットにつながり運転手が安全に運転できるコネクティドカーサービスの一つとして位置づけられるが、韓国で
IoTのアーキテクチャーは、現状の製品やサービスの設計図としての役割だけでなく、将来に渡る未来予想図としての役割がある。 つまりアーキテクチャーは現実主義者(as is)と理想主義者(to be)の両者を持つ必要があるが、この両者は同時には相容れないものが多い。さながら「二兎を追う」ようなものである(図1)。 アーキテクチャーは、現実主義者として獲物を追い、さらに未来を見据えた理想主義者として未来の獲物を追う。 現実主義者としては、獲物を捕まえる仕掛けをちゃんと作れるかをまず気にする。そして、仕掛けを作る手間をなるべく省けるようにする。さらに獲物(IoTシステム)の実行速度やメモリーにも気をつける。 一方で理想主義者としては、将来にわたり、獲物を捕まえることができるようになることを考える必要がある。たとえ目の前に1匹の獲物がいたとしても、将来の10匹の獲物の方を優先する。将来に獲物の行動が
AI(人工知能)、デジタル地図、音声認識、センサー――。様々な技術が急速に進化し、自動運転の実用化はもう目前まできている。 モータリゼーション、すなわち自家用乗用車の普及は、世界の人々の生活を一変させた。それと同時に、自動車産業は巨大化。裾野が広く、影響力の大きい産業として君臨し続けてきた。 今後、「自動運転時代」に突入すれば、これまでの伝統は破壊されるだろう。高品質な自動車部品を開発・生産する領域がなくなることはないだろうが、自動運転を支える技術・製品・サービスを開発・生産するプレーヤーはこれまでとは異なる。 自動運転技術を備えたクルマの量産化で先頭を走る米テスラ。この会社が、未来の自動車業界のキープレーヤーになるかといえば、そう容易なことではないように思える。ではトヨタ自動車や独フォルクスワーゲンといった自動車産業の大手が、現状の地位のまま安泰かといえばそうではないだろう。 いずれにせ
携帯電話の販売適正化に向け、総務省が「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」(2017年1月31日に廃止、2月1日以降は「モバイルサービスの提供条件・端末に関するガイドライン」)の適用を始めてから1年が経過した。携帯電話大手3社は2016年4月に行政指導(KDDIは口頭注意)、2016年10月には行政処分(厳重注意+報告徴求命令)をそれぞれ受け、さすがに終息すると見られた。 だが、年間最大の商戦期となる2017年3月にはキャッシュバックが一部で復活した。それも総務省のガイドラインに抵触しない形でだ。「いよいよ韓国方式(過剰な補助金を議員立法で禁止)を検討せざるを得なくなる」(有識者会議の構成員)といった声が早くも出始めている。 あうんの呼吸で原資を捻出 キャッシュバックが目立ったのはソフトバンク。競合事業者や販売代理店などから不満の声が相次いでいる。関係者の意見を総合す
書籍取次大手の日本出版販売(日販)は2017年ゴールデンウイークに合わせて、傘下の2書店でIoT(インターネット・オブ・シングズ)を活用した新しい販促手法の実証実験を始めた。1月にデジタルハリウッドと共同開催した一般公募コンテスト「書店体験を変えるIoTプロダクト ハッカソン」の優秀作品を店頭で実装したものだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く