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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (134)

  • 念のため - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今まで百回以上ブログ上で繰り返してきたことをまた書くのは徒労感しか残りませんが、念のため・・・。 http://twitter.com/#!/kktsc/status/187929417056665601 濱口桂一郎氏はリフレ政策には批判的なのかな? 今まで山のように繰り返してきたように、来のケインズ主義的な意味での「リフレーション政策」には批判的どころかむしろシンパシーを持っています。 しかし、日で「りふれは」と称して不気味な政治活動を繰り返してきた手合いというのは、おおむね、その逆の政治志向を持っているようで、小さな政府を声高に叫び、とりわけ弱い立場の国民向けの公的サービスに対して露骨な敵意を示すことが多いようです。そして、くっつく政治家というのもだいたいそういう志向の方々が多いようです。 そういう人々を、わざわざリフレーション政策支持派という意味での「リフレ派」と明確に区別する

    念のため - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/04/07
    「りふれは」なんて可愛すぎ。毒抜きされてて脱力感が。そのオドロオドロしさが抜いて良いの?「リフレハ」とか「利負劣破」とか書いては?
  • 「国民の敵」ビジネス - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    湯浅誠氏をめぐってブログで述べていることを、裏側から述べたような記事です。「あごら」なので、そういう方向性がぎらついているようですが、素直に読めば解るとおり、まことにまっとうなことを言っているというべきでしょう。 http://agora-web.jp/archives/1444589.html ・・・こうした負担の分配をせざるを得ない状況では、政治家が国民の人気を得ようとすれば、ばら撒きに代わる方法が必要です。 それが、古典的な方法ではありますが、 「国民の敵」をでっちあげる方法なのです。  この方法は、かつてのいくつもの戦争の原因(国民の不満を海外に向けさせる)でもあり、ナチスのユダヤ人虐殺にも繋がったものです。 江田憲司氏は、最近の著書、「財務省のマインドコントロール」では、財務省を「国民の敵」に仕立て上げているわけです。 これは、多く出版されている、リフレ派の日銀批判、例えば田

    「国民の敵」ビジネス - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/04/02
    二十年前からそんな感じ、四十年前から変わらない定式。六十年前の正義。
  • 働いてもいないガキが半世紀以上も先のこと考えるんじゃない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    読売のこの記事に http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120318-OYT1T00250.htm?from=tw(年金どうなるの?小学5年生の質問に総務相恐縮) 政府主催の社会保障・税一体改革の対話集会が17日、全国2会場で開かれた。 このうち、川端総務相が出席した松山市の集会では、小学校5年生の参加者が「僕が大人になって、年金などの問題で世の中やっていけるのか」と質問。 川端氏は恐縮した表情で「小学5年生にそういうことを心配させているのは大変申し訳ない。深刻に受け止めたい」と応じた。 黒川滋さんが切れています。 http://twitter.com/#!/kurokawashigeru/status/181285015043321856 働いてもいないガキが半世紀以上も先のこと考えるんじゃない、と一喝したくなります。経済学者のミスリードの弊害

    働いてもいないガキが半世紀以上も先のこと考えるんじゃない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/03/19
    ×考えるんじゃない!→○考えさせるんじゃない!(大人が)
  • 福島敏雄氏@産経の「維新」論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    これくらいの距離感を持って、文化人類学的に批評すると、頭に血の上がった方々にも一服の清涼剤になるのかも知れません。ならないかも知れませんが。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120317/lcl12031703030000-n1.htm(論説委員・福島敏雄 「維新の会」は何を目指すのか) かつて橋下徹氏が大阪府知事選に当選したとき、この欄で、その存在態様が文化人類学の「トリックスター」に似ていると書いた。日語では「いたずら者」と訳されたりもするが、トリックスターは外部から不意にやってきて、さまざまなトリック(奇策)をめぐらし、権威に挑戦する。 権威の側は一時的には混乱するが、ぎゃくにそのトリックによって、固定化、かつ硬直化したシステムが流動化、かつ活性化される。アフリカなど世界各国の神話などに登場し、「文化英雄」などと称されることもある。 ト

    福島敏雄氏@産経の「維新」論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    myogab 2012/03/18
    そういうのは結果論で語るべき。どう化けるかは予断を許さない。日本の民主主義が未成熟なのは、辞めさせれば良いと言う甘えと、勝者の懐柔を可能にしてきた各種圧力。トリックスターは格好のピエロ。
  • 新左翼によって「創られた」「日本の心」神話 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ホブズボームの『創られた伝統』以来、いま現在一見「伝統的」と見なされている事物が実は近代になってから創作されたものであるという認識枠組みは、社会学や人類学方面ではそれなりに一般化していますから、その意味ではその通俗音楽分野への応用研究ということでだいたい話は尽きるのですが、 http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334035907 「演歌は日の心」と聞いて、疑問に思う人は少ないだろう。落語や歌舞伎同様、近代化以前から受け継がれてきたものと認識されているかもしれない。ところが、それがたかだか四〇年程度の歴史しかない、ごく新しいものだとしたら? 書では、明治の自由民権運動の中で現れ、昭和初期に衰退した「演歌」――当時は「歌による演説」を意味していた――が、一九六〇年後半に別な文脈で復興し、やがて「真正な日文化」とみなされるようになった過

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    myogab 2012/03/02
    「いつの時代も、改革は保守の顔で成される」は私の持論。
  • 年金証書は積み立てられても財やサービスは積み立てられない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    この期に及んで、未だに賦課方式ではダメだから積立方式にしろなどという、2周遅れ3周遅れの議論を振り回している御仁もいるようですが、この問題については、ブログで過去何回も書いてきたように、上記タイトルの趣旨を理解しているかいないかに尽きます。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-9649.html(財・サービスは積み立てられない) http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-a96e.html(積み立て方式って、一体何が積み立てられると思っているんだろうか?) >この問題は、いまから10年前に、連合総研の研究会で正村公宏先生が、「積み立て方式といおうが、賦課方式といおうが、その時に生産人口によって生産された財やサービスを非生産人口に移転するということに

    年金証書は積み立てられても財やサービスは積み立てられない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/03/02
    積立ては幻想。長期化するほどバブルになる(or市場の枯渇)。バブルだから弾けて消える。額が巨大になるほど運用の誘惑は増し、その額は市場を濁流に変える。
  • 学費は高いわ援助はないわ・・・日本の高等教育@OECD - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    OECDが去る2月23日に公表した「Education Indicators in Focus」No.2に、大変雄弁なあるグラフが載っています。 http://oecdeducationtoday.blogspot.com/2012/02/increasing-higher-education-access-one.html(Increasing higher education access: one goal, many approaches) ご存じの方はとっくにご存じのグラフですが、 これを見ると、世界の国は4つの象限に分けられます。 右上のアメリカなどが入っている第1象限は、学費は高いけれども奨学金が充実している国。 右下の北欧諸国が入っている第42象限は、学費は低い上に奨学金が充実している国。 左下のふつうのヨーロッパ諸国が入っている第3象限は、学費が低いので奨学金が充実してい

    学費は高いわ援助はないわ・・・日本の高等教育@OECD - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    myogab 2012/02/27
    せめて私立には税金入れずに国立を安くすべきなんだけど、私大の政治力が強すぎて…。
  • 低価格・低賃金なのに過剰サービス - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    話題のワタミ労災事件に関連して、興味深いブログの記事がありました。 http://d.hatena.ne.jp/Lacan2205126/20120222/1329895239(『ブラック企業と旧日軍』(ワタミ化と東南アジア化)) ・・・それは低賃金、長期労働なのに現場の労働のモラルハザードが起きていない点である。それどころか賃金低下、サービスの価格低下に反比例するかのように神経症的にサービスを特化させている印象すらある。これはわが国外産業で象徴的だ。 ・・・しかし我が国の外産業サービスは独自の進化を経ている。低価格化の価格競争に勝つため、さらに物的コストを必要としない従業員の『お客様サービス』を上乗せして対抗しようとする。その結果、低価格・低賃金なのに過剰サービスという単純な行動ファイナンスでは解析不能な現象が起きているのだ。何故、解析が不能なのかというと『従業員のモラルハザード』

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    myogab 2012/02/25
    「若い内の苦労は買ってでもしろ!」の教訓が利得であった時代とそうでない時代と。こういう価値観の捻れと二律背反な集合こそ、敗戦の経験から学ぶべき事だったのに、まんま繰り返している歴史の無力。
  • 政界はゲーム理論の実験場 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今朝の朝日に載ってる根清樹編集委員の「政権交代時代の作法 いじわる合戦の果てに」というコラムは、近年の日の政界が、「やられたらやりかえす」という繰り返しゲーム理論でおなじみの行動の壮大な実験場になっていることを語っていて、「面白うてやがて哀しき」思いをそこはかとなく醸し出します。 ネット上には載ってないので、あんまりコピペできないのですが、実験社会科学のプロジェクトによるさまざまな実験結果をいろいろと紹介した上で、おもむろに政界談義に移って、 >日政治に目を転ずれば、昨今の永田町で繰り広げられているのは、まさにいじわる合戦というよりほかない。 自民党政権時代に生じた衆参両院のねじれから、政権交代を挟んで今日に至るまで、延々と、 「やられたらやりかえす」 これがいまの自民党を貫く行動原理である。 ・・・ 「やったらやりかえされる」 この教訓を、いまの民主党政権は身体で覚えさせられてい

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    myogab 2012/02/06
    少なくともマスコミは、政治家の過去の発言をきちんと追って欲しい。マスコミが健忘症状態だから、プレイヤーが変わってすらいなくても、新規参入状態で立ち振る舞えている。そりゃぁプレイヤーに知恵も芽生えない。
  • 岩波書店と新卒採用問題 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    なにやら、岩波書店の新卒採用募集が話題になっているようで、労務屋さんも取り上げています。 http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20120203#p1 世間ではやや情緒的な取り上げ方が多いようですが、率直に言えば労務屋さんのこの指摘に尽きるでしょう。 >まあ従業員数200人の企業が若干名を採用するということなら十分ありうる話でしょう。 思うに、岩波書店(に限らず出版社一般に言えることかと思いますが)について、情報の非対称性が著しいということなのでしょう。 ふつうの業種で従業員規模200人の中小企業であれば、最近は崩れてきたとはいえ、かつてなら県立職業高校と密接な実績関係を持ち、そこの先生から間違いのない生徒を数人送り込んでもらうというのが一般的なやり方であったと思われます。 それくらい労働市場をセグメント化することで、労働供給側も労働需要側も、あまり無駄なコストをかけ

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    myogab 2012/02/06
    とは言え、書店がその優越的地位を利用して、推薦者に、人事の担うべき責任と義務を一方的に見返りも無く押し付けている事は、下請け虐めに似た横暴に見えるけど。人気業種は多く雇って給与下げりゃ人気も落とせるぞ
  • 「絶対反対」主義の蔓延 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    finalventさんが、「「○○○は絶対反対」主義の蔓延をどうしたものかな」と首をかしげています。 http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2012/01/post-3ba2.html(「○○○は絶対反対」主義の蔓延をどうしたものかな) >TTP絶対反対。原発絶対反対。消費税アップ絶対反対。八ッ場ダム再開絶対反対。女性天皇絶対反対。歴史修正主義絶対反対。偽科学絶対反対。社会格差絶対反対。米国覇権主義絶対反対。中国覇権主義絶対反対。などなど。 思うのは、それらは、絶対反対な「私」というのを各人が主張したいのだろうということ。いや主張というより、昆虫が特定の状況で仲間や異性を呼ぶために独自の臭いを発するように、仲間がここにいるというシグナルを発するという機能が「絶対反対」なのではないか。ツイッターとか見ていると特に昆虫の世界みたいだし。

    「絶対反対」主義の蔓延 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/01/08
    「サンタクロースは居るよ」と何歳まで言い続けるか…みたいな。まっとうな啓蒙を怠った老人が、その無責任を開き直っているようにしか聞こえない。玄人の様式美感覚w
  • まさか裸の王様が「みんな服は着とこうよ」と言い出すとは思いもしなかったよねみたいな - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日経の趣旨不明瞭なリーク記事(?)に狂喜する人事コンサルタント氏と、それを苦々しげに窘める元人事担当者氏という対照も興味深いものですが、 http://jyoshige.livedoor.biz/archives/5018564.html http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20120104#p2 ここはやはり、元労組役員氏の皮肉に充ち満ちた箴言を熟読すべき時期かと・・・。 http://h.hatena.ne.jp/yellowbell/243586370633253978 >まあでも面白いよね。定昇無くして組織への帰属から役職への帰属にモチベーションを振り替えて、なおそれで企業としてのガバナンスをちゃんとしようとしたら、日型組織がもっとも苦手なコンプライアンスをベースにするしかなくなるよ。 コンプライアンスベースの労使関係って、今ただちによーいどんしたら、困る

    まさか裸の王様が「みんな服は着とこうよ」と言い出すとは思いもしなかったよねみたいな - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2012/01/05
    正論だとは思うけど、どこを適正価格と見なすか~という闘争如何に拠るわけで、それが現在の最低賃金若しくはそれ以下の途上国レベルだ~と、経団連が見積もっている可能性が高そうなので、どっちが裸かは判らない。
  • パイを増やすことと分けることは矛盾しない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    暴言日記さんが、「経済成長の前にまずパイを分けることを考えるべき 」と論じています。 http://blogs.yahoo.co.jp/zhang_r/29982716.html 実は、こういう形で経済成長そのものに対する否定的な議論が蔓延すること自体に、私はむしろ危惧を感じます。 いや、ここで暴言日記さんが >だいたい、パイをどう分けるかというのをグダグダ考え続けるのが、自由で民主的な国家というものだろう。「パイを増やす」ことで、そういう困難な話から逃げ続けられるとでも思っているのだろうか。「パイを分けること」を、なんか汚らしい政治権力闘争みたいに思っている時点で、はっきり言って中二病である。おそらく、どうパイを分けようかということで、国民的な議論をあれこれと重ねていくことが、「めんどくさい」とか「綺麗事」だとか思っているのだろう。 と、パイの分け方論を忌避する手合いを批判していることに

    パイを増やすことと分けることは矛盾しない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2011/12/26
    今「成長が大事だ」と言っている連中は「俺がもっと大きいパイを焼くから、原料を俺に寄越せ!」と言ってる様なもの。パイを奪われ餓えるのが目に見えてて反対する。要求はまず、新しいパイを焼いてみせてからだ。
  • 大瀧雅之『平成不況の本質』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    世間で話題になる論点という意味では、帯にもあるデフレ論(「リフレ派」批判)が注目の的なのかも知れませんが、わたくしにとってはそういうたぐいのことよりも、とりわけ第3章で論じられていることの方が、百万倍重要な論点です。 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1112/sin_k627.html >失業率の悪化、労働生産性の停滞、消費の低迷―。長期にわたる日経済の不調の原因は「デフレ」だと言われていますが、書では理論経済学の立場からその「常識」を疑い、不況の質を探ります。 なぜ賃金は上がらないのか。そもそも企業は誰のものなのか。著者の理論に基づき、雇用と金融の側面から不況の原因を読み解く鍵を提供します。 そして、大震災後のいまこそ、経済成長至上主義から脱却し、社会的共通資としての教育を充実させることの重要性を強調します。 はじめに

    大瀧雅之『平成不況の本質』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    myogab
    myogab 2011/12/22
    実力の評価。一律に測る「物差し」を決めて済まそうとするから見えなくなるんだよ。二者の優劣をその都度競い、徐々に序列化する相撲の番付のような制度を市場に取り入れたら良いと思うよ。