1月9日、この一世代における中国の台頭は印象的だった。グローバル社会の周辺から中央へと移動し、貧しい後進国から巨大な富と権力を持つ地位へと上り詰めた。写真は習近平国家主席。北京で2017年10月撮影(2018年 ロイター/Jason Lee) [9日 ロイター] - この一世代における中国の台頭は印象的だった。グローバル社会の周辺から中央へと移動し、貧しい後進国から巨大な富と権力を持つ地位へと上り詰めた。 だが、中国が国際関係で「身を低く」することにより、世界第2の経済大国へとのし上がることに成功した戦略的環境は変わりつつある。そして、中国に対する逆風があちこちから吹き始めている。 習近平国家主席の下、中国政府はより強硬的で派手な外交政策を推進し、習氏の前任者たちが注意深く回避してきた種類の注目を集めている。ほんの数年前まで中国による投資と関与を歓迎していた国々は、今では同国の影響力に対抗