はじまりのライブでおわりを歌う楓と美兎は、死を語った。それは彼女たちが「生きている」から。 1st LIVEで、楓さんはいつか来る「終わり」を歌った。それは、このLIVEが「始まり」だから。 Kaede Higuchi 1st LIVE、楓と美兎によるデュエットの二曲目「命に嫌われている」では、曲の最初と最後に二人が死生観を語る音声が入れられていました。そして、曲の最後には楓さんが美兎さんに「生きろ!」と語り掛け、美兎さんが「楓ちゃん、ありがとう」といい舞台を去ります。 前日の配信で、美兎さんが「自分ではしない気恥しい演出」を楓さんが入れていたと語っていたので、この演出は恐らく楓さんによるものでしょう。 楓さんは、なぜこの1st LIVEで死を語ったのか。 1st LIVEのアンコール曲2曲目、一番最後の曲に歌った「奏でろ音楽」。 LIVE名の「KANA-DERO」の由来ともなったこの曲に