新曲「殺すな辺野古」 - 2010年09月01日 () 岡本太郎氏の言葉「殺すな」に心撃たれたのはいつだったか。 ずっと心に残っていた。 普天間基地撤去の件。経済とか国防とか色んな意見が出て、 結局県内に移設されようとしている。 何だかとてもやり切れない気持ちになった。 僕たちはそれぞれ精一杯生きていて、 互いに憎み殺しあうために生活しているわけではないのに、 なぜ暴力はなくならないのだろう。 こんがらがった頭のまま、ある日僕は友人と辺野古の海へ行った。 そこに広がる海は本当にただの海で、静かに波が打ち寄せていて、 人間の醜さも身勝手さも 全てを許すかのようで、 何だかとても泣きそうになった。 この世の全ては、やがていつか消えてしまう。 僕に出来ることはなんだろう。 僕は、ただ素直な気持ちで歌おうと思って、この歌を書いた。 本当に伝えたいことはこれだけだろう。 殺すな。 カクマクシャカ 「