The Fuse Projectは11日(米国時間)、Fuseの最新版となるFuse 0.2を公開した。Fuse 0.2はJavaで実装されたライトウェイトのインジェクションライブラリ。特にJFC/SwingやSWTといったGUIプログラミングでリソースインジェクションを実現することを想定して設計実装されている。 Fuse 0.2はThe BSD Licenseのもとで公開されているオープンソースソフトウェア。アノテーションを使うため、使用するにはJava SE 5以降のプラットフォームが必要。 Fuse 0.2におけるリソースインジェクションは、GUIコンポーネントとリソース間における依存性注入(IoD, Inversion of Dependency)のこと。Fuseの説明で用いられているIoDの言葉本来の意味は「依存性の逆転」であり、リソース依存をソースコードの外に出すことを意味して