アクションパズルゲームの名作『ぷよぷよ』や異色のRPG『BAROQUE(バロック)』など、世の中にあふれている"テレビゲーム"とは、ひと味もふた味も違うユニークな作品を作り続けるゲームクリエイター、米光一成氏。その彼が手掛けたネットワーク対戦ゲーム『KING OF WANDS』が、NTTコミュニケーションズが提供するオンラインゲームサイト「なつゲー」で公開されている。カードでモンスターを召喚し、バトルを繰り広げていく……という概要を聞いて「よくあるカードゲーム?」と思いきや、そこは米光氏のこと。遊べば遊ぶほどハマり込む、深くて唯一無二なゲーム世界が広がっている。シンプルなルールと高い戦略性、そしてネットゲームならではのコミュニケーションの楽しさ……と、ユニークな試みをいっぱいに詰め込んだこの作品。その制作の裏側から"米光流"のゲーム発想術まで、米光氏自身に縦横無尽に語っていただいた。 「な
はじめまして,ゼッタテクノロジーの古田と申します。弊社では2005年10月から,「オフィスデ for Skype」というSkypeを管理・制御するためのアプリケーションを販売しています。現在,Skypeは個人ユーザーの利用がメインです。しかし,今後はビジネス向けにも発展していく可能性が高いと考えています。 ただ,現状ではSkypeをビジネス用途で使うためのアプリケーションが不足しています。私たちは,Skypeが実際にどう企業で活用できるのかを多くの人に知ってもらい,その結果Skypeを利用するビジネス向けアプリケーションが数多く作られるようになってほしいと願っています。そうした願いを込めて,この連載では,Skypeを利用したアプリケーションを開発する際に必要となるSkypeの公開API(以下,SkypeAPI)について,その特性や使い方,具体的な応用例などを解説していきます。現在,企業でア
Eclipse Foundationは、新しいAJAX Toolkit FrameworkをEclipseのWeb Tools Platform (WTP)プロジェクトに組み込むことに関する初期承認を与えた。このフレームワークには、DojoやZimbraなど多くのAJAX専用ランタイムプログラム向けのIDE構築ツールを提供すると考えられている"personality builder"が含まれている。AJAX Toolkit Frameworkの開発活動の原動力となっているIBMは、OpenAJAX立ち上げのイニシアチブを取り、IBM外部からの開発参入を集めようと考えている。 David Boloker(IBMの新興技術担当のCTO)はOpenAJAXプロジェクトに非常に熱心で、このプロジェクトはブラウザサイドとポータルサイドの長年の開発成果の頂点となるものだと述べている。「長い間、私たちは
デスクトップ・オペレーティング・システムにはWindowsが最も好ましい。私は密かにそう思っている。フリーソフトウェアの熱狂的なファンやMacに耽溺する者ならいざ知らず、普通のコンピュータ・ユーザーは誰しもそう思っているだろう。 私がLinuxを使っているのは、それが安いからであり、反骨精神の燃えかすとして「権力者に蟷螂(とうろう)の斧を振り下ろさんがため」なのだ。しかし、そのMicrosoftが、最近オープンソースを受け入れ始めた。それもなかなかの献身振り。まるでオープンマインドに目覚めたかのようなその姿に、常用している2台のコンピュータのLinuxをお払い箱にしてWindowsに乗り換えようと思ったほどだ。ところが、またもWindowsのセキュリティホールが明らかにされた。いやはや。まだしばらくは、無償で信頼性が高く安全なLinuxに頼らざるを得ないようだ。少なくとも、あと1〜2年の間
ある調査レポートによると、フィッシングサイトの数は2005年12月におよそ65%増加したという。セキュリティ専門家はこの原因を、容易にフィッシングサイトを構築できる「フィッシングキット」の利用が増えているためと分析している。 フィッシング対策の業界団体Anti-Phishing Working Groupが発表した12月の報告書によると、2005年11月から12月にかけて、フィッシング詐欺を目的として送信された電子メールの数は減少したにも関わらず、フィッシングサイトの数は4630サイトから7197サイトに増加したという。 フィッシングサイトの数が増加している原因として、セキュリティ企業各社は、技術にさほど強くない人でもフィッシングサイトを簡単に構築/管理できるキットやツールが容易に手に入るようになったためと分析している。 インターネットセキュリティ企業のWebsenseによると、最も頻繁に
ある分散コンピューティングプロジェクトが、第2次世界大戦中にドイツ軍の暗号機「Enigma」で暗号化され、これまで未解読だったメッセージの解読に、終戦後60年を経て成功した。 このM4 Projectは、Enigmaで作成した3つの原文を解読する目的で1月上旬に始まった。これらのメッセージは、1942年に傍受したものの、連合軍が解読していなかったとされる。 これらのメッセージは、4ローター式のEnigmaを使って暗号化されている。膨大な数の組み合わせ(2×10の145乗)を設定し、それぞれがテキストメッセージを異なる形で暗号化できるため、ドイツでは、この機種で作成された暗号文は解読不可能だと考えられていた。 英Bletchley Park研究所の暗号技術者たちは、Alan Turing指揮のもと初期のコンピュータを開発し、同時に設定可能な数を力作業で絞り込むことにより、Enigmaを何とか
発展途上国の巨大都市や人里離れた農村地帯に住む何十億という人たちに、安価なコンピュータを提供することから得られるメリットは、いくらでも挙げることができる。 農村の子供たちは地域の学校が閉鎖しても、そのコンピュータを使って授業を受けることができるし、大人たちは生産した農産物の価格を戦略的に設定する方法を学ぶことができる。また、ウガンダでは衛星通信回線とプリンタを備えたワゴン車を使って、子供たちに安価な本を提供している。 エジプトのような一部の国では、ITの普及に伴って中産階級が台頭し、結果として政治的な安定が得られると期待されている。 Advanced Micro Devices(AMD)の調査によると、全世界のインターネット利用者数はおよそ10億人で、全人口65億人のうちの16%に過ぎないという。 まだインターネットを利用していない人々でも買えるような、丈夫で強力かつ安価なマシンを設計する
Microsoftが新たなデバイスをリリースするという噂が広まる中、同社の「Origami Project」が非常に小さなタブレットコンピュータに関するものであることが明らかになり始めた。デバイスの価格は低く設定される予定で、一般的な消費者も関心を寄せるだろう。 Microsoftは、3月に同プロジェクトについて発表する意向で、そのコンセプトはWindows XPオペレーティングシステムを土台として考案されているが、既存のPCの代わりになるというよりは、新たな種類のデバイスを投入することを目指していると、取り組みに詳しい筋は話している。Origamiデバイスの画面は、ハンドヘルド端末よりは大きいが、ノートPCよりは小さくなり、ポケットには収まらないが、ハンドバッグや小さめのバックパックに入れることができるサイズになると、前述の消息筋は述べた。 実際の価格はメーカーが搭載するものによって大き
米司法省が、Googleの主張に反論した。Googleは先ごろ、ユーザーのプライバシーを脅しかねない情報の開示を司法省が要求していると主張した。しかし、同省は、そのような情報は要求していないと反論した。 さらに同省は、米国時間2月24日に裁判所に提出した訴訟事件摘要書の中で、Googleは1週間分の検索語を調査および研究する政府の取り組みを阻止しようとしているが、それにより児童をポルノから保護するための取り組みが妨げられている、と非難した。 司法省のこれらの主張は、Googleが2月に入って裁判所に提出した摘要書に対するものだ。Googleは摘要書の中で、米政府は同社に対し1週間分の検索語のコピーと同社のインデックスから抽出した100万のウェブページの提出を要求しているが、Googleがその要求に応じれば、同社にさまざまな問題が生じると述べている。 司法省がGoogleに要求している情報は
アッカ・ネットワークスは2月27日、無線ブロードバンド規格IEEE802.16e(モバイルWiMAX)を用いる固定および無線通信の融合サービス(FMC)を想定し、接続およびサービスの実証実験を2006年6月より情報通信研究機構(NICT)と共同で実施すると発表した。 アッカは、モバイルWiMAXへの取り組みを本格化させるとしている。個人向け市場に対しては、FMCによるVoIPサービスやモバイルエンターテインメント端末へのコンテンツ配信環境の実現を、法人向け市場に対しては、ネットワークソリューションや新型WANへの無線アクセス回線の提供を検討していく。また端末同士が通信するMtoMにおいても、固定通信と無線通信を統合させたアクセス回線の提供を図る。 アッカでは、こうしたアクセス環境の実現に向けて、モバイルWiMAX用の周波数獲得を目指す。
ブログのソリューションやブログ関連の広告事業で成長している京都発の企業、ドリコムが2月9日に東京証券取引所マザーズ市場への新規上場(IPO)を果たした。 ライブドアショック後のインターネット関連企業の上場ということで多くの注目を集めたが、株価は2月13日に公募・売り出し価格の4.6倍となる347万円の初値を付けその後も上昇し、時価総額が一時は1000億円を超えることとなった(2月23日の時点では時価総額は880億円)。新興市場の株価が下がる中で、ドリコム株に集中した結果ともとれるが、成長の期待値も高いという市場の読みも含まれていると考えられる。 この期待にドリコムはどう答えるのだろうか――。若き経営者である内藤裕紀氏にドリコムの今後について話を聞いた。 --およそ10億円の資金を今回のIPOで調達したわけですが、この資金によってどのようなことを仕掛けていきますか。 なぜこのタイミングでIP
社内での情報共有ツールとして、ブログの利用に注目が集まっている。「ビジネスブログ」や「イントラブログ」と呼ばれるこうした利用法の新たな展開とその延長線上にあるものを見ていこう。 社内ブログの普及期を予見させるドリコムの上場 グループウェアは企業規模の大小にかかわらず、先進的なITリテラシーを持つ企業にはほぼ行き渡ったが、それでもいまだに社内情報共有が十分に進められていないと感じる企業は多い。そんな中、グループウェアを補完する、新たなツールとしての社内ブログに対する期待は日増しに大きくなっているようだ。 2006年2月9日にドリコムがマザーズに上場したが、これはビジネスブログを考える上でエポックメーキングな出来事であるといっていい。ドリコムはその事業ドメインにブログを据えたベンチャーとして初めてIPO(新規株式公開)を果たした企業となった。しかも、一般的に同社はB2C型のブログサービスで知ら
IBM, Emerging Internet Technologies Groupは27日(米国時間)、IBM alphaWorksにおいてAJAX Toolkit Frameworkの公開を開始した。AJAX Toolkit FrameworkはJavaで作成されたEclipse IDEで動作する開発用プラグイン。DojoやZimbraなどのAJAX実行環境に対する統合開発環境に対していくつもの拡張機能を提供する。 IBMおよびZimbraは12月20日(協定世界時)、The Apache Incubator Projectに「AJAX Toolkit Framework」を提案。同提案は1月11日(協定世界時)における改訂版でZimbra主導の内容に変更され、かわりにIBMは1月31日(カナダ時間)、Eclipse Web Tools Platform projectに「AJAX To
2005年11月22日の発売以降、米国ではXbox 360の品薄状態が続いている。在庫のある店には長蛇の列ができ、小競り合いが起きることもある。 流出した内部メモによると、米国の大手ゲーム小売店GameStopは、いまだに事前注文分を抱えており、注文が完全にはけるのは2月末になると見込みだという。しかも、それは早ければの話だ。 MicrosoftはXbox 360の供給に問題があることを認めたが、相変わらず、現在の不足の主な原因は、需要があまりにも多いことによるもので、新型ゲーム機の発売直後にはよくあることだと主張している。この主張を部分的に裏付けているのが、先日発表されたMicrosoftの決算報告だ。この報告によれば、発売からこれまでの間に、世界ではすでに150万台ものXboxが売れたという。これは相当な数だが、Microsoft自身の販売目標には達していない。同社は発売後90日間で、
Advanced Micro Devices(AMD)は米国時間2月27日、Intelとの間で継続中の独占禁止法違反訴訟に関連して、Skypeに召喚状を送付した。これによりAMDは、「Skype 2.0」の一部機能がIntelユーザーのみに利用可能となっている件で、SkypeとIntelとの取引について書類の提出を求めている。 今回の動きにより、AMDが申請した召喚状に新たな1通が加わったことになる。これまで同社は、PCおよびサーバ用x86プロセッサ市場おける優位な立場を利用したIntelにより、特定のパートナー企業の獲得が妨害されているという証拠を得るため、多くの召喚状を申請している。Intelはこれらの訴えを否定しており、両社は、独占禁止法に関連した裁判の準備に取りかかっている。この裁判は、PC業界の内部事情の多くを暴露することになると考えられている。 今回、AMDが問題視しているには
[ニュース解説] 米国時間2月28日に、Googleの最高財務責任者(CFO)が「あとは有機的な成長くらいしか売上拡大の余地がなく、今後はトラフィックを増やし売上につながるビジネスを成長させることが必要になる」と発言したことを受け、同社の株価が一時急落した。 GoogleのCFO、George Reyesはこの日の午前中に、Merrill Lynchが主催した投資家向けのイベントで講演し、「われわれの成長率が四半期ごとに鈍化していることは明らかだ。われわれは今後ビジネスを売上につなげるための他の方法を見つけなくてはならない」と語った。Googleの株価はこの日、一時13%以上下落する場面もあったが、後場にやや値を戻した。 この発言の内容に対するわれわれの反応は「これはニュースなのだろうか」というものだ。以下に示すのは、最近CNET News.comや他の情報源で採り上げられたGoogle関
2001年より前に製造された電気製品などの販売を禁止する「電気用品安全法」(PSE法)の本格施行が迫る中、電子楽器を駆使する音楽家ら120人で構成する「日本シンセサイザー・プログラマー協会」(松武秀樹会長)は2月18日、PSE法の対象機器の緩和を求め、署名活動を同協会のWebサイトで始めた。 同法に基づき、シンセサイザーなどを含め過去に製造された電気製品の販売が4月以降は禁止される(関連記事参照)が、音色にひかれて過去の電子楽器を好んで使うアーティストは多く、こうした機器は中古市場で入手する場合がほとんど。だが同法が本格施行されると、個人間の売買を除いて過去の機器を販売できなくなるため、同協会は「専門機器を支える中古機器販売、下取り市場も閉鎖せざるを得ない状況になってしまい、これからの日本の音楽と芸術文化の発展に大きな支障をきたすことになる」と危惧している。 署名活動は、YMOのサウンドプ
Googleの最高財務責任者(CFO)George Reyesは米国時間2月28日、Merrill Lynch主催の投資家カンファレンスで講演し、オンライン広告の成長率が鈍化しつつあり、これが同社株の見切り売りにつながっていると述べた。 同氏によれば、エンジニアたちが広告システムを完成させてから、Googleは18カ月間、急速な勢いで成長してきたという。また同氏は、現在のGoogleには「有機的成長への道だけが残されており、今後はトラフィックおよび収益の拡大が必要になる。われわれの成長率が四半期ごとに鈍化していることは明らかだ。われわれは売上を得るための代替策を見つけ出さなければならない」と語った。 オンライン広告から得られる売上額はピークに達したのかと質問された同氏は、「われわれは、大数の法則に基づいて物事を捉えられるレベルに到達しつつある。(60億ドルという2005年の売上高は)大きな
2月28日から、筆者はサンディエゴで開催されている「MediaFLO Day」に参加している。これはクアルコム社のモバイル向け放送技術「MediaFLO」を紹介するプレス向けのイベントであり、サービス開始に向けて準備が進む米国の実験用サービスや設備を見学。同社キーパーソンによるMediaFLOの商用化と普及へのスタンスが2日間をかけて語られる。 現地時間3月1日の今日は、MediaFLOの米国市場での商用化の取り組み、技術的な解説とともに、MediaFLO関連設備の公開と説明が行われた(3月2日の記事参照)。 携帯電話ビジネスの視点から、ワンセグ共存を目指す MediaFLO Day初日、筆者の印象に強く残ったのが、MediaFLOの国際的な事業開発を担当する同社シニアディレクターのオマール・ジャベード氏のセッションだ。ジャベード氏はすでに商用化に向けて動き出した米国市場以外のMediaF
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