Photo by harry harris いまPhotoShareのサーバの実装を大きく変えようとして悩んでいます。 (参考: Life is beautiful: マルチスレッド・プログラミングの落とし穴、その2) Rails 2.2でThread safeになるとか、NeverBlockで12倍速くなるっていう話もあるんだけど、負荷が上がればレスポンスが悪くなるのは、どうしようもない。マシンを増やせば解決できる部分もあるけど、マシンを増やせばコストは上がる。 Life is beautifulで書かれていますが、確かに全部の処理を同期的に行う必要はないんですよね。 PhotoShareでも、既にいくつかのページは非同期にerbを生成して、それをRailsとerubisで読み込んで実行しています。 しかし、Railsだけではこういった非同期の処理やviewの一部を事前に生成するという処
2008年9月9日より3日間、昭和女子大を会場にして、日本最大級のゲーム開発者会議「CEDEC2008」が開催された。 この中で、行われたTIM SWEENEY氏(Unreal Engineの設計者でEPIC GAMESのCEO兼任)の講演「未来のゲーム開発テクノロジー」が、非常に興味深い内容であり、前編では彼が予見する2012年〜2020年までのメインプロセッサの姿とその効果的なプログラミングモデルまでをレポートした。 後編では、この講演の中で語られた2012年〜2020年の3Dグラフィックスの姿についてレポートする。なお、内容の一部は、公演後のTIM SWEENEY氏に対する個別取材で得られた情報も含まれている。 前編はこちら 【レポート】CEDEC 2008 - EPIC GAMESのTIM SWEENEYが語る「10年後のゲーム機の姿、ソフトウェアの形」(前編) 現状のGPUの問
Mac買ったらCarbon Emacsを入れて背景黒かつ透過にして,起動時に最大化するといいです. Carbon Emacsパッケージ 大切なことなので比較画像を置いていきますね. Before After .emacs.el .emacs.elあたりに次の内容を書けばおk (when (eq window-system 'mac) (add-hook 'window-setup-hook (lambda () ;; (setq mac-autohide-menubar-on-maximize t) (set-frame-parameter nil 'fullscreen 'fullboth) ))) (defun mac-toggle-max-window () (interactive) (if (frame-parameter nil 'fullscreen) (set-frame-
アメリカの金融の状況についてコラムニストのロバート・サミュエルソン(Robert J. Samuelson)がどのように言及するのか、私は期待していた。ニューズウィーク日本版に掲載された比較的最近の彼のコラムでは、米国経済の状況をそれほど深刻なものだと見ていなかった。しかし事態はすでに深刻と言っていいだろう。彼はこの状況をどう判断するのだろうか。ポールソンやバーナンキを批判するだろうか。 私がサミュエルソンに注目するのは、ニューズウィークに転載される彼のコラムをかれこれ20年近く継続的に読み、いくつも真実を言い当ててきたと思っているからだ、というのに加えて、いわゆる経済学的な視点ではない経済コラムニストという視点がきらっと光る感じがするからだ。この事態に彼は何と言うか。22日付けのワシントンポストで”The Confidence Game”(参照)が掲載された。数度読み返した印象だが、非常
スタンフォード大学が、工学に関する基礎的な授業を無償でオンライン公開する「Stanford Engineering Everywhere(SEE)」という試みを始めました。SEEは、講義のビデオや講義内容のテキスト等のさまざまな資料やテストなどをオンラインで提供するもので、現在コンピュータサイエンスと人工知能、線形システムの最適化という3分野、合計10の講義が公開されています。 動画はYouTubeやiTunesによるビデオポッドキャスト、BitTorrentなどで公開されていて、講師が話した全文をテキスト化したものもダウンロード可能となっています。公開されている資料や動画は、すべてCreative CommonsのAttribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported Licenseで公開されており、非営利目的で原著作者のクレジットを表示する
僕が SRFI に提案していた「環境変数に関する仕様 SRFI 98: An interface to access environment variables. 」が通りました。 ご助言、ご協力いただきましたみなさん本当にありがとうございました。(特に Acknowledgements の方々) 日本人では自分が初めてっぽい。 仕様の内容自体は簡単なものなので、上記のリンク先で読んでいただければ分かるかと思います。 今回の仕様提案は個人的に多少の冒険でした。 とても小さい仕様とはいえ英語で仕様ドキュメントを書かなければいけない 英語の ML 上で議論しなければいけない などなど。 ただ振り返れば、あっという間で思ったよりも簡単でした。 「良い仕様にしたい」とか、「議論の相手に自分のやりたいことを伝えよう」という熱意や努力は必要ですが、それらは日本語でも必要なことなので問題なし。 Sche
遅めの夏休みで那須塩原に行ってきたmikioです。牧場でアルパカに触ってきたのですが、めちゃかわいかったです。さて今回は、Tokyo Tyrant(TT)にスクリプト言語Luaの処理系を組み込んで使う方法について解説します。 つか、Luaって何? Lua(公式サイトによると「るーあ(LOO-ah)」と発音)という言語の名前は聞いたことがあっても、数あるマイナー言語のひとつと思って特に気にかけていない人も多いと思います。私もそうでした。しかし、今では、C言語使いの第2言語・第3言語として使うにはとても有望な言語だと思っています。 Luaに関する日本語の情報はまだ多くはないのですが、以下のサイトを順に読むとだいたいの雰囲気が掴めると思います。 Lua で組んでみる Lua 5.1 リファレンスマニュアル Luaは言語仕様が小さいので、とても習得しやすいです。上記のリファレンスマニュアルだけ読め
Kai に kademlia の組み込みを提案する為、試しに作っていたのですが、README に書いた How to Use の項目が動くようになったので晒してみます。 cooldaemon's ermlia at master ― GitHub 設置方法なんかも README に書いてあるので、ご興味のある方は、そちらをご参考に。 まだ、いくつかの機能が未実装(定期的にデータを publish していない)だったり、不具合(Key のバージョン管理がされていない)があるけれど、そこそこに動きます。 おまえは kademlia を勘違いしている!等、突っ込み大歓迎。 参考 URI Erlangで分散ハッシュテーブルを実装してみた - NO!と言えるようになりたい id:ytakano 氏に多謝! Amazon.co.jp: P2P教科書 (インプレス標準教科書シリーズ): 江崎 浩: 本
flex & bison をやめて re2c & bison にしたらパーサが速くなった。re2c は UTF32 の入力に対応しているので非常にすっきり書けるし設計も歪まない。 re2c is a tool for writing very fast and very flexible scanners. Unlike any other such tool, re2c focuses on generating high efficient code for regular expression matching. re2c は flex とは互換がなく独自のマクロなどを定義しなくてはいけないので注意。サンプルとドキュメントの少ないのもマイナスポイント。 それこそ UTF32 を利用している例なんて見つけられなかった。 re2c で多分難しいのは YYFILL (flex でいうところ
今日で株式会社ソフリットが設立されて1年です。また「会社を作って1年たったまとめ」を書こうかとも思ったんですが、あんまり面白くならなかったので、今年覚えたことのうちでいちばん重要そうなことをまとめようと思います。それは「Makefile.PLを書こう」ということ。 ではさっそく、これからHoge.pmというperlモジュールを書くとしましょう。 [danjou@guido] $ mkdir Hoge [danjou@guido] $ cd Hoge ここでおもむろにMakefile.PLを書き始めます。 [danjou@guido] $ vim Makefile.PL use inc::Module::Install; WriteAll; とりあえずこれだけ書いて保存します。そしてperl Makefile.PLとして実行します。 [danjou@guido] $ perl Makefil
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く