調査会社の米Gartnerは6月26日(米国時間)、クラウドコンピューティングに関する報告書を発表、クラウドコンピューティングの現状と将来について分析した。クラウドコンピューティングはeビジネスと同様に大きなインパクトを持つが、成熟には数年を要するとまとめている。 Gartnerは「クラウドコンピューティング」を、「インターネット技術を利用し、拡張性を持つIT関連機能がサービスとして複数の顧客に提供されるコンピュータスタイル」と定義している。これにより、ITを利用するユーザーはサービスの実装を気にすることなく、どんなサービスが利用できるのかにフォーカスできるという。 現在、クラウドコンピューティングという用語はまだ混乱と矛盾があり、提供されるサービスもさまざまだという。Gartnerは主として、コンピューティング、ストレージ、CRMなどの業務アプリケーションなどを挙げている。 ITベンダー
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