前回記事でお伝えしたとおり、シンガポールで開催された「HPE Aruba ATMOSPHERE 2016」では、「HPE Aruba Mobile First Platform(MFP)」という新しいコンセプトのもと、HPE ArubaがコンテキストドリブンなSDN/SDI環境を実現していく方向性が示された。 Arubaが考えているMFPのユースケース、またそれを実現していくための具体的な新製品や新機能などを、2日目のメルコート氏による基調講演を軸として整理してみたい。 「コンテキストに基づく動的なポリシー適用」と外部連携で何ができるのか? 企業のエッジネットワークの現状について、メルコート氏は「これまで適用してきた静的なルール(ポリシー)を、そのまま適用することは難しくなっている」と語る。 企業のエッジネットワークを取り巻く環境は大きく変化している。無線LAN接続が一般化し、会議室での来
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