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ブックマーク / yupo5656.hatenadiary.org (6)

  • google-perftoolsを別のCPUに移植してみた - memologue

    google-perftoolsというx86,x86_64,ppcなUNIX向けのプロファイラの(cpu-profiler部分)を、armなLinuxに対応させてみました。何かの役に立つかもしれないので、patchおよびpatch作成作業のメモを載せます。arm-v5tアーキテクチャ(ARM9系)向けの移植です。 Linux/ARM向けのソフトウェアのパフォーマンスを解析したいなぁと思うことがあったのですが、OProfileはカーネル入れ替えがめんどくさい、gprofはプロファイル専用のバイナリを作成するのがめんどくさい、プロプラな奴は興味ないということで移植しました。移植の方がめんどくさいだろという話もありますが。perftools自体の説明はこちらが便利です。あーそういえばAndroidもARMでしたっけ? パッチ http://binary.nahi.to/google-perfto

    google-perftoolsを別のCPUに移植してみた - memologue
    namikister
    namikister 2007/12/04
    よくわからんけど,バイナリハッカーかっこいい.理解できるようになりたいなぁ
  • ついカッとなって実行バイナリにパッチ - memologue

    とある都合で、ソフトウェア開発の際にソースコードの提供されていないツールを使うことになりました。x86なLinux上で動く、ちょっとしたtoolchainです。が、そのツールの処理速度が遅く、入力サイズに対して、結果が出てくるまでの時間がどうもO(N^2)かそれよりひどい。遅くてイライラするので、昨晩ついカッとなってパッチを当てました。そのメモです。また、ありがちな事態(?)な気もするので、みなさんどうしてるのかなー的なお伺いも兼ねて。 ボトルネックの特定 そのツール(以下A)の実行バイナリはstripされておらず.symtabが残っていました。のでまず、どこが遅いのかgoogle-perftoolsをLD_PRELOADしてそのソフトウェアを実行し、実行プロファイルを取りました。すると、嬉しいことにある一つの関数(以下F)で全体の90%以上の時間を消費していることがわかりました。関数Fは

    ついカッとなって実行バイナリにパッチ - memologue
  • hogetrace - 関数コールトレーサ - memologue

    でかいソフトウェアの、大量のソースコードを短時間で読む必要が生じたので、その補助ツールとしてptrace(2)ベースのLinux用関数トレーサを自作しました。こういうツール上でまずソフトウェアを実行してみて、どのファイルのどの関数がどういう順で呼ばれるか把握おけば、いきなりソースコードの山と格闘を始めるより楽かなーと思いまして。せっかく作ったので公開します。 http://binary.nahi.to/hogetrace/ straceはシステムコールだけ、ltraceは共有ライブラリ(DSO)の関数呼び出しだけ*1をトレースしますが、このツールは、実行バイナリ中の自作関数の呼び出しもトレースします。例えば再帰で1から10まで足し算するソースコードを用意して % cat recursion.c #include <stdio.h> int sum(int n) { return n ==

    hogetrace - 関数コールトレーサ - memologue
  • memologue - __attribute__((init_priority(N))) で、C++のグローバル変数の初期化順序を制御する

    g++の __attribute__)((init_priority(N)))( なる機能の日語の解説が見当たらないので、いつものように紹介文を書いてみます。これは、C++のグローバル変数の初期化順序を制御するためのGCCの拡張機能(attribute)です。 ごく短い説明 動的な初期化が必要なC++のグローバル変数の定義に__attribute__)((init_priority(N)))(をくっつけると、.oファイル上で、その変数の初期化関数(コンストラクタ等)のアドレスが.ctorsではなく.ctors.M セクションに入ります。M は左0パディング5桁固定の数値で、M = 65535 - N です。あとは、shinhさんの2005/11の記事を。特に、リンカスクリプトのSORTのとこに注目、これにより初期化順がinit_priorityで指定した通りになります。Nが小さい程先に初

    memologue - __attribute__((init_priority(N))) で、C++のグローバル変数の初期化順序を制御する
  • C++ で SICP - memologue

    計算機プログラムの構造と解釈 の問題を、Schemeで一問一問解いてゆくのが流行りな2006年でした(師走気分)。このSICPをHaskellやCleanで解いている方はいますが、意外にもC++で解いている人が見当たらないので(注: あたりまえ)、C++のテンプレートはさっぱりよくわからんなぁと思いつつ適当にやってみます。ネタです。 [ネタ1] exercise 1.45, 1.46 まずは、問題1.45-1.46を。これらは1章の最終問題で、1章で学んだ手続き抽象のテクニック全てを使う感じがして楽しいです。xのn乗根を反復改良法で求める関数 nth-root を作るという設問です。 まずはSchemeで解く 私の拙いスキーム力を用いて書いてみるとこんな感じ*1? (define (compose f g) (lambda (x) (f (g x)))) (define (repeated

    C++ で SICP - memologue
  • hello worldなELFバイナリを出力するCのプログラム(の一番単純な奴) - memologue

    こちらの記事(Binary HacksのHack #25の軽い補足)は、「インラインアセンブラをちょっとだけ使って、gccに小さなhello worldバイナリを出力させる」というお話でした。一方、小さいHello Worldが欲しかったら、gccにELF実行バイナリを出力させるのではなく、「自力でELFを吐くCのコードを書いてしまう」手もあります。ご利用のCPUのアセンブリ言語がわかるのでしたら、こっちの方法でHello Worldするのも悪くないですね。こちらの方法でしたら、「急にbrainf*ckのコンパイラが書きたくなった*1」などの非常によくあるシチュエーションにも応用が効きますしー。 ELF直書きって、なんかすごく難しいように思われていると思うんですが(いや、DSO吐いたりするのは実際面倒ですが)、hello worldくらいだったらなんてことないです。次の4つの処理を順に行え

    hello worldなELFバイナリを出力するCのプログラム(の一番単純な奴) - memologue
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