去る6月25日(水)、竹橋マイナビルームにてマイナビ様が主催する「Creator’s Career Lounge(以下、CCL) vol.6」が開催され、FICCから戸塚、福岡、冨田、STANDARD社から鈴木 健一氏が登壇しました。「Webデザイントレンドの潮流」をテーマに、これまでのWebデザインが歩んだ歴史と背景、そして現在Webの現場で活躍するWebデザイン技法について、約2時間に渡った講演の内容を振り返ります。 スライド デザインには目的がある 大前提として、ここでお話しする「デザイン」とはただのスキンやその作り方だけの話ではありません。「買ってほしい」「知ってほしい」「シェアしてほしい」などの目的を達成するための手段がデザインなのです。目的が変わればデザインも変わります。そしてWebサイトを取り巻く環境の変化によって目的もまた変化してきました。 環境の変化、要求の変化、デザイン
Lean CanvasというWeb系スタートアップのビジネスモデルをビジュアル化するツールがあります。 元はビジネスモデルキャンバスと言って、先日かなり売れた「ビジネスモデル・ジェネレーション」という本で紹介されたビジネスモデルをビジュアル化するツールです。 Ash Mauryaさんがリーンスタートアップの考えを元にWeb系スタートアップ向けにビジネスモデルキャンバスを改造したのがこのLean Canvasです。「RUNNING LEAN」という本で詳しく解説しています。 弊社でもLean Canvasを使っているのですが、なかなか書くのが難しく、書くのに参考になる資料を漁りましたので、まとめておきます。 ツール Leancanvas.com うちはこれを使っている。 co-meetingで議論してアウトプットをここにまとめている。 Canvanizer SWOTとかいろいろ書ける。現在7
リーン・スタートアップ導入のコンサルをお受けする際、一番最初にクライアントにお話するのは、「いますぐ『新規事業開発プロジェクト』を停止して下さい」とお願いすることです。 「新規事業開発プロジェクトを実施するからこそ、リーン・スタートアップのコンサルを依頼しているのだよ…」とのクライアントの戸惑いはいつものことですが、こうお願いする理由は実に単純です。新規事業を創造するということは「開発」でもなく「プロジェクト」でもないのです。 ちょっと説明しましょう。 新規事業を作る理由は、企業によっても、アントレプレナー個人によっても様々です。しかし理由がなんであれ、そしてそれが誰であれ、作ろうとしているのは新たなビジネスモデルやイノベーションであり、単なる新製品などではありません。となると、新規事業とは絶対に「開発」できるものではなく、ひたすら実験を通じて「発見」するものなのだということがわかります。
UXデザイン・サービスデザインの代表的手法であるカスタマージャーニーマップについて、コンセント代表/インフォメーションアーキテクトの長谷川のコラムを掲載します。 最近、「カスタマージャーニーマップ」という言葉があちこちで聞かれるようになった。 カスタマージャーニーマップは体験や感覚の可視化をするもので、企業が組織として顧客視点に立てるよう助けるツールとしてサービスデザイン(※1)の手法の一つとしても注目されている。 カスタマージャーニーマップ(CJM)を活用するためには、その役目の定義が最も重要となる。 ここでは、CJMを大別する2つの軸を紹介しよう。 図1:カスタマージャーニーマップの4象限 一つ目の軸は、Inside-out/Outside-inの視点。 Inside/Outsideとは事業者からの視点として、「自社事業の観点から=Inside-out」と、「自社事業の外側の観点=Ou
2003年、今から10年前、JALが新しいロゴを発表した日のこと。 良く覚えています。 私は、その頃、まだニューヨークにいました。 「気持ち悪い」本当に申し訳ないけど、このロゴを見た時に瞬間にそう思いました。 私は、もともとデザイナー。米国で、デザインの賞もいくつかもらっています。デザインのプロとしての目から見て、「どうして、こんなことになっちゃったんだろう」というのが正直な感想。 JALがそれまで使って来たロゴはこれ↓ どう見てもこの元のロゴの方がいい。新しいロゴは居心地が悪いぐらいに、バランスも色もカタチも全てが。。。う〜ん、なのでした。 なので、2003年、私は、多くのNYの人達に、 「JALロゴの改変がねぇ。。駄目すぎで、JALあんなんじゃ、つぶれちゃうかも」と言ってました。 それを聞いた皆さんは、笑いながら、「よーこさん、ロゴぐらいで大げさだなぁ、(笑)」って反応でした。 だから
HCDは人間を相手にしている。だから、その相手について知ることは必須のことであり、心理学を勉強しておく必要がある。勉強する際、心理学の現象や法則が自分のやっている仕事のどういう面に関係してくるのかを頻繁に考えることで、HCDの実践に結びついた生きた心理学の知識となる。 黒須教授 2014年5月19日 心理学や社会学、文化人類学などの社会科学あるいは行動科学が、HCDの基礎として、人間工学と同じように重要であることはいちおう知っているという人が多いと思う。ただ、人間について学ぶという目的での心理学の勉強は、通俗的な心理関連の書籍を読むだけでは全く不十分だし、心理学の概論書を読むだけでも十分とは言えない。 その反対に、HCDをやる以上は、心理学を専攻しておかねばなければならないのかというと、そうではないと思う。自分の研究として心理学を専攻するためには、心理学のディシプリンにしたがって、仮設を構
── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは? 間違いなく、ナンバー1は「Evernote」です。何もかもEvernote上でやっています。ブログの下書き、講演準備、アイデアのブレインストーミング、文書処理はすべてEvernote。メールを書くのもEvernote。Gmailに貼り付ける際、箇条書きの丸印などを書き直す必要があるんだけど、それでもEvernoteを使っています。 Evernoteを使い始めたころは、「Inbox」という名のノートブックがあっただけでした。それが今や膨大な量になっていて、それぞれのノートブックに番号を付けているんだけど、そのルールを説明できる自信がありません。それでも、機能していることは確かです。 Siriも使っています。今この瞬間も、部屋の中をウロウロしながらiPhoneのSiriを使って、Evernoteでこの記事を書いているところです
5千円札がリニューアル。でも何が変わったの?2014.05.12 07:0011,326 小暮ひさのり ささやかな、でもとても大事な改良です。 現在の5千円札からちょっとだけリニューアルされたものが本日12日から発行されます。デザインや描かれた人物に変わりはなく、これまでどおり樋口一葉が続投。ではどこが変わったんでしょうか? こちらは財務省のページに掲載されている変更点を表した画像。これによると、左下にあるホログラム上の透明シール形状が「楕円形」から「四角形」へと変更になるとのこと。この変更にともなってシールの面積は1.7倍に拡大されるのですが、なぜこうなったか?というと、1万円との触覚差別化を行なうため。 現行では1万円札と5千円札のホログラム保護シールは、どちらも形状は楕円形。両方とも同じ手触りとなるため、目が不自由な方には2種の紙幣の違いがわかりづらいという問題がありました。そこでシ
UI/UXという並列表記は基本的に信用しない。これは、長谷川さんと話していると良く話題に上がります。 ((c) The Gap between UI and UX Design - Know the Difference) UI/UXの並列表記問題 某中途採用の求人検索サイトで "UI/UX" と入力して検索してみたところ、900件以上の UI/UXデザイナーの求人が掲載されていました。職域や必要なスキルは実に様々で同一の枠を争っている様子があまり見られないことが特徴です。"UI/UX" という旬なキーワードを盛り込み、場合によってはすべてをお任せしたい、そんなミーハー感が漂っているようにも思えます。長谷川さんのブログでも「UXの本質」と題して言及されていますが、UI/UXという誤用の弊害のひとつに、課題意識を狭めてしまうことがあります。 ("UI/UX" の検索数はここ1年間で2倍に)
プログラミング教育や社員の健康をサポートする「CHO室」の取り組みなど、DeNAのCSRに関する情報を発信するブログ
Facebook社の女性COOが語った、これからのリーダーに必要な4箇条 ハーバードビジネススクール 卒業式 2012 シェリル・サンドバーグ FacebookのCOO(最高執行責任者)シェリル・サンドバーグ氏が、2012年にハーバードビジネススクールで行った卒業スピーチです。目まぐるしい変化が起きるこれからの時代で、よいリーダーであるために必要なことを女性ならではの観点から語っています。男性も必読! ハーバードビジネススクールの素晴らしい先生方、親族の皆さま、ご来賓の皆さま。そして2012年卒業生の皆さん、門出の日にお招き頂き本当に光栄です。 学校長からこのお話を頂いたとき、「私より若くてクールな若者たちの前で話すのね? 簡単よ! そんなの毎日やっているわ」と思いました。彼らに「インターネットなしの学生生活ってどんな感じだったんですか?」「シェリルちょっと来て! この機能を“年輩”の人が
First Time User Experiences (FTUEs) というコレクションを集めている方がいます。このコレクションでは文字通り、サービス対ユーザーの最初のタッチポイントとなるコミュニケーションを司る「First Time User Experiences(ファーストタイム・ユーザエクスペリエンス)」をアプリ中心の事例と共に紹介しています。 ((c) First Time User Experiences) これからご紹介するブログ記事「Patterns for new user experiences」ではその彼女が趣味で集めてきたコレクションを分析し、見出したファーストタイム・ユーザエクスペリエンスにおける8つのパターンを紹介しています。解説はもちろん、長所と短所、デザイン上の課題、及びその事例を各パターンごとに丁寧に紹介しています。 Show Interact, don
社会人1、2年目が大きな分かれ道 質問者:さきほど視点を高く持つっていう話があったんですけど。自分から考えてみると、視点を常に高く持つってかなり難しいことだなっていう気がしていて。1回失敗してしまうと、なんかちょっと小さく留まってしまうというか。下見ても、とりあえずこれぐらいでいいかっていう気になってしまいそうな気がするんですけど。常に例えば日本を舞台にするとか、世界を舞台にするっていう視点を高く持つことの秘訣というか。実践してきたこととかってありますか? 曽山:視点ってやっぱりすごく大事で。視点上げ下げ競争があるんですよ。常に視点って下がっちゃうんですね、人って。弱いから。なので、基本的に視点って下がっていくものなんですよ。特に社会人1、2年目が一番同世代ってブワーッって分かれていくんですね。すごい視点が高いままの奴と。ボロボロと大企業の歯車になっていく連中と、面白いように分かれていくん
『井上雄彦 最後のマンガ展』などのアートディレクションで知られるカイブツ。WEB、映像、イベント…更にロボット『クラタス』プロデュースまで活動領域を広げる彼ら。一体どんな思想で作品は生み出されるのか。そしてデジタル全盛の時代、クリエイターとして突き抜けるための条件とは? クリエイティブ業界の「怪物」が考える、突き抜けるための条件とは? テクノロジーの進化やソーシャルメディアの普及により、今までにない「新しい表現」が日々誕生しているインタラクティブデザインの世界。コミュニケーションのあり方が変わり、ダイナミックな変化が、ここ数年で起こっている。 「クリエイティブ」の解釈や役割が変化するなか、時代の先をいくクリエイターは何を考え、何を生み出すのか。こんな問いへのヒントを探るべく、アートディレクター木谷友亮氏が率いる『カイブツ』を訪れた。 カイブツは、カンヌ広告祭銀賞、ロンドン広告賞、NYADC
sxsw 2014 初日(3/7)のレポート sxsw interactiveは5日間で800のセッション、47国からの65000人の参加者が集います。 毎日、1時間+30分移動のコマが11:00から5回あります。それが5日間なので、800あるセッションのうち25程度しか聞くことができません。入念にどのセッションに行くか調べることが大切です。セッションの情報はwebサイトで探すこともできるますが、実際にやってみると調べにくいです。バッジ(入場券)受け取りの際にもらえる冊子がsession選びに便利です。毎日14:00からメイン会場ではkey noteが開かれます。 中心会場はconvention centerですが、ここに収まらず周辺のホテルも会場化しています。startup villageはconvention center 隣のhiltonで行われています。 releaseit / s
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