(1)日本時間11月30日朝(NY時間29日夕),議題37(パレスチナ問題)の下で国連総会本会議が開催され,パレスチナに「国家」としての国連オブザーバーの地位を与える内容の総会決議(A/RES/67/19)が賛成多数で採択された。 (2)採決結果 賛成:138(日,仏,伊,露,アラブ諸国等) 反対: 9(米,イスラエル,加等) 棄権: 41(英,独,蘭,豪,韓,東欧諸国等) (3)採択された総会決議の概要 パレスチナ人の自決権とパレスチナ国家独立の権利を再確認。 パレスチナに国連における非加盟のオブザーバー国家の地位を付与することを決定。 2011年9月にパレスチナが提出した国連加盟申請を安保理が好意的に検討することへの期待を表明。 イスラエルとパレスチナという二国家のビジョンを実現するような平和的解決の達成に貢献する決議を確認。 すべての未解決の中核的問題を解決するパレスチナ・イスラエル