1989年にシカゴオートショーで発表されるやいなや、全世界にセンサーションを巻き起こした初代「ロードスター」(NA型)。その衝撃の大きさは後に数多くのメーカーが同様のコンセプトを持ったモデルをリリースしたことからも伺える。 2代目(NB型)を経て2005年に発表されたのが、3代目となるNC型だ。「走る楽しさ」を提供するという基本的なコンセプトはそのままに、安全性や快適性を向上しているのが特長。エンジンは従来の1.6/1.8リッターから2.0リッターへと排気量をアップ。ボディーサイズは若干大型化したものの、徹底的な重量削減とボディー剛性アップ、ブレーキ強化、サスペンション周りの刷新などにより、運転する楽しさを存分に味わえるクルマに仕上げられている。 2008年12月には初のマイナーチェンジを実施。エクステリアデザインが大幅に見直され、わずかではあるがcd値も約0.01向上している。また、