「イルカにかまれた」被害相次ぐ 海水浴場で「見たら離れて」―福井 2022年08月01日13時28分 7月16日に福井県越前町の海に出没したイルカ(岩村拓哉さん撮影・提供) 福井県内の複数の海水浴場で野生のイルカが目撃され、海水浴客から「イルカにかまれた」との報告が相次いでいる。一部の海水浴場では、イルカが嫌うとされる超音波発信器を水中に設置するなどして対策を図っている。福井市などは、イルカの姿を見ても近づいたりせず、海から上がるよう呼び掛けている。 アザラシ、ヒゲで餌の魚探知 暗い深海で目より役立つ―米加州で調査・極地研など 越前松島水族館(同県坂井市)などによると、イルカは沿岸域を好むとされる「ミナミハンドウイルカ」の雄とみられる。4月ごろに福井市の鷹巣海水浴場で目撃され、その後、同市の越廼海水浴場や同県越前町の海水浴場にも出没。遊泳客の手足をかんだり、足元にまとわりついたりする事例が