名古屋大学(名大)、情報通信研究機構(NICT)、京都大学(京大)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、電気通信大学(電通大)、東北大学、国立極地研究所(極地研)の7者は11月12日、いろいろな大きさの淡い光がさまざまな周期で明滅を繰り返す「脈動オーロラ」に伴って、オーロラ電子の1000倍以上もエネルギーの高い「キラー電子」が、宇宙空間から大気に降り込むという新しい理論を提案し、シミュレーションで実証したと共同で発表した。併せて、JAXAの「れいめい」衛星が観測した脈動オーロラ現象とNASAの「SAMPEX」衛星が観測したキラー電子の降り込み現象を説明できることを示したことも共同で発表された。 同成果は、名大 宇宙地球環境研究所の三好由純教授、同・大山伸一郎講師、NICTの齊藤慎司研究員、京大 生存圏研究所の栗田怜准教授、JAXA宇宙科学研究所の浅村和史准教授、同・三谷烈史助教、電通大の細川