vol.1 はこちらをご覧ください。 vol.2 はこちらをご覧ください。 [文:ジャーナリスト 井上久男] 心を病んだ若手記者、メールで部下の悪口を流すデスク、こんなことでいいのかと思っているところに、早期退職の募集。留まるべきか、飛び出すべきか? すぐ「パワハラ」と騒ぐ若手 これまで2回の連載では、新聞社の取材力の低下や電子新聞の台頭といった問題を取り上げ、新聞記者がいまどんな不安を持っているのかを紹介してきた。そのなかでも印象的だったのが、新聞の未来を担う若い新聞記者を育てる土壌がなくなっているという指摘である。 入社後に配属されて、記者として最初の訓練を受ける総局・支局の荒廃ぶりがそれを象徴している。 「デスクの指示もほとんどメール。チームで取材している仲間同士のやり取りすらメールです。たくさんの取材メモをメールでチームのメンバーに流すと、いかにも取材しているように受け止められ評価
![新聞記者たちの不安を聞きに行く 【最終回】朝日は早期退職に「7000万円」記者たちの選択 (週刊現代) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/372489352b9b4007716378b7b6e9d2b937a5088a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fv3%2Fmeta%2Ffb_ogp-image.png)