2006/12/19 日立製作所は、内部統制整備についての研修サービスを12月20日に開始する。日本版SOX法(金融商品取引法の一部)の実施基準案も示され、「企業も本格的な対応を始める時期に来ている」(日立製作所 情報・通信グループ 経営戦略室 部長代理の八木敬之氏)ことが背景だが、コンサルティングファームなどの人員不足も指摘されていて、社内のスタッフで内部統制を進めざるを得ないという企業側の事情もある。研修サービスでは米SOX法に対応した日立自身のドキュメントや手順書などをまとめた「虎の巻」を基にしたテキストを使うという。 提供するのは企業内で内部統制整備を進める担当者向けの集合研修「内部統制整備実践研修」と、全従業員向けのeラーニング「内部統制基礎」。内部統制整備実践研修は、整備対象の絞り込みなどを学ぶ計画策定コース(1日)と、内部統制整備で鍵になる文書化を具体的に学ぶ文書化コース(2