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ブックマーク / courrier.jp (32)

  • 政治学者イアン・ブレマーが解説「イスラエルのガザ地上侵攻は二段階で進む」 | 「侵攻は二段階で進むだろう」

    イアン・ブレマー 国際政治学者。1994年に米スタンフォード大学で博士号取得。25歳で同大学フーバー研究所の最年少研究員に就任。98年に地政学リスクなどを調査するシンクタンク、ユーラシア・グループ設立。『「Gゼロ」後の世界: 主導国なき時代の勝者はだれか』や『対立の世紀: グローバリズムの破綻』(共に日経済新聞出版)など著書多数 Photo: picture alliance / Getty Images

    政治学者イアン・ブレマーが解説「イスラエルのガザ地上侵攻は二段階で進む」 | 「侵攻は二段階で進むだろう」
    neputa
    neputa 2023/10/14
  • パリの「最もグリーンなスニーカー」ブランドはいかに持続可能な足さばきをしてきたのか | 2022年の収益は2億6000万ユーロ(約413億円)を計上

    フランスのメーカー「VEJA(ヴェジャ)」は世界に先駆けて持続可能でエシカルな製品を出してきた。広告も出さず、新作も少ないが、それでも2022年は2億6000万ユーロ(約413億円)の収益を計上した。その息長い成功の秘訣に、米経済誌「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」が迫る。 「持続可能」という言葉がビジネスでセールスポイントになるずっと前から、それはパリのブランド「VEJA」の背後にある原動力だった。VEJAは、高校時代からの友人同士でどちらも元銀行員のフランソワ=ジスラン・モリヨンとセバスティアン・コップが2004年に立ち上げた。 この二人組は、適正な賃金とクリーンなサプライチェーンの提供に専心し、他のスニーカーブランドとは違うやり方をしてきた。 広告やスポンサーシップ契約を控える。製造拠点をブラジルに置き、ブラジル産・ペルー産のオーガニックで再生型のコットンとアマゾンの天然ゴムを

    パリの「最もグリーンなスニーカー」ブランドはいかに持続可能な足さばきをしてきたのか | 2022年の収益は2億6000万ユーロ(約413億円)を計上
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    neputa 2023/09/01
  • ピーター・ターチン「近い将来、米国が2つか3つの国に分裂する可能性は充分ある」 | 「米国のエリートは現状を理解していない」

    ──どこかで読んだことがあるのですが、ビル・ゲイツと平均的な米国民の富を比較すると、西暦400年に最も金持ちだったローマ貴族と平民の富の差にだいたい等しいそうです。もしかしたらちょっと間違えて覚えているかもしれませんが、ともかく私が言いたいのは、これはとても許しがたい数字だということです。 その方法は私も使いますよ。ある年のトップの資産を平均年収と比較するのです。これもパターンを見出す方法のひとつですね。 ──そこで2020年前半の米国を見たとき、こうした指標が赤信号を示しているのがなぜなのか、教えていただけますか? エリートは過剰生産されています。あなたがおっしゃるところの「ウェルス・ポンプ」もあります。移民問題もあるし、政治の機能不全も問題です。

    ピーター・ターチン「近い将来、米国が2つか3つの国に分裂する可能性は充分ある」 | 「米国のエリートは現状を理解していない」
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    neputa 2023/08/17
  • ピーター・ターチン「米国には終焉の時代が訪れ、共和制は衰退する」 | 来るべき暴力的な激動の時代の、予測される結末は…

    ピーター・ターチンは1957年、ロシアの都市オブニンスクで生まれた。父はもともと物理学者で、のちに数学者にもなり、さらには反体制運動家にもなった。 ピーターがモスクワ大学の生物学部に在籍していた1977年、ターチン家はソビエト連邦から追放される。一家は米国へ移り住み、ピーターはニューヨーク大学で生物学の勉強を続けた。1985年にはデューク大学より動物学の博士号を授与されている。 1990年代後半、ターチンは奇妙な行動を起こす。新著『終焉の時代』によると、当時ターチンは、動物環境学における「興味深い諸問題」はすでに解決されていると感じていたらしい。彼は専門を歴史学に変更する。 「同じ複雑系科学のアプローチを、過去と現在における人間社会の研究に応用するにはどうしたらよいかを考えるようになりました」 ターチンとその同僚たちは、このアプローチを「クリオダイナミクス」と呼ぶ。彼らは、自分たちが人類の

    ピーター・ターチン「米国には終焉の時代が訪れ、共和制は衰退する」 | 来るべき暴力的な激動の時代の、予測される結末は…
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    neputa 2023/08/17
  • なぜ日本は温室効果ガスを出す「ごみ焼却」から脱却できないのか | 「発電」と「土地不足」という好都合な理由

    にいると気にならないかもしれないが、日の家庭ごみのリサイクル率は先進国のなかで著しく低い。ほとんどが温室効果ガスを大量に排出する方法で処理されるのだ。英紙が調べると、そこには日特有の事情もあった。 珍しい建物、奇抜な実験芸術、エネルギッシュな公共プロジェクトであふれかえる日にあっても、舞洲工場は圧倒的に目立っている。 大阪郊外の埋立地に約600億円をかけて建設されたこのごみ処理施設は、20年以上にわたり、その中で実際におこなわれていることも、また、その背後にある政治的取り決めも、非常にうまく隠蔽してきた。 「なんだ、この建物は」と思って眺める通行人にとって、舞洲工場はうねうねした線と不思議な角度が作り上げる幻想的で魅惑的な風景だ。そして、オーストリアの芸術家フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーの最高傑作のひとつでもある。 だが、その大胆な色彩で塗られた壁や牧歌的な模様、塔の背

    なぜ日本は温室効果ガスを出す「ごみ焼却」から脱却できないのか | 「発電」と「土地不足」という好都合な理由
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    neputa 2023/08/09
    最も指摘するポイントがどこなのか探りながら読んでたら終わった。
  • ミチオ・カク「正しい知識とともに、楽観的でいよう─量子コンピュータがもたらす未来はこんなに明るい」 | 未来主義者の大家が語る展望と「知識の力」

    量子コンピュータは、がんの治療や気候変動の改善などを可能にし、我々の世界を変えてしまうだろう、と科学者やSFファンは息巻く。しかし、それは実現可能なのだろうか? 一般の人々へ向けての科学の普及活動にも力を入れる、理論物理学者のミチオ・カクは、量子コンピュータについての新著を上梓した。カクは、量子コンピュータおよび科学の未来に関して、楽観的な姿勢を貫く。英「ガーディアン」紙によるインタビュー。 それでも未来は明るい あなたは最近の技術について不安になったことはないだろうか。 もしそうなら、あなたには仲間がいる。国連はAI人工知能)を規制する一連のルールを用意するよう、すべての政府に要請している。ユヴァル・ノア・ハラリやイーロン・マスクら著名人が名を連ねたあるオープンレターは、最先端AIの研究を、「安全で、信頼性があり、誠実である」ものに保つためにいったん停止し、規制を課すことを求めている。

    ミチオ・カク「正しい知識とともに、楽観的でいよう─量子コンピュータがもたらす未来はこんなに明るい」 | 未来主義者の大家が語る展望と「知識の力」
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    neputa 2023/06/21
    科学者のピュアな研究成果を悪意の権力者が利用する構図が解決されない限り楽観的にはなり切れないな。私が無知なだけかもしれないけど。
  • ピーター・フランコパン「人類史は自然史から見れば絶え間ない失敗の歴史だ」 | 古代史が人類に教える温暖化の未来との向き合い方

    気候変動など地球環境の変化が人類に絶大な影響を及ぼすことは、いまの世界で否定しがたいだろう。だが、われわれが人類史をたどるときに、自然界からの影響をどこまで考慮してきただろうか? その影響を加味すると、人類史はどう見直されるのか? 英オックスフォード大学でグローバルヒストリーを教える歴史学者のピーター・フランコパンに、米メディア「ブルームバーグ・グリーン」が聞く。 人類はずっと地球の気候に恐怖を覚え、また取りつかれてもきた。ほぼすべての文明の創世神話が、完璧な楽園の喪失、大洪水、7年におよぶ干ばつ、あるいは容赦ない天災といった巨大な気候変動に基づいているほどだ。 だが、歴史家らは伝統的に帝国や戦争、偉大な発明といった人類の仕業に注目し続け、人類に同じくらい強烈な影響をもたらしてきた火山の噴火や過酷な冬、凶作などには見向きもしなかった。 人類史と自然史を再統合することがいまわれわれを取り巻く

    ピーター・フランコパン「人類史は自然史から見れば絶え間ない失敗の歴史だ」 | 古代史が人類に教える温暖化の未来との向き合い方
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    neputa 2023/06/16
    歴史学者 ピーター・フランコパン 、新著『変貌の地球──語られざる歴史』(未邦訳)
  • テクノロジーが豊かにしたのは結局、一部の「エリートだけ」だった | MITの経済学者ダロン・アセモグルらが新著で指摘

    生成系AIの登場で、社会は大きく発展してきた。しかし、これまでのテクノロジーは、人間を当に豊かにしてきたのだろうか? 『国家はなぜ衰退するのか:権力・繁栄・貧困の起源』などで知られる、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の経済学教授ダロン・アセモグルらが、新著でこの問いに向き合った。 テクノロジー当に「良いもの」か? 「テクノロジーは常に無条件に良いものだ」「テクノロジーによってより良い雇用が生まれ、さらに豊かになる」。それが、これまでの経済の常識だった。しかし、もしそうでなかったとしたら? テクノロジーが用いられてきた当の理由が、歴史的に見ても、エリートをより儲けさせるためだったとしたら? 2023年5月に出版される、MIT経済学教授ダロン・アセモグルとサイモン・ジョンソンの共著『パワー・アンド・プログレス』(未邦訳)は、これらの疑問について考察している。同書では、過去1000

    テクノロジーが豊かにしたのは結局、一部の「エリートだけ」だった | MITの経済学者ダロン・アセモグルらが新著で指摘
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    neputa 2023/04/24
    テクノロジーで成功した人々を、そのテクノロジーによって育ったあたらしい意識を持った人々が滅ぼすことになる。そうやって歴史は巡っていくよね。
  • 宗教学者が解説 「エホバの証人」とはどんな組織なのか | 何を信じているのか…そしてなぜ迫害されてきたのか

    駅前などの広場で、聖書を掲げて布教活動をする「エホバの証人」の信者たちを見たことがあるかもしれない。日では「輸血の拒否」や「親による子供へのむち打ち」などが問題となってきた。「エホバの証人」とはどういった組織なのかを、宗教学者のマシュー・シュマルツが解説する。 2023年3月9日、ドイツのハンブルクにて胎児を含む7人が殺害された。警察など当局の発表によれば、この「凶悪事件」は、その夜に催されたある宗教的儀式の直後に発生した。「王国会館(キングダム・ホール)」と呼ばれるエホバの証人の集会場で起こったこの凶行では、さらに複数の負傷者が出ている。銃撃の犯人と目される人物は、エホバの証人の元信者だったと伝えられた。 この事件をきっかけに、世界239ヵ国に約869万人の信者を擁する同組織に注目が集まっている。同組織の記録によれば、ドイツには17万人以上の信者がおり、2020ある「会衆」と呼ばれるグ

    宗教学者が解説 「エホバの証人」とはどんな組織なのか | 何を信じているのか…そしてなぜ迫害されてきたのか
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    neputa 2023/04/08
    かつて迫害されまくりのカルトだったキリスト教がてっぺん取ったんだからエホバの証人もわからんよな。異常や異端や非常識の尺度なんて時代によって真逆になったりするし。
  • 世界が一丸となるには、国家で分かれず「世界政府」を作るべきなのか? | 哲学者が語る「世界国家は破滅のはじまり」

    ブラジルの哲学者で政治活動家のロベルト・マンガベイラ・アンガー教授が、新著『世界政府なしで世界を統治する』(未邦訳)を上梓した。混迷を極めるこの時代に世界がひとつになるには、どうすれば良いのだろうか。米メディア「ノエマ」がインタビューした。 「ひとつにまとまる」ことは災難のはじまり ──近著のなかで、あなたは「グローバリズム」(国家という枠組みを超えた政府の実現を信じること)に頼らず、いかに世界的な公共財を生産すべきかを論じていますね。 主権国家の存在が国内政治や国際関係の基盤であることは明らかです。しかしこの「国家主権」によってグローバルな協力関係が妨げられ、さらには(環境破壊などによる)地球の居住可能性が脅かされていることもまた、否定できません。 こうしたさまざまな要素のせめぎ合いを前に、私たちはどうするべきでしょうか? アンガー グローバル・ガバナンス(世界に影響を与える問題を解決す

    世界が一丸となるには、国家で分かれず「世界政府」を作るべきなのか? | 哲学者が語る「世界国家は破滅のはじまり」
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    neputa 2023/02/17
    多元主義にもとづく新たな枠組みの発明は同意。意識を持ち個を確立してしまった種である以上、統合を目指すとどっかで停滞し破綻する。独立したものを連帯させるスゴイ方法を人類はきっと導き出すと思ってる。
  • ミシェル・オバマのファッション独立宣言「私は自分が着たい服を着ますけど、それが何か?」 | “黒人初のファーストレディ”から解放されて

    ホワイトハウスを去ってから約6年、ミシェル・オバマのファッションが輝いている。黒人初のファーストレディとして、できるだけ多くの人を喜ばせる(あるいは怒らせない)服を選ばざるを得なかった時代に比べ、いまの彼女は制約から解放され、自己表現を楽しんでいるのだ。 細身のドレスを脱ぎ捨てて ブックツアーが単なるブックツアーでなくなるのは、どんなときだろう。それはブックツアーが、人々の記憶に残る著者のイメージを作り変える機会となるときであり、人々に自分は変わったのだと示すときだ。 この人のブックツアーは、まさにそういうものになっている。 ミシェル・オバマの場合、少なくとも新著『The Light We Carry』(原題)の全米プロモーションで見せたイメージから判断すると、そのように思われる。何か新しいことが起きている(新著を刊行しただけではない)ことは明らかだ。 画家のシャロン・スプラングが油絵で描

    ミシェル・オバマのファッション独立宣言「私は自分が着たい服を着ますけど、それが何か?」 | “黒人初のファーストレディ”から解放されて
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    neputa 2023/01/10
    多様化が進み始めたと言ってもほんの一歩でしかないと痛感する内容だった。髪型からイヤリング一つまで気を使わなければ怒り出す人がたくさんいる世界なのだ。建前から人類が解放される日が待ち遠しい。
  • 哲学者ホセ・アントニオ・マリーナ「人々が『自身の幸福』の内に閉じ込められていくことは惨事だ」 | 私たちは知的に再武装しなければならない

    行動は、欲望、情熱、恐怖、つまり情動によって引き起こされます。明確な欲望に動かされて決断を下す人物たちがいて、彼らが他者を巻き込むと、集合的な欲望が形成されます。それが歴史を変える要因となるのです。 たとえばロシアのプーチン大統領は、欲望に衝き動かされてウクライナ侵攻を決断しました。権力を行使したいという欲望、自分の金とロシアの偉大さを守りたいという欲望、西側に復讐したいという欲望──何でもいいですが、とにかくそれは「欲望」であり、論拠はそのあとに生まれます。 プーチンは演説のなかで、戦争を正当化するために西側に対する恐怖と、ロシアの偉大さを取り戻す必要性、そして彼が望む徴兵の必要性をロシア国民のうちに目覚めさせようとしました。論拠だけで人々を徴兵することはできません。論拠が欲望と結びつく必要があるのです。権力は、最大の欲望の一つです。そしていかなる権力も、国民が服従しなければなりません。

    哲学者ホセ・アントニオ・マリーナ「人々が『自身の幸福』の内に閉じ込められていくことは惨事だ」 | 私たちは知的に再武装しなければならない
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    neputa 2023/01/02
    個人の幸福は独立して成立すると考える人が増えたよね → "幸福という概念は、社会的幸福と結びついています。個人的、社会的幸福の2つを両立しなければなりません"
  • カズオ・イシグロ「物語には“分断”に対抗する力がある」 | ノーベル賞作家が語る「創作の意義」と「次世代への期待」

    ──「物語」を創作することは、将来的にどんな意味を持つようになると思いますか? 「世界が混乱し、分断されても、物語は永遠に『善に向かう力』であり続けると思います。どの世代においても、同時代の世界に語りかける作家の存在が非常に重要になるでしょう。私たちが住む世界では分断が加速していますが、私は物語を書き、それを共有することで、この流れに抗えると信じたいのです」 ──物語は現在の世界の分断にどのように対抗できるのでしょうか。 「物語が重要なのは、それが単なる情報の交換ではないからです。私たちが互いに物語を伝え合うとき、私たちは感情と、ある状況への感じ方を共有します。そこには共感が生まれます。他の人にとって大事なことが、自分からは遠いできごとだとしても、その感情がどこからきたのかを、ひとりの人間として理解することが大切なのです。 現在のように分断された世界では、感情を揺さぶる物語を作るときに気を

    カズオ・イシグロ「物語には“分断”に対抗する力がある」 | ノーベル賞作家が語る「創作の意義」と「次世代への期待」
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    neputa 2022/12/26
  • 「ワールドカップは見ません!」日本と初戦で対戦するドイツのサッカーファンが宣言する理由 | 外国人労働者を使い捨てるカタールに抗議

    外国人労働者を使い捨てるカタールに抗議 「ワールドカップは見ません!」日と初戦で対戦するドイツサッカーファンが宣言する理由 2022年11月12日にベルリンで開催された独ブンデスリーガのヘルタ・ベルリとFCケルンの試合では、スタジアムで観戦する大勢のファンが、「ボイコット・カタール」というバナーを掲げた Photo: Soeren Stache / picture alliance / Getty Images 「ボイコット・カタール」 第22回FIFAワールドカップが11月20日に中東のカタールで開幕する。しかしヨーロッパでは、開催国カタールでの人権侵害が問題視され、各地で抗議運動が相次ぐなど異例の事態になっている。なかでも23日に日と対戦するドイツでは、ワールドカップのボイコットを呼びかける運動が勢いづいているという。 独誌「シュテルン」によると、ワールドカップ前最後となる11月

    「ワールドカップは見ません!」日本と初戦で対戦するドイツのサッカーファンが宣言する理由 | 外国人労働者を使い捨てるカタールに抗議
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    neputa 2022/11/16
    今回のW杯は中止でいいと思う。 "インドやパキスタン、ネパールなどの南アジアの国からカタールに出稼ぎに来ていた労働者6500人以上が死亡した"
  • ミハイル・ゴルバチョフが最後の最後まで生きた「二重の現実」 | ロシア人の7割以上がいまも否定的に評価

    ソビエト連邦の初代大統領を務めたミハイル・ゴルバチョフの死去に際し、国内外で明暗がくっきり分かれてきたゴルバチョフに対する評価を、英紙「ガーディアン」のロシア人特派員が簡潔にまとめる。 ミハイル・ゴルバチョフは最後の最後まで、二重の現実を生きた。ワシントンやパリ、ロンドンでは愛され称賛されてきたが、その一連の改革が引き起こした混乱ゆえに彼を赦さなかったロシア人の大多数からは罵倒されてきた。 ゴルバチョフの「グラスノスチ」(公開性)政策は、ロシア人にそれまで考えられなかったほどの自由をもたらした。だが多くのロシア人にとって、彼の統治時代で記憶されるのは、その後に続いた生活水準の劇的な低下だろう。 ソ連時代のノスタルジアに取り憑かれた者たちにとって、ゴルバチョフは帝国の破壊者だった。その政策のせいでナショナリストたちが励まされ、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国はじめ、かつてのソビエ

    ミハイル・ゴルバチョフが最後の最後まで生きた「二重の現実」 | ロシア人の7割以上がいまも否定的に評価
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    neputa 2022/08/31
    民主主義は完全ではないし唯一無二でもない。西側的な自由が万能ではないことは今の状況が説明している。では他に何があったか。見つからないから先祖返りを繰り返すんだろう。面白い記事だった。
  • トルコ東部に埋まる世界最古の神殿「ギョベクリ・テペ」「カラハン・テぺ」発掘の最前線へ | 彼らの宗教は? 生活様式は? 「男根部屋」の用途は?

    『エクソシスト』のオープニングが現実に 2006年の現地到着当日、ギョベクリ・テペまでお願いしますとタクシーの運転手に告げたときのことを思い出す。 彼はその名を聞いたこともなかった。思い当たることも一つもなかった。いまならこの話は、「パリで『ルーヴル美術館って聞いたことありますか?』って人に聞いたら、ノンって言われた」というのと同じような冗談に聞こえるだろう。 その運転手は何人ものタクシー仲間に聞いて回らねばならず、やっとのことでそのうちの1人が私の行きたい場所を理解してくれた──「町外れの、アラブの村の近くで、ドイツ人たちが掘ってるとこだろ」。 というわけで、先の運転手のタクシーにガタゴト揺られながら私はシャンルウルファを後にし、砂煙のなかへ繰り出した。 やがていちばん遠い丘の頂まで登ると、『エクソシスト』のオープニングのような光景に出くわした。世界から完全に無視されたような場所で、世界

    トルコ東部に埋まる世界最古の神殿「ギョベクリ・テペ」「カラハン・テぺ」発掘の最前線へ | 彼らの宗教は? 生活様式は? 「男根部屋」の用途は?
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    neputa 2022/08/21
    バカでかい神殿作って埋めた一万年以上前の人たち。もっと知りたい。
  • トルコ東部で発掘がすすむ「130世紀前の遺跡」が人類史の常識を覆すかもしれない | 世界で最も重要な考古学的遺跡をめぐる旅

    自然の岩盤から彫られた高さ2.4メートルほどの硬直した朱色の男根が十数個、青天井の小部屋に押し込められているのを私は見つめている。 同様に、天然の岩を切り出して彫られた奇妙な頭像(人間か、悪魔か、司祭か、神か?)がこの男根型のトーテムを睨んでおり、あたかも原始のガーゴイルのようだ。その表情は陰で、ほとんどしかめつらだ。 彼、または彼女、あるいは「それ」は、この状況のすべてが気に入らないかのように見える。白日の下で何もかもがむき出しの状態となり、130世紀ぶりにこの娑婆に晒されているということが。 そう、130世紀ぶりなのだ。というのも、トルコ東部、砂煙の舞うハッラーン平原からいま現われ出でんとするこれらの男根、独特の小部屋、そしてカラハン・テペの名で知られるこの不可思議な場所全体は、信じがたいほどに太古の存在なのだ。言い方を換えれば、推定1万1000〜1万3000年前に建造されたものなの

    トルコ東部で発掘がすすむ「130世紀前の遺跡」が人類史の常識を覆すかもしれない | 世界で最も重要な考古学的遺跡をめぐる旅
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    neputa 2022/08/21
    強い、ワードが強すぎて目をやられてしまいそうだ。「カラハン・テペの男根柱」
  • 63歳で“脱いだ”エマ・トンプソン「オーガズムなんて簡単に得られるものじゃない」 | ヌードシーンに挑んだ『Good Luck to You, Leo Grande』 | クーリエ・ジャポン

    エマ・トンプソンが文字どおり丸裸で挑んだ新作『Good Luck to You, Leo Grande』が話題だ。一度もオーガズムを経験したことのない元教師が、若いセックスワーカーを雇い……。 米紙「ニューヨーク・タイムズ」の取材に応じたトンプソンが、年齢を重ねた女性の身体と性について語り尽くした。 等身大のヒロインが人生最大の反逆へ エマ・トンプソンと顔を合わせて、真っ先に目に入るのは、くしゃくしゃの白髪。平均的な63歳が選ぶよりはずっとシックな色合いだが、年齢にふさわしい色とも言える。いつものあの晴れやかな笑みと訳知りなまなざしにはドライなユーモアが見え隠れし、トンプソンはおしゃべりに乗り気な様子だ。 なのにいざZoomでインタビューを始める段になると、コンピュータのモニターにセロテープで紙を貼ってしまう。「Zoomは便利だけど、自分の顔を見ていなきゃならないのがどうしても我慢できなく

    63歳で“脱いだ”エマ・トンプソン「オーガズムなんて簡単に得られるものじゃない」 | ヌードシーンに挑んだ『Good Luck to You, Leo Grande』 | クーリエ・ジャポン
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    neputa 2022/07/23
    自分が変化の一部にならなきゃ、がとても響いた。→「世界を変えたいなら、女の体のイコノグラフィー(図像学)を変えたいなら、自分が変化の一部にならなきゃ。自分が変わらなきゃいけないんです」
  • 『PLAN 75』の早川千絵監督「日本がとても不寛容な社会になりつつあると感じて、すごく不安だった」 | 「後期高齢者が排除される世界」は決して非現実的なものではない

    5月に授賞式がおこなわれた第75回カンヌ国際映画祭で、新人監督賞にあたるカメラドールの特別表彰を受けた早川千絵。現在公開中の『PLAN 75』で発揮された独自の切り口と、これまで歩んできたキャリアについて、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が監督人にインタビューした。 日人特有の思考回路 映画監督の早川千絵は、脚の構想を練っていた際、自分が作ろうとしている映画の前提となる問題についてどう思うか、母や知人の友人である年配の人々に訊いてみようと考えた。彼女はこう質問した。 「もしも75歳以上の国民向けに政府が安楽死を支援するとしたら、あなたはそれに同意しますか?」 「肯定的な返事をした人が大半でした」と早川は言う。「他人や自分の子供たちの負担になりたくない、と言うのです」 早川が思うに、この一見ショッキングな反応は、日文化と人口統計を色濃く反映している。5月のカンヌ映画祭で、彼女の初の長

    『PLAN 75』の早川千絵監督「日本がとても不寛容な社会になりつつあると感じて、すごく不安だった」 | 「後期高齢者が排除される世界」は決して非現実的なものではない
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    neputa 2022/07/12
    この品気になってる。帚木蓬生の安楽病棟を読んだあたりからこのテーマはずっと頭の中のどこかにいる。自分なりの答えを持ちたいと思うけど叶わない。
  • バーバラ・ウォルターが警告「アメリカは21世紀版の内戦に向かっている」 | 内戦に陥りやすい2つの要素とは

    カリフォルニア大学サンディエゴ校の政治学教授バーバラ・ウォルターは、1月に上梓した『内戦はこうやって始まる』でアメリカが内戦に向かっていると警鐘を鳴らし、国内外で反響を呼んだ。世界各国の内戦を長年研究してきた彼女がそう断言する根拠と、アメリカ人さえ気づいていない危険な兆候を聞いた。 ──世界中の内戦と、それを引き起こす条件について研究されていますが、著書ではアメリカがそうした条件に危険なほど近づいていると、背筋が凍るような主張をしています。詳しく聞かせていただけますか。 内戦については多くのことがわかっています。どのように始まり、どのくらい続くのか、なぜ解決が難しいのか、どのように終わらせるのかといったことです。 1946年以降、200を超える大規模な武力紛争が発生しているため、そこから多くのことが見えてきたわけです。とりわけこの30年間、私も含めた専門家らは多くのデータを収集して分析し、

    バーバラ・ウォルターが警告「アメリカは21世紀版の内戦に向かっている」 | 内戦に陥りやすい2つの要素とは
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    neputa 2022/06/21