包括的経済連携に関する閣僚委員会であいさつする菅直人首相(右)=首相官邸で2010年11月6日、森田剛史撮影 政府は6日夜、経済連携の推進策を検討する閣僚委員会を首相官邸で開き、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について「関係国との協議を開始する」とした「包括的経済連携に関する基本方針」を決定した。国内農業への影響を懸念する慎重派に配慮し「交渉参加」の明記は見送った。菅直人首相は「開国と農業再生を両立させ、日本の新たな繁栄を築くための大戦略のスタート」と位置づけたが、推進、慎重両派が都合よく解釈できる余地も残している。菅政権は内部に対立の火種を残したまま、TPP交渉参加へ向けた一歩を踏み出した。 「尊農開国をやるんだ」。政府・与党内の調整が難航する中、菅首相が玄葉光一郎国家戦略担当相らに指示したのが、「農業の再生・強化」と「平成の開国」の両立。長年、自民党も党内が割れてまとめきれなか
三宅島初の二輪耐久レース、溶岩の難コース 読売新聞 11月6日(土)19時23分配信 三宅島レース、一斉にスタートしたライダーたち=栗原怜里撮影 (読売新聞)
公安部外事3課が作成した可能性のあるテロ情報が、インターネット上で掲載された問題は6日で判明から1週間となった。「故意」を裏付ける状況が次々と明らかになり、「APEC直前を狙った」との声も出る中、警視庁は事件化を視野に調査。しかし、解明に時間がかかるとの見方が強くなっている。一方、個人情報をさらされた関係者らは、不安を抱えながら生活を送っている。 情報は先月28日夜、ファイル交換ソフト「ウィニー」のネットワーク上にルクセンブルクのサーバー経由で公開された。「警官から流出したファイル」などのタイトルを付けられたデータには平成16〜21年に作成された米連邦捜査局(FBI)の捜査要請や北海道・洞爺湖サミット(主要国首脳会議)開催での情勢分析なども含まれていた。 警視庁では、パソコン内のデータは暗号化され、外部記憶媒体に移す場合でもサーバーに「証跡」が残り、登録外だとパソコンが機能停止する。厳
【バンコク=深沢淳一】ミャンマーの軍事政権筋は6日、読売新聞に対し、2003年から自宅軟禁下に置かれている民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(65)が「11月13日に解放される」と語った。 ミャンマーのテイン・セイン首相は10月にハノイで行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で、スー・チーさんは「11月のいずれかの時期に解放されるだろう」と述べていた。ただ、スー・チーさんが率いていた「国民民主連盟」(NLD)は、ミャンマーでは20年ぶりとなる7日の総選挙への不参加を決めて5月に解党し、現在は非公式な団体になっている。選挙後にスー・チーさんが自由の身となっても、軍政が政治活動をどこまで容認するかは不明だ。 関係筋によると、英国在住のスー・チーさんの次男が現在、解放後の再会に備えてタイのバンコクで待機している。
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