歌舞伎俳優の市川海老蔵(33)が殴られ重傷を負った事件で、海老蔵は28日、都内で会見し、元不良グループリーダー(29)と同メンバーの伊藤リオン被告(27)の両者とそれぞれ示談が成立したと公表した。決断の理由には妻の小林麻央(28)ら家族への思いがあった。東京地検は同日、傷害罪で伊藤被告を起訴。長期化も予想された事件は急転“和解決着”したものの、来年1月下旬にも始まる裁判で争点も残された。 今月7日に続く2度目の会見。負傷していた左目は充血が薄くなり、示談が成立したためか、表情にも前回より余裕が感じられた。 会見には代理人の深澤直之弁護士が同席。24日付で成立した示談の内容について説明した上で「金銭のやりとりなどこれ以上のことはございません」と強調した。 示談に至った理由として(1)海老蔵の酒の飲み方に大いに反省すべき点があり、一方的な被害者であるという主張を法廷で通すのが困難(2)酒