気温や湿度が高い日が続き食中毒発生の可能性が高まったとして、県は27日、県内全域に食中毒警報を発令した。昨年と同じ発令日で過去2番目に早い発令。県民や食品取扱業者に注意を呼び掛けている。 警報発令に伴い、県は飲食店や給食施設、魚介類・食肉販売などの業者に対し衛生管理の徹底を指導。パトロールによる監視体制も強化する。 一般家庭には▽手洗いの徹底▽調理器具の熱湯消毒▽冷蔵庫の温度管理▽肉類の十分な加熱―など予防策の徹底を呼び掛けている。今年1月からの食中毒発生件数(27日現在)は、前年同期比6件減の30件。 【関連記事】 県が食中毒警報を発令、昨年より17日早く/神奈川 食中毒予防や食の安全呼び掛けパレード/三浦 手足口病が大流行し県が警報発令、過去10年で最多患者数/神奈川 横須賀市がインフルエンザ警報を発令 胃腸炎流行し川崎市が警報、手洗いや加熱調理を呼び掛け/神奈川