中央アジアを舞台に暮らす人々の生活と文化を描く人気漫画作品『乙嫁語り』の初となる原画展が、2017年8月28日(月)と29日(火)の2日間、東京・千代田区の外務省にて開催された。 『乙嫁語り』と外務省がなぜ? と不思議に思う読者も多いことだろう。外務省は2004年より中央アジア5カ国(カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン)と日本の交流を図る「中央アジア+日本」対話 という対話スキームを行っており、その10周年となった2014年、中央アジアが舞台の作品を描く森薫先生に各国をイメージしたキャラクターイラストの執筆を打診。中央アジア各国の国旗をイメージして描かれたキャラクターは、「中央アジア+日本」対話 の広報や文化事業といったイベントに登場し、大きな反響を呼んだのだった。そのイラストは壁紙として外務省のウェブサイトで公開されているので、ぜひチェックしてみてほし