低価格な部品からハイエンドなデータベースサーバを作るより良い方法を模索するため、Hewlett-Packard(HP)やIBMなどのメーカーは、高速ネットワーク技術InfiniBandの代わりとなる、より安価なテクノロジ確立のための活動を始めた。 そのテクノロジはRDMA(Remote Direct Memory Access)と呼ばれ、InfiniBand実現で培った技術から多くを生かしているという。RDMAはInfiniBandに比べ低速で、かつ登場時期も遅いが、TCP/IPやイーサネットなど標準で安価な技術を用いたことにより、さらなる優位性を発揮しようとしている。 「われわれは、RDMAでの活動を強力に推進している」とHP業界標準サーバグループのトップのMary McDowellはインタビューに答えている。 もしその能力が期待通りなら、RDMAのリンク技術は、現在何十個ものCPUを搭