「ドイツ人は勤勉」。恐らく多くの日本人が、そう考えていることだろう。しかし、ドイツ人を仕事好きと表現するのには違和感を覚える。なにしろ、とにかく休みが多いのだ。ドイツはEU最大の経済大国として発展を続けながら、ドイツ人は休日をしっかりと楽しんでしる。そんなドイツ人から学べることはあるのか。
By Stefan Ray デッドラインが迫っているのに仕事を先送りしたり、宿題の提出日が近いのに他のことをしてしまうなど、遅れてしまうと大変な事態を招いてしまうかもしれないのに、なかなか行動に移せずに先送りしてしまうことがあり、これはPCN症候群と呼ばれています。最悪の事態を招いてしまう可能性のあるPCN症候群ですが、ウォール・ストリート・ジャーナルが心理学の観点から治す方法を公開しています。 To Stop Procrastinating, Look to Science of Mood Repair - WSJ.com http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303933104579306664120892036 PCN症候群の典型的な行動の1つに、やるべきタスクのしんどさを考えると不安を抱いてしまい、昼寝やFacebo
「正の強化」という心理学用語をご存知でしょうか? ちょっと前、私は子育てにおいてその正の強化の流れに飛び込もうと決めました。そこでいろいろな資料を読んだのですが、いったい何をしていいのやら...。読めば読むほど、混乱してしまうのです。 この記事では、私がその混乱を解決しようと考えあぐねた結果について紹介します。読者の皆さんには正の強化をうまく使ってもらい、お子さんには内発的動機付けのできる子になってもらえたなら嬉しいです。 あたりまえだけど、「怒る&罰則」ではなく「褒める&ご褒美」を! 最初に理解したのは、「怒る&罰則」ではなく「褒める&ご褒美」を使うことでした。怒ることや罰則は、子どものやる気と自信を削いでしまうことが多いのです。褒めることを続ければ、子どもの自尊心が育まれます。子どもは生来、親を喜ばせたいと思っているもの。褒めることで、誤った行動よりも正しい行動をしたいと思うようになる
10月19日に灘校土曜講義にて、キャリア戦略に関して多様性にフォーカスして1時間半の講義をしました。講義資料を一部公開します。 参加者のみなさんがアンケートに書いてくれた感想は、全部目を通しました。一点、僕がうまく伝えられてなかったらしきところがあるのでここで補足します。 「マジック・ザ・ギャザリング」と「プログラミング」のどちらがよいか 「マジック・ザ・ギャザリングに時間をさくよりプログラミングを学ぶべきという趣旨か?」という質問がありました。いいえ、違います。 中学高校時代の時間を投資する対象として「マジック・ザ・ギャザリング」(MtG)が「プログラミング」よりも劣ると主張したようなとらえられ方をしてしまったようですが、そう主張したいわけではありません。僕がプログラミングに時間を投資したのは「将来役に立つ」とおもったからではなく、単にそれが楽しかったからです。MtGに投資している人も、
今後役立つ日も来るかもしれないのでメモしておく。Rubyist寄り。 CSに全く興味がない人はきつい 計算機に関する学科を出ていなければ門戸を開かないと言うのは、人不足の現実から言っても厳しいだろうが、我々の用いる道具に関する最低限の足腰は欲しい。 エラストテネスの篩を説明できるとか クイックソートの計算量のオーダは何で、それはなぜか説明できるとか サブネットマスクとは何かを説明できるとか 簡単な帳票を見せて、それをすらすら正規化できるとか 別に「たまたま知らない」とかはあり得るんだが、ポロポロ欠けていると、それまでの勉強の仕方を疑わざるを得ない感じがする。 とはいえ、Rubyistならウェッブ系と言うかサーバ寄りだろうからRDBやネットワークの知識はある場合が多い気もする(経験上身に付きやすいですよね)。でも、ぼくも割とアルゴリズムを勉強してるとかは大事だと思う。単純にいろいろな技術的ド
※本エントリは、自分の気持ちを整理するという事と、同じ様なやりきれない気持ちを抱えている人達に対して、何かのきっかけになればいいなと思い書きました。自分の不満の憂さ晴らしでもなければ、SIerで働く人達を否定するものでもありません(そんな低俗な事をするつもりは毛頭無いです…)。自分が現状の業界構造に疑問を覚えたのは事実ですが、それでもその中で正しい道を進もうと頑張る人達を心から尊敬しています。 2013年8月31日を持って、新卒で就職したSIerを退職しました。 2012年4月に入社してから約1年半、社会人としてのマナーやプログラマとしての基礎を教えて頂きました。 関係者の皆様、大変お世話になりました。 退職を決めた理由ですが、これといった契機があったわけではありません。 強いて言えば、下記の様な問題を考え続けた結果、転職という選択肢が自分にとって最善であると感じたという事です。 業界の方
人間とウェブの未来(旧) 「ウェブの歴史は人類の歴史の繰り返し」という観点から色々勉強しています。2014年までの人間とウェブの未来の旧ブログです。 自分がLinuxエンジニアになりたくて、入社一年目にやってよかった事をまとめておこうと思う。一年目にどれだけやるかが、勝負の別れめといっても過言ではない。それは技術を学ぶだけではない。いっぱいあるんだけど、最低限やって良かったなと思う項目を列挙する。 それがぼくには楽しかったからを読む Amazonとかで買う。出来れば原著がいいけど無理しなくて良い。 Just for Fun. Linuxがどうやってできたか、なぜそれをしようと思ったのかが分かり、今後自分がLinuxのエンジニアとしてどういう動機で仕事をしていきたいかを考えさせてくれる本。この本を読めば、自分が仕事でオープンソースを扱っていることに自信を持てると思う。 「なんでその仕事してる
連日の終電で体力が削られていて、ちょっと寝坊してしまう。添削待ちの原稿が5本。 午前中はよく分からないが研究紹介を頼まれたので、2時間身動きが取れなかった。5分でいいと言われていたのだが、この時期に2時間取られるのはしんどい。 昼、共著者と原稿・研究についてディスカッション。結局コミュニケーションをちゃんと取っているか、物理的に会える距離にいるならちゃんと顔を合わせて話しているか、といったことが大事なんだと思う。先日 [twitter:@yuchang] が言っていたようだが、企業の人が学生に求めるのは、チームワークであって、スタンドプレーでもいい学生と違うことであるそうだ。 確かに大事なのはちゃんと話を聞くこと、事前に相談すること、仕事を任したり任されたりできること、できないときはできないと報告すること、どういうスケジュールでどうなっているのか連絡すること、そういう基本的なことができるか
ここ半年でIT業界ではビッグデータというバズワードが一気に広がり、データ分析者の需要が急増しています。データサイエンティストは今後10年で最も魅力的な職業になるとも言われており、データ分析に携わる仕事に就きたいと考えている学生も以前よりは増えてきているのではないかと思います。 ビッグデータ、データサイエンティスト、データマイニング、機械学習などのキーワードが散りばめられた記事も連日のように投稿されていますが、新卒の学生がデータ分析の仕事に就くための方法について触れられているものはあまりないようです。IT業界で働いている人たちの間でも、正しい認知が進んでいない状況ですので、データ分析業界の構造を学生さんが理解することは難しいのではないかと思います。 私自身はデータ分析に携わって5年程度で、まだまだ初心者の域を脱していないぺーぺーですが、データマイナーになるためにどんなキャリアを積めばよいかに
現在はグーグルジャパンの顔として活躍する徳生健太郎。彼は日本でも屈指の進学校だった高校を中退して渡米。アメリカの大学で学び、シリコンバレーでベンチャー企業を経て、グーグルに入社したが、大学在学中に日本で就職することは考えなくなっていたという。また、大学時代から、後のキャリアに直結する学びの機会を得ている。 「アメリカの大学は、卒業したら即戦力にならなければいけない、という感覚を誰もが持っているんです。だから、勉強も真剣にやるし、それ以外についても、将来を意識した取り組みを進めている。もっと言えば、早い段階で専門や専攻を絞り込んでいくし、やってみたい方向も定めるんです」 徳生が大学院を卒業してから就職したのは、剛体力学のシミュレーションをするソフトウェアを作っていた会社だったが、実は大学1年の頃から徳生はこの分野に興味を持っていた。 「物理が好きだったことと、コンピューターを使って自然の現象
知ってる人はもう知っているとは思いますが,10月をもって1年と10ヶ月勤めた謎のベンチャーPreferred Infrastructure, Incを去りました.PFIの方々,本当に有り難うございました! エントリを書けと色々な人に脅されているので,てきとうに書きます. 環境 インターンで飛び込み,そのテンションのまま大学を辞めて入社.俺みたいな機械学習や情報検索の基礎すらなかった人間が,今では機械学習プロジェクトで開発をやっていたわけですから,岡野原さんを筆頭に本当濃い社員の人達には感謝しかありません. 学習の高速道路という言葉がありますが,間違いなく超高速,時には事故るんじゃないかという環境でした.右を見ても左を見ても怪物だらけであるこの魔窟で,エンジニアとして勤めることが出来たのは本当に良い経験でした. 俺が入社した時は正社員は15人くらいだった気がしますが,今では既に26人で,もう
いつか、近い将来、こういうエントリを書くことになるだろうと思っていたのですがその日がきました。 今日、10/31をもって現職を退職します。11/1から新しいところで働きます。 初めての転職です。 年齢的にもプログラマの定年というか村上春樹のプールサイドでいう折り返し地点に立っていますので、 いろいろと考えるところもありましたし、新しいところでやっていけるのか不安もありましたが決断しました。 現職には2002年に新卒で入社して以来なので10年と7か月いたことになります。 上司や同僚や顧客をはじめとしてたくさんの人にお世話になりました。 僕の周りには優秀な人も多く恵まれていたなと思います。 新人でコンピュータのコの字もわからなかった自分が曲がりなりにも10年やれたのは周囲のご支援の賜物です。 本当にありがとうございました。感謝の言葉しかないです。 長い期間働いていた後での転職なので、イチローや
先週の10月5日は、スティーブ・ジョブズの命日であり、ビートルズのシングル・デビューの日。 その日、ボクの小さな会社 (株)ツナグ は、小さな新オフィスに入居した。 新オフィスに入居して初めてしたことはマックブックエアーの電源を入れたことだし、引越のBGMはもちろんビートルズ。ジョブズとビートルズに見守られての入居だった。写真は入居した朝のオフィス。まだ家具が何も入ってない状態。借景に青山霊園の緑。 電通を辞めて(株)ツナグを作って約1年半になる。 最初は社員ひとり(ボクだけ)。 辞めたタイミングでたまたま東日本大震災が起きたので、最初の1年弱はほとんど震災支援活動のみ(助けあいジャパン)。つまりほとんど稼いでない。社員もオフィスも特には必要ではなく、いわゆる流行の「ノマド」でやってきた。 でも、生きるためには稼がなくちゃ。いつまでも支援だけでは干上がってしまう。 なので、去年末くらいから
「プログラミングに関する雑多な事柄」がテーマの本連載、最終回の今回はプログラマについて取り上げてみたいと思います。 生産的なプログラマとは? 生産的なプログラマは平均的なプログラマの何倍もの仕事をする、という話をよく耳にします。確かに経験に照らし合わせても、できるプログラマの生産性には目を見張るものがあります。 ここでは、私がこれまでに関わった中で、生産的なプログラマにどんな特徴が見られたか紹介したいと思います。 レスポンスが早い チームでの開発では、他のメンバーから質問があったり、何かを依頼されたときに、できるだけ早くレスポンスすることが大切です。 たとえば、ちょっとした質問への返事が遅いだけで、誰かの進行が止まってしまうことがあります。レスポンスの早いプログラマと一緒に仕事をすると、こうした待ち時間が最小限になります。 フットワークが軽い 私の知り合いのあるプログラマは、何かアイディア
新社会人の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 最近、SIerに就職した知人が「会社辞めたい」というのをちらほら聞く。聞いてみれば、彼等は仕事で挫折しているわけではない。むしろ、技術に優れ熱意を持っている事が多い。ではなぜ辞めたいのかと聞けば、一日中画面のスクリーンキャプチャ撮らされたりCOBOL読まされたりしていて、「ああ、そっか…そうだよね…。」となる。 そんな時は、SI業界の熱い人達のスライドを見て何かを感じよう!という事で4つ選んでみた。弊社関係者が多いのは僕のネットウォッチの都合上お許しください。moon and strategy moon and strategy from toshihiro ichitani 永和の@papandaさんのスライド。「自分の生き方を他人任せにしない」受託プログラマの進路〜アジャイルセールスと手塚モデル〜 受託プログラマの進路 〜アジャイルセールス
5月31日で、2年とちょっと働いたパナソニックを退社しました。最初半年ぐらいは研修だったので、実質1年半ぐらいで辞めたことになります。 辞めた理由はシンプルで、私はソフトウェアの開発がしたかったのですが、実際にはソフトウェアの開発が出来なかったこと。それから、社内の雰囲気が合わなかったことです。 もし今就活中、または来年就活の方で製造業を志望されているソフトウェアエンジニアの方がいたら参考になるかもしれませんので、少しだけ書いてみます。 ただ、大きな会社なので、部署によっては全然雰囲気が違うようで、楽しく仕事をしているところもあるようです。たまたま、私が合わなかっただけです。実際離職率は低めです。 それから、仕事の方針にはミスマッチはありましたが、部署の皆様には大変お世話になりましたし、私の考えに共感して助けてくださることもありました。特定の方を非難する意図はないことを申し添えておきます。
今日はid:gothedistanceと飲んだ。1年ぐらい前から飲もう飲もうといっていてようやく実現。 さすがはござ先輩。いろいろと教えてもらった。 その中で、SIおよびSEのこれからに暗い影を落とす話をした。 これはウチの関西側の営業担当が聞いてきた、あるSE派遣の企業の話。(とはいえ関西企業に限った話ではない) 何十人もの新人さんを集めて、無料でいろんなプロジェクトに派遣するビジネスモデルが台頭してきているらしい。 何十人の内、数名でも生き残って、その後定期的な売り上げになれば良いという、携帯の新規契約無料みたいなモデルだ。 経験者も言い値で出すという。 新人さんに経験を付けてもらうためにお試しで出向することは百歩譲って良いとしよう。 いくらなんでも新人ばかりで上手くいくと思っているような 受け入れ側もプロジェクトもさすがにないから、 こういう新人さんを受け入れるのも1つのプロジェクト
Google辞めました。 最終出社日は 5月11日。 5月31日まで有給消化。 その後は無職。 転職先が決まっていて有給消化している「なんちゃって無職」ではなく、ガチ無職。 とりあえずハロワでも行こうと思う。 まず初めに。 この記事は、Twitter で @takeda25 をフォローしてくれている人たちが想定読者だ。 また、これは相当長くなると思う。さらに、中ではたとえ話を使うので、読んでもさっぱりピンと来ないかもしれない。 だから、長い文章を読んで「読んで時間を無駄にした」と思うタイプの人は、ここで読むのをやめてほしい。 もう一つ。 この記事を書いた人間(真鍋宏史)は無名の一社員で、ろくに業績もない。 そういう人間が何かを言っても聞く価値はないと思うなら、やはり読むのをやめてほしい。 この記事では、自分のいた場所に対してネガティブなことも書くと思う。 そのため、なぜそういう行動を取るか
グーグルを辞めて古巣のマイクロソフトに戻った James Whittaker さんのブログを翻訳してみました。最後の一言が気に入ったので。 グーグルからマイクロソフトに転職することはそんなに珍しいことじゃない、と指摘するだけでは説明として十分じゃないんだろうと思うので、もう少し詳しく説明するよ。細かいことはいいという人のために用意した短いバージョンは次のとおりだ。「ぼくの考えでは、モバイルやウェブで起こっているいろいろなことは壊れていて、ますます壊れる方向に進んでいる。ユーザーはプライバシーに対する攻撃を受けていて、アイデンティティや個人情報に対するコントロールを失いつつある。個人開発者にとっては、ウェブを前に進めるために必要なデータやサービスが壁に囲い込まれてしまっている。この問題を解くには、さまざまな知的な資質や、技術的・情報的な資産、そしてソフトウェア開発者に対する包括的な態度が必要
こんにちは、ほぼ日刊イトイ新聞の奥野です。 2010年12月ですから、もう1年4ヶ月くらい前、 まだ東北の震災が起こる以前のこと。 ある若い読者から、「ほぼ日」に宛てて 1通のメールが届きました。 京都大学に通う、志谷啓太さん。 当時、3回生(3年生)で、年齢は22歳。 真冬の深夜に届いた、 読むのにちょっぴり長めのメールは 以下のように、はじまります。 はじめまして。 現在、大学3回生で、就職活動中の者です。 突然ですが 「糸井さんが、就職活動中の僕を面接する」 というコンテンツを やっていただけませんでしょうか。 といっても 糸井さんの事務所に入るためではなくて、 面接という堅い形式は残したまま、 これから社会に出て行こうとする学生の話を 糸井さんに、聞いてもらいたいのです。 糸井重里に、面接してほしい‥‥という内容。 しかも「糸井事務所に入るため」ではなく、 「話を聞いてほしい」との
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