最近,製造業を中心に「見える化」の話題が大きく取り上げられています。 ソフトウェアはハードウェアよりも開発の工程が見えにくいため,開発やメンテナンスにおいて,より一層の「見える化」の努力が必要となります。さらにソフトウェアのオフショア開発においては,海外側の開発状況や担当技術者の顔や表情が見えにくいため,特に大小いろいろなトラブルが数多く発生します。 筆者はオフショア開発におけるトラブルを出来る限り防ぎ,そして発生するトラブルの影響を最小化するためのいろいろな取組みをやってきました。その結果,よい最終プロダクツ(成果物)を生み出すためには,途中のプロセスが重要であるという,ごく当り前のことに気付きました。ソフトウェアの開発プロセス,オフショア状況,そして海外技術者の表情などが「見える」と,適切な対応がとれるので,結果としてプロジェクトがうまく進むという点です。 オフショアをうまく進めるため
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