フィリピン・アルバイ(Albay)州Cagsawa村の水田で農作業する農民(2006年7月17日撮影、資料写真)(c)AFP/ROMEO GACAD 【12月6日 AFP】アジアの農民は休暇に航空機で海外旅行をしたり、大型エンジンを搭載した乗用車を乗り回したりすることは少ないかもしれないが、温室効果ガスの排出量削減の一つの大きな鍵を握っているのは彼らだと科学者たちは指摘する。 現在、温暖化の要因として注目されているのは主に化石燃料の使用と熱帯森林の伐採だが、温暖化の一因とされるメタンを最も多く放出するのが稲作の水田なのだという。温室効果ガスとしては二酸化炭素がもっともよく知られているが、大気中のメタンは二酸化炭素の少なくとも20倍もの温室効果があるとされている。 フィリピンのロスバニョス(Los Banos)にある国際稲研究所(International Rice Research Ins
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