26日にフェイスブックの株価は一時20%下落、時価総額は1200億ドル(約13兆3000億円)減と、個別株で1日に吹き飛んだ金額としては過去最大となった。この数カ月間続いたフェイスブックの社会における役割や、ビジネスモデルの倫理を巡る議論を乗り切ってきた株主も、同社のコア事業の伸び鈍化を受けて急きょ背を向けた。デービッド・ウェーナー最高財務責任者(CFO)は同社売上高の伸び率が今年7-9月(第3四半期)と10-12月(第4四半期)のそれぞれ「1桁台後半のパーセンテージ」で鈍化するとの見通しを示した。 信頼感の低下に伴い、ザッカーバーグ氏に議決権のさらなる分与と、取締役会会長職をより独立した人物に譲るよう求める声が強まっている。 昨年、ザッカーバーグ氏の会長交代の株主提案を支持したとトリリアム・アセット・マネジメントの株主権利擁護担当ディレクター、ジョナス・クロン氏は、「ザッカーバーグ氏は自