オーストラリア・シドニーの動物園にいるコアラ(2013年4月24日撮影、資料写真)。(c)GREG WOOD / AFP 【8月21日 AFP】コアラは餌とするユーカリの種類のえり好みが激しく、生息地の消失による悪影響を受けやすいが、オーストラリアの研究チームは、別の品種のユーカリを食べるコアラのふん便を摂取させることで、コアラの飢餓問題を解決できるとする論文を発表した。 【編集部おすすめ】愛されるコアラの暗い未来、オーストラリア この研究では、経口摂取できるカプセル入りに加工したふん便をコアラに与えて腸内の微生物環境を変化させ、食べられるユーカリの葉の種類を広げた。 専門誌「アニマル・マイクロバイオーム(Animal Microbiome)」に20日掲載された論文の主執筆者で、豪クイーンズランド大学の化学・分子生物学部(University of Queensland、Chemistry