北朝鮮との国境に近い中国北東部・遼寧省丹東の北朝鮮レストランで接客する北朝鮮の女性従業員(2010年11月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/FREDERIC J. BROWN 【5月11日 AFP】北朝鮮が中国で経営するレストランから2年前、女性従業員12人が韓国へ集団亡命したのは、韓国情報機関の作戦の一環でだまされてのことだった──。女性らと共に韓国入りした同レストランの店長が、韓国テレビ局に対し衝撃の暴露を行った。 注目を集めたこの事件をめぐって北朝鮮側は、従業員の女性らは拉致されたのであり、帰国させない限り南北離散家族再会事業は中止すると主張。一方韓国側は、従業員らは自らの自由意志で脱北したのだと説明し、訴えが食い違っていた。 しかし10日夜に放送されたテレビ番組で、従業員らが働いていた中国・寧波(Ningbo)にある北朝鮮レストランの店主、ホ・ガンイル(Heo Gang-il)