世界的な日本食ブームになって久しい。いまや海外で寿司屋を見かけることは珍しくないし、ラーメン屋や居酒屋も増えている。 ところで、もし海外の人に「代表的な日本食は?」と聞かれたら、いったい何を挙げるだろうか。 先日、農林水産省が「世界が認める日本の食150」を策定した。これは海外における日本食材の認知度を高め、輸出を促進していくことを狙いとしたもの。この結果がなかなか興味深い。 まず「日本食10選」では、多様な日本料理等の中から代表的な10種類が選ばれた。結果は以下のとおり。 (1)みそ汁・すまし汁(うまみ・だし)、(2)すし・さしみ、(3)鉄板焼き・すきやき・しゃぶしゃぶ(肉料理)、(4)てんぷら、(5)精進料理・豆腐(野菜料理)、(6)ごはん・炊き込みごはん、(7)麺類、(8)フルーツ、(9)日本酒・焼酎、(10)日本茶+和菓子。 だいぶざっくりしたくくりである感も否めないが、確かにどれ
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