Googleは米国時間8月10日、「Android」でダイレクトレンダリング3DグラフィックスAPIの「Vulkan」をサポートすると発表した。 Vulkanの開発元であるKhronos Groupは、「OpenGL」や「WebGL」といったコンピュータグラフィックスレンダリング用のオープンスタンダードAPIを手がける非営利の共同コンソーシアムだ。Googleが新APIのVulkanをサポートすることで、開発者はVulkanを使用するか、信頼性が実証されている「OpenGL ES」を使い続けるか選べるようになる。 Googleによると、VulkanはアプリケーションがデバイスのGPUをより多く制御できるようにすることで、全体的な性能と効率の向上を図るという。 「Vulkanは、ドライバのCPUオーバーヘッドを抑え、アプリケーションがGPUの動作をより直接的に制御できるようにゼロから設計され