紙面で読む鈴木健著『なめらかな社会とその敵』 ジョセフ・ヒース著『ルールに従う』 ◇社会を変革する遠大な思考実験 『なめらかな社会とその敵』の想定読者は三百年後の未来人。だが古代人たる評者にも、その意気込みはわかる。まったく新しい通貨システム! しかもお金の意味すら変え、社会自体の変革まで射程に入れる遠大さだ。 著者は、題名通りのなめらかな社会を夢見る。人々の… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連記事契約ルール、120年ぶり全面改正へ 個人保証制度など(2/26)3時間半ルール、NPBが撤廃決定(3/8)「30年代にゼロ」40年ルールだけでは無理(9/15)PR情報