『聞き上手は一日にしてならず』(永江朗著・新潮文庫)より。 (ライター・永江朗さんが、各界の「プロの聞き手」10人に「聞き方の秘訣」についてインタビューした本から。黒柳徹子さんの回の一部です) 【永江朗:『徹子の部屋』は世界でも珍しい長寿番組になりましたね。ひとりで司会するトーク番組としては世界最長だとか。長く続くからには、それだけ画面にはあらわれない苦労も多いと思います。収録の前には、どの程度、スタッフとミーティングをするんですか。 黒柳徹子:月曜、火曜で6本録っています。本当は5本でいいわけですけど、少しずつ余裕を見て。6本録れば、1ヶ月で4本のストックができます。何があるかわかりませんからね。ユニセフの仕事で海外に出かけるため、夏休みとして収録を2週お休みします。芝居の舞台稽古があって休むこともあります。毎週、金曜日に打ち合わせをするのですが、いまディレクターが14人ぐらいいまして、
「へー、すごいねー。」とリアクションしてばかりのあなたへ。 自慢話をする男は多い。それにウンザリしている女性も本当に多いと思います。相手の顔色をうかがいながら、「すごーーーい。」と気を使って発言している方も多いと思います。相手の自慢話に付き合い、時間が過ぎることをただ待つだけでは、退屈です。今回は、自慢話するウザ男の「本来の実力」を露呈する悪魔の質問集とその手順をご紹介します。 【下準備編】 最初の10分間は、ひたすら相手の話を聞いてあげましょう。 相手の話を聞いてあげることで、相手はあなたのことを信頼し、自慢話をしている自分にウットリする状態となります。この状態を作り出しておくことが、この後の「反撃編」につながる、大切な過程です。 トーク例1)「すごーい!」 自慢話をする男性に対する基本リアクションです。すごくなくても、「すごい!」と言ってあげましょう。 トーク例2)相手の
吾輩はプログラマーである。名前はまだ無い。 この電算機の鍵盤の上でしばらくはよい心持に打音を鳴らしておったが、しばらくすると非常な速力で意欲が減退し始めた。画面への点や線の描画と色の変更と条件分岐と繰り返しばかりしているのが無闇に馬鹿げてくる。到底心持は戻るまいと思っていると、ガチャリと音がしてテグザーというゲームが起動した。それまでは記憶しているがあとはテグザーに飽きるまでのことは何の事やらいくら考え出そうとしても思い出せない。 ふと気が付いて見ると電算機の画面が暗い。たくさんおった敵が一体も見えぬ。肝心の電源さえ落としてしまった。その上今までとは違って無暗に衝き動かされる。居ても立ってもいられぬくらいだ。はてな何でも容子がおかしいと、先刻の例題を見ると非常に面白い。吾輩はこのゲームもプログラミングで創られていることに気付いてしまったのである。 Inspired By ・「吾輩は猫である
http://anond.hatelabo.jp/20080323175904 半年前に「人月計算とExcelとスーツの世界より」を書いた増田だけど、この増田が他人に思えなかったので、半年ぶりに自分の話をしたいと思う。 半年前のエントリの内容、読んでない・読むのたるいって人のために簡単にまとめておく。 俺はCOBOLっていう昔々の言語を使って巨大な金融システムのお守りをしていた。それは誇らしい仕事(「これ読んで「転職考えろ」とか言ってるやつってアホだろ」的な意味で。これももっともな話だよね)ではあるんだろうけど、俺はやっぱりキャッチーな新技術がやりたくてたまらない。 そんなふうに増田に愚痴ったところ、なんか400以上のブクマがついた。以上がこれまでのあらすじ。 話の続きを始める。 あれほどのブクマを集めたことなど初めてだった。戸惑いながらも、日々増えていく皆のコメントを噛み締めた。 転職を
ゲームが大好きで、今も昔もゲームにたくさんリラックスさせてもらって、どんなに忙しいときも最低週に10時間くらいはゲームをして、ゲームからたくさんのことを教えてもらってきた私にとって、最近世の中で言われているような、ゲームが人の攻撃性を育てるとか、ゲームが人間的なつながりを薄めるといった指摘はかなり違和感のあるもので、かと言ってそうした指摘に対して反論を行っていくというのはスタンスとしてあまり好きではない。 だから今日は、自分がこれまでゲームから学んできたことをいくつか書いてみたいと思う。 今一番熱中している World of Warcraft で私は多国籍ギルドに入っていて、普段は時間帯の似ているオーストラリア人のプレイヤーと遊んでいることが多い。彼らのやり方を見ていて面白いな、と思うのは、難しいといわれているところでも、とりあえず行ったことのないところにトコトコと出かけていって、全滅して
昔からよく思うのは、プログラミングの快感とゲームをプレイしている時の快感には多くの共通点があるということである。 小学生の頃、ロトのつるぎを手に入れたのだけれど寝る時間になってしまい、次の日は学校に行ってから家に帰るまでの時間、ロトのつるぎを装備したら今まで倒すのが大変だったモンスターとの戦いがどのくらい楽になるのだろうと想像ばかりして、授業が終わると一目散に家に帰ってテレビに噛り付いて新しい武器の切れ味を試した。 これはいわば、試してみたい欲求である。 ゲームをしていてうんざりしてしまうときがあるのは、例えば、工夫する余地がなく、ただひたすらに時間をかけなければ次に進めないような種類のゲームをやっているときである *1。物語を先に進めるのに、なぜここまで単純労働を繰り返さなければならないのかとやきもきしながら、それでも義務感でエンディングまでやってしまう傾向にある私のような性格だとなおさ
「テレビの中身が自分で動かせる!」 それが私にとっての、ファミコンの最初の感動だった。 ファミコン以前にも、テレビの中身を自分で操作することはできた。ビデオのリモコンで再生ボタンを押したり巻き戻しボタンを押したりすればテレビの内容が指示した通りに変わったし、テレビのチャンネルを変えれば番組そのものが切り替わった。 画面上のキャラクターを自由自在に操れる人がいるのに、自分には同じようにできない。ゲームセンターで名人の周りに人だかりができるようなあの憧れの感覚はスポーツのそれとも似ている。あの頃はまだ RPG もなくて、経験値はゲーム内のキャラクターではなく、自分自身にだけ蓄積されていくものだった。 十字キーとABボタンから派生したクラシックコントローラーで操作するゲームに対して昔のような興奮を感じられなくなったのは、今ではもう誰もがコントローラーの基本的なリテラシーを身に付けてしまって、クリ
昨日、ZDNetに「Steve Jobs氏のようにプレゼンテーションをする方法」という記事が掲載されており、これはとても良くまとまっているし面白い記事だったわけですが、このプレゼン手法は使いどころが結構難しいな、とも思ったので、マーケティング担当の斉藤君とアルバイトの佐藤君という2人の架空人物を通してケーススタディを考えてみました。 - 某日、マーケティング部定例会議にて - 部長 「では次は、斉藤君から先週のイベントの報告をお願いします。」 斉藤 「...われわれは今日、共にある歴史をつくることになる。」 部長 「斉藤君...!?」 ざわめく会議室。 斉藤 「人類はこれまで3つのリンゴを手にしてきました。アダムとイブのリンゴ、 ニュートンのリンゴ、そして、アップルのリンゴ。」 斉藤 「われわれは今日、4つ目のリンゴを手にすることになります。」 静まり返る会議室。 一体、何が始まろうとして
本稿は取材に基づいて客観的事実を伝える報道記事ではなく,谷島個人の考えを書くコラムです。 妙な書き出しになったが,その理由は後で述べる。ITpro Watcher欄の寄稿者,小飼弾氏が書いた『(6000)人が作ったシステムは必ずどこか壊れている』という文章が5月14日付で公開された。冒頭に「ここで語っておきたいのは,ITproの報道姿勢だ」とあったのでITpro関係者として読んでみると,中身は筆者および拙稿に対する批判と苦言であった。ITproではない場所に書いた記事にも言及されているので,ITproというより筆者の「報道姿勢」が問われていることになる。 インターネットの面白い所は双方向のやり取りが簡単にできることだと思う。ご意見を寄せてくれた小飼氏にまずお礼を申し上げる。ご指名を受けた以上,すぐにお答えしないといけないと思ったものの,なかなか書けず,今日までかかってしまった。言い訳になる
ドメインウェブの設定が見つかりません 考えられる原因 ドメインウェブの設定がまだ行われていない。 ドメインウェブの設定がまだ反映されていない。(反映には数時間~24時間かかることがあります) ドメインウェブ・DNSの設定が誤っている。 アカウントが存在しない、契約が終了している、削除されている。
風車の国オランダから「時速100キロメートルの風に耐えられる」という傘が日本に初上陸した。広げたときに前後が非対称なデザインは空気力学に基づいた設計で、強風でも裏返らない。国内販売はマークスインターナショナル(東京都江戸川区)が取り扱う。 このユニークな傘「SENZ Umbrellas(センズ アンブレラ)」は、オランダ企業のセンズ アンブレラが開発。すでに欧州ではヒット商品になっている。普通の傘は柄がついたシャフトが中心にあるが、この傘はそれが前にずれた変わった形。差してみると、頭が傘の中心近くに位置するようになり、身体がすっぽりと収まる。 この斬新なデザインにより、風の流れの中で傘が自然に動いて、風の抵抗を抑えながらベストなポジションを維持する仕組みだ。センズ社がオランダのデルフト大学と共同開発し、同大学の実験では風力10(風速1秒当たり24・5〜28・5メートル、樹木が根こそぎ倒れ、
IBM Pulse2008は、約4500名の参加者を集め、盛況のうちに閉幕した。「サービスマネジメントに関するテクノロジーとハードウェア、ソフトウェアを一堂に紹介できたことがうれしい。そしてユーザー同士でベストプラクティスを共有するという素晴らしい体験ができた」と振り返るIBMソフトウェアグループ Tivoliゼネラルマネジャーのアル・ゾラ氏と、同社ミドルウェアサービス & グローバルテクノロジーサービス バイスプレジデントのマリー・ウィーク氏に話を聞いた。 産業化とは、サービスマネジメントをサイエンスへ進化させること ――これまで、TivoliをはじめMaximoやNetcoolなどが個別に行っていたカンファレンスは「Pulse」として統合された。その目的は。 ゾラ まず明らかにしたいことは、ここで挙げられた製品コンポーネント統合した状態でユーザーやビジネスパートナーに紹介することで、我
本コラムでは、人材マネジメント・労働雇用政策を研究テーマとするシンクタンク、リクルートワークス研究所所長の大久保幸夫氏に、転換期を迎え、企業において今後の施策が緊急視されている人材マネジメントに関し、さまざまな角度から語ってもらう。 市場がグローバル化して、日本企業も次々に海外展開するようになってきています。そうなると日本企業の人材マネジメントは他国といったいどこが違うのか? 日本企業の人材マネジメントの強み、弱みはそれぞれ何なのだろうか? このような疑問が湧いてきます。 私が人事や人材育成の問題を研究していて強く感じるのは、日本企業は若手の育成やマネジメントと現場の育成やモチベーションには長けていて、反対に中高年の育成・モチベーション向上や、リーダーの育成などには弱いのではないかということです。 たとえば、新卒一括採用で導入研修を行い、現場に配属して、とりあえずひとり立ちさせることについ
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