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ブックマーク / www.akizero.jp (2)

  • 第6回 「品質向上」のマイナス面 ~過剰品質化は止まらない~ | 亜紀書房ZERO事業部

    「できるかどうかは仕事をとってから考える」 会社の給与レベルや手当といった 金銭面や待遇面での「量的な」不可逆過程 の次に紹介するのは、「質的」な不可逆変化です。ここでは製品やサービスの品質を取り上げてみましょう。 生まれたばかりのベンチャー企業は、まずは仕事をとることが至上命題ですから、お客様へ提案するにしても、まず「できます」という姿勢は必須です。「 できるかどうかは仕事をとってから考える 」というやり方もあるでしょう。 ここまでの極端な考え方は立ち上げ期が過ぎれば卒業するとしても、若い会社は初めてづくしですから、製品やサービスの品質についても「走りながら向上させていく」のが正直なところではないでしょうか。したがって若い会社には、慎重すぎる人は適していないとも言えます。 手間やコストと品質レベルの関係 創業から歳月が流れるにつれて、創業期の「サバイバル経験」をした人たちにはノウハウが蓄

  • 第9回 新卒社員の「勘違い」 ~外注化の増加は止まらない~ | 亜紀書房ZERO事業部

    外注化が進む「現場に近い仕事」 続いての「会社の不可逆過程」は「外注化」です。会社の中のさまざまな業務は、はじめはその会社にしかできない付加価値の高い内容だったものが次第に多数の人ができるように標準化され、「付加価値の低い仕事」となって、関連会社やサプライヤへの外注が進むようになっていきます。 会社の業務はいわゆる「ノンコア業務」から順番に外注化が進んでいきます。何重もの 複雑な多層下請け構造 で有名な建設業界はもとより、「ITゼネコン」とも表現されるSI(System Integration)業界においても、実際にプログラムを行っているのは関連会社や協力会社の場合がほとんどですし、あるいはテレビ番組の制作や旅行会社の現地ガイドなど、いわゆる「現場に近い仕事」ほど外注化は進行しています。 もちろんこれは、経営的には意味があります。ある程度定型化されて、他社に対しての差別化要因とは関係ない業

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