2015年01月10日15:06 by jyoshige “格差”が死語になったわけ カテゴリその他 民主代表選に出馬した長妻さんが「格差是正」を全面に打ち出している。ここでいう“格差”というのは、世代間格差とか一票の格差ではなく、いわゆる貧富の格差全般のことだ。すっかり死語になった感があり、久しぶりに聞いた気がする。 なんていうと「まだまだ困ってる人はいっぱいいるじゃないか」と思う人もいるかもしれないが、“格差”を死語に追いやったのは誰あろう、当の民主党である。 09年選挙に際し、民主党は「小泉改革で格差拡大」という旗を掲げて戦い、見事政権交代を成し遂げた。その後、厚生労働大臣となった長妻さんたっての肝入りで、初めて日本全国の貧困調査も行われた(以下、厚労省作成資料より)。 でも、結果はなんと、過去10年で唯一貧困率が改善したのが小泉政権期だったという(彼ら民主党とリベラル派の皆さんにと