作曲家のこおろぎです。 作曲家の基礎能力というものを鍛えようとするときに どんな勉強をします? 和声法とか対位法、管弦楽法 楽器の使い方を覚えたり いろんなジャンルの音楽の作り方を覚えたり DAWやプラグインの使い方を覚えたり ミックスダウンのやり方を覚えたり… 作曲家として伸ばせる基礎能力っていうのはいろいろあると思うんです。 その中でも見逃されがちな能力があります。それは 選曲能力 です。 選曲能力とは何か 選曲能力とは 「舞台や映像作品を制作する時に、どこにどういう音楽をつけるのか」 ということを考える能力です。 どこにどういう音楽をつけるのか、ということを決める作業を「選曲」というんですが、 通常の作品だと、選曲さんと言われる方や、音響監督などが選曲を担当します。 「ここら辺に大体こういう曲をつけておけばいいか」みたいなことは全然なくて、 何らかの確固たる意図があって「このタイミン