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2021年10月5日のブックマーク (1件)

  • 萌芽のきらめき・結実のとき 大塚 淳 准教授 - 京都大学広報誌『紅萠』

    2021年秋号 萌芽のきらめき・結実のとき 哲学と統計学を対話させ、揺らぐ〈正しさ〉の在り方を問う 大塚 淳 文学研究科 准教授 データをもとに科学的な結論を導く統計学。学術的な論文から世論調査の結果を伝えるニュースまで、八面六臂の活躍を見せる。人間の認識を俯瞰的に問う哲学の視点から眺めれば、〈正しさ〉や〈真理〉の姿は蜃気楼のように揺らぎだす。統計的データの処理・分析方法が進展し、人工知能が台頭する時代に、〈正しさ〉の在り方はどう変化するのか。哲学者が担う役割を模索する。 大塚 淳准教授 自然科学やビジネス、社会調査など、多岐にわたる分野で活躍する統計学。主張に科学的な説得力をもたせるには欠かせない存在だ。その発想は一般市民にも共有されており、「統計的に有意です」と聞くと何となく信頼できると感じる人は多いはず。それでは、なぜ統計学は正しさを保証できると考えられるのか。その問いに挑むのが大塚